TSA120-BINO in the making-5

 前回ご説明したように、左右鏡筒のアリミゾは、上からではなく、下から前後2本ずつのM8のキャップボルトで固定することとしました。赤い矢印で示したバカ穴X4だけで十分なのですが、より初期調整が楽になるように、アジャストネジを追加しました。
 左手前の2本のセットビス(イオネジ)は、余裕を見た10φ穴のアジャスト用で、右の水色の矢印の4本のネジ穴は、右鏡筒の上下微調整の押しネジ用です。右鏡筒の微調整は、シムを下に挟むことでも可能なので、この押しネジは必須ではありませんが、あれば便利かと思います。

 左のアリミゾが左右に微妙に方向調整が可能で、右のアリミゾは、前方のみ、もしくは手前のみ少し押し上げることが出来るわけです。実際には、ほとんど調整する必要はないでしょう。