TSA120-BINO in the making -3/ The Dovetail-Holder; the annoying structure ! / 迷惑なアリミゾのセット構造!

 市販のアリミゾ金具(ロスマンディ規格)は概ねこんな感じで、中央に1/4インチのメネジが切ってある以外は、すべてバカ穴で、上から下の架台等にボルトで固定する前提になっている。 パーツメーカーさんには、BINO用の用途なんて全く眼中にないので、当然と言いたいのだろうけど、この方法での固定だと、アリミゾの向きを微妙に調整したい場合は、修正方向(と量)を明確に把握した上で、鏡筒を撤去し、調整後にまた鏡筒を再セットして結果を見て、完璧でなければ、それを繰り返さないといけず、極めて効率が悪い。
 BINO用では、ベースプレートの下側からボルトで固定する方式でないと、初期調整が非常に面倒になる。アリミゾ側に新たなメネジを切れば良いだけのことなんだけど、これほど徹底して多数のバカ穴と肉抜きがされていると、実に迷惑なのだ。^^;
 ただ、彼らの浅知恵をかいくぐるのは、私にとっては簡単なことだ。(請うご期待!)