1か月仕事をさぼって(入院して)いたので、フル回転で取り戻しています。^^;
光は、通常のEMS-UL+ヘリコイド付きBINO用セット、右は単体のEMS-UL(黒)のシュートノーズタイプです。
余談ですが、転倒等の大きな衝撃を加えて、EMSが第一ミラーユニットと第二ミラーユニットに離散してパニックになられる方がいるので、ついでにご説明しておきます。
EMSの第一、第二ユニットは、基本、テーパーボスで嵌入後に3方のホローセットビス(イモネジ)で固定しています。それが、不幸にも離散したからと言って、パニックになる理由は全くありません。
「あなたは、アイピースを抜き差しする度にパニックになりますか?」ということです。
これは、海外の(パニックになられた)ユーザーさんからの写真ですが、パニックになられた理由は、多分、セットビスが当たる部分が画像のようにえぐれてしまったことでしょうね。
で、これをどう対処するか?
当サイトの製作工程をずっと見てくださっていれば、自ずと身に付いていても良いのでは?というのは製作者の傲慢でしょうか?
この傷付いた、接続用のテーパフランジですが、6本のM2の特殊な皿ビスで固定されています。
ということは、フランジを外して、60度回転させてから固定すれば、3方のセットビスを、崩れたフランジのポイントから外せる、ということです。
6本のネジを撤去しても、フランジが外れないことが多い、またパニックですか?
それは、内面艶消し塗料が浸潤してくっついているので、木槌かプラスチックハンマーで軽く叩けば外れます。外した後は、無水エタノール等とカッターナイフ等で無駄な塗料を清掃しておきましょう。
接続アングルは、直角面定規を使用しますが、直角面定規がない、とまたパニックにならないでくださいね。
デスクトップと壁等、何でも代用できます。(デジタル傾斜計があると完璧です。)
で、接続でしました。はい、BINOにして覗きます。
あれ、左右で像が傾いている! ← またパニックですか???
像の回転の調整方法は当サイト内に掲載していますので、ご検索ください。^^
ということで、分解離散したEMSの復元は、外したアイピースを再度挿入するのと大差ない作業ですので、決してパニックにならないようにお願いします。
まあ、それ以前に、転倒させないでくださいね。大切に取り扱ってください、ということです。
また、接続部のネジの緩みも、時々はチェックしましょう。