2個連結して加工することで、定位置をトリミングすることが出来ます。
加工後、アルマイトが剥げた部分を塗装しています。
31.7用の落とし込みキャップにご注目ください。
まず、左右で色が違いますね。左がお持ち込み分で、右が新規にご用意したもの。
わずか数か月のご使用でしたが、オリジナルのキャップを紛失(混同)しておられます。
バレル先端用の2”キャップもしかりでした。この際、「キャップも本体の一部なので、大切に保管してくださいね。」と申し上げたい。追加工等で返送して来られるEMSで、オリジナルいのキャップが付いて届くことは、ほぼ皆無なのです。
納品後は、どんな使い方をしようと、ユーザーさんの自由なんですがね。一見些細なことに見えますが、開梱したEMSのキャップが無かったり、すり替わっていたりすると、多少がっかります。
たかがキャップ?と思うでしょうね。でも、キャップは、極めて重要なパーツなんです。
新しいパーツを設計する際には、初めにキャップメーカーのカタログから規格サイズを調べてから設計します。また、最小注文ロットも、最低でも数百、普通は千個単位なので、いつも、それなりの”痛み”を伴って確保します。
それと、これも些細なことと思うでしょうが、31.7用の落とし込みキャップは、つまみ用の隔壁を止めネジの方向と一致させてくださいね。それで、止めネジを締めても、キャップが凹みません。些細ないたわりですがね。
今回は、ユーザーさんに苦言を呈しましたが、これは、氷山の一角です。
スターパーティにたまに参加すると、悲鳴をあげたくなるようなケースにも遭遇します。