私はもともとズームアイピースには興味はなかったんですが、遠くの鉄塔に止まっている鳥の種類は?と、またアイピースを交換してフォーカシングをするよりも、このミニBINOにはズームアイピースが便利だろうと、リーズナブルな物(SVBONY8-24ZOOM)を試してみました。
手持ちiPnoneで炎天下の撮影であることを考慮してご覧ください。(スマホの隙間から太陽光線が侵入し、本来のコントラストが表現できません。)
結果は、非常に良好でした。最低倍率での見かけ視界が少し小さくなるのは、ズーム一般の宿命ですが、その他は非の打ちどころがありませんでした。何より、常にアイレリーフが20mm近く確保できているのは、私の好みにぴったりでした。
当初、倍率を上げた時のために、ファインダー台座をどこに設置しようかと、いろいろと準備を進めていたのですが、「ファンダーにファインダー?」ということもあり、ズームアイピースが閃いた次第です。^^
低倍側でやや狭くなる見かけ視界も、このミニBINOのプリズムの小ささには合致しており、コントラストも向上するようです。視野円の円周がくっきり黒く縁どられるのは気持ちの良いものです。