画角を確認するために、太陽ディスクの試し撮り。
アチャー!はみ出してる! MK105鏡筒の焦点距離のメーカー公称値は1365mmだが、焦点を外にかなり引き出すので、それより長くなるのは想定済み。1500mmにはなるだろうと思っていたのが甘かった。
EOS Kiss X8iのセンサーサイズ、22.3X14.9mmに納まらない。合成焦点距離は1700mmを超えているみたい。
そこで、レデューサーをセットすることにした。
31.7Φアイピース用のレデューサー(アイピース直結で0.75倍)、通常の向きでセットするとセンサーから離れすぎになり、かつ前に突出するとCOMBO-QUARKとも干渉するので、レデューサーが裏側になるようにセットする。外枠はこちらで製作。
(当然、中のレンズも裏返した。)
↑これが、レデューサーのセット前。
余談になりますが、上の画像の一部を拡大したものです。雨中の撮影でしたが、手すりのネットが写っていますね。上の元画像を拡大して見てください。
これが、レデューサーセット後。約0.42倍で、過剰だ。
そこで、レデューサーをさらにカメラの奥にセット。
レデューサーが簡単には外せなくなったが、専用のアダプタ―としてしまえば問題ない。
これで0.5倍。これなら余裕で大きなプロミネンスも入るし、追尾誤差で画角から漏れる心配もない。
レデューサーをもう少し奥に移動させても良いが、フリップミラーぎりぎりになるのも気持ち悪いので、これでしばらく試してみる。
レデューサーで画角が丸くケラれるのは想定済みで、丸い太陽を撮るのが目的なので問題ない。
画角に対する太陽の大きさの推定