The simplest Finder-BINO I have ever made!
一般的な8×50mmのファインダーの対物ユニットを使用しました。
MAGELLAN-10mm(100°)で射出瞳径=3.0mmでしたので、この組み合わせでの倍率=16.7倍、対物の推定焦点距離=167mmです。
アミチプリズムは、KASAI-TRADINGさんの”90度正立接眼部ユニット(ヘリコイド付き)”を使用しました。
一部加工をしていますが、写真に見えているリング系のパーツ類は全てEMSのシステムパーツを使用しています。ファインダーBINOは多く製作して来ましたが、今回が一番シンプルな構造になりました。
このセットアップで地上風景を見てみましたが、シンプルな光学系ならではの6度の超絶広視界の抜けの良さに絶句しました。
ホルダーを工夫することで、メインのBINOのファインダーになりますが、このミニBINO自体が、十分に単独で楽しめる物だということが検証できました。
野山に担いで行くなら、高級屈折鏡筒1本よりも、このミニBINOの方がはるかに楽しめること請け合いです。