FOT104-BINO in the making-4

 アリガタのバンド接続部を3.5mm(当初は3mmの予定)段差加工して、D(鏡筒間隔)を合計7mm短縮。また、天頂時にバンドの角が水平回転ドラムと干渉するので、そこもトリミング。
 この段差加工の大きな副産物は、バンドとアリガタの直角度が強力に担保されること。

鏡筒間隔を184mmから177mmに短縮
(標準の接眼部アダプターは撤去しますが、見やすいので、付けたまま撮影。)

右手前バンドの1時半、4時半、左手前バンドの11時半、7時半の位置に、ファインダー台座用のネジ穴を施工。下側のファインダー台座は、ハンドル兼ウェイトユニット用。

天頂まで向くのは、バンド角のトリミングの成果。

 ファインダー用アリミゾ(台座)をセットしてみました。
マイノリティーに配慮する世の中になりつつあるけど、望遠鏡業界は遠いようね。
左利きへの配慮はどこのメーカーもほぼ皆無だ。 都度、追加工するのだけど、これまた気付いてくれるクライアントがほとんどないのも悲しい。(アリミゾ台座のクランプネジの話)