クランプフリーで、垂直軸フルストローク、完全バランスを達成しました。
鏡筒質量が小さいほど、鏡筒が短いほど、また、使用するアイピースの重量レンジが幅広くなるほど上記は実現困難になります。
カウンターウェイトが不要がミニマムになるようにフレーム構造設計時に配慮しても、さすがにイーソス13mm X2の重量をキャンセルするには、ウェイトは避けられません。さらにこれからセットすることが想定されるファインダー(軽い物が推奨)や傾斜センサーを考慮すると、ウェイトは必須ですね。
ASKAR-72-BINO completed !
Processing of the EMS housings
CNCフライスは随分と助けてくれますが、材料や工具の交換までは自動化されていないので、結構忙しい作業です。^^;
EMS-UL SET with IPD-Helicoid in the making
Adapter between the Center Mount (pillar) and Takahashi-tripod
Bottom flange of the extension pillar
EMS-US of the special version completed !
Special version of the EMS-US for Hongkong in the making

単体用のEMSは、ご指定がない場合は(双眼時の)左眼用のシフトでご提供していますが、ユーザー様のご都合により、選択することが可能です。
もちろん、構造に理解があれば自分で左右仕様を組み替えることは可能ですが、その作業によって微妙に光軸が狂う可能性があるので、最初からご依頼いただくのが良いでしょう。
また、2インチバレル(望遠鏡接続部)の挿入長=30mmが標準ですが、これも、望遠鏡側の挿入制限等のご都合があれば、短いバレル(接眼側のフィルターフランジその物)も用意しています。
こうしたご依頼や問い合わせについて、国内の方からは異常に少なく、海外の方の方が言語の壁を越えて積極的に質問して来られます。(なぜでしょう??^^;)
私自身、この仕事を始める前から、天文マニア、かつ自作マニアであり、メーカー製品のユーザーにフレンドリーとは真逆の傾向に辟易していましたので、EMSでは、最大限に寸法規格を統一し、他社互換性や、ユーザーサイドでのカスタマイズを支援した設計にしています。接眼部を固定式でなく、着脱式にしているのも、バックフォーカスの有効利用に対する配慮です。
Extension Pillars for the Center Mount in the making


中軸架台の延長筒ですが、ご依頼いただいてから随分とお待たせしており、申し訳ございません。筒の部分の加工は3本分、完了しました。
この場を借りて、延長筒の使い方をご説明します。(大多数の方が誤解しておられるようなので・・・)
どうも、皆さん、延長筒と言うと、ボトムが三脚用の雌ネジで、トップが架台用のオスネジと思っておられるようです。 中軸架台の延長筒は、架台の特徴に最適にマッチするように、また、相手の三脚には柔軟に対応するように配慮しています。まさにユーザーさんへの親心のつもりなんですが、一方のユーザーさんは、やや「親の心子知らず。」の傾向が見受けられます。^^;
前置きが長くなりましたが、この延長筒のトップは、80φX10の厚肉アルミ合金パイプの切りっぱなしの形状で、3方からのセットビスで、中軸架台ボトムのフランジを固定する方式になっています。(中軸架台のボトムのテーパフランジの中央には、3/8インチネジが切ってあります。)
ボトムは、三脚にマッチしたフランジを作ることもありますし、大型カメラ三脚での使用も想定される場合は、ボトムフランジの中心メネジを3/8インチにしておき、本命の天体用三脚の固定ネジと3/8インチネジ(メス)を仲介するアダプターを別に用意させていただけば、延長筒は天体用三脚と(軽装遠征時の)カメラ三脚の両方で利用できることになります。
中軸架台をご依頼いただく時は、架台が完成してから慌てるのではなく、ご注文時からご使用環境をお知らせいただくと良いかと存じます。













