Another realistic solution for Ethos-13mm on the APM120-BINOCULAR

 今日は大雪で店の来店もなく、さらに現実的な方法を試してみました。
双眼装置用の1.6Xエクステンダーですが、それよりもはるかに焦点付近で用いるので、実効ははるかに倍率が低くなるはず。案の定、射出瞳径を測ってみたらほぼ2.0mm(60X)。つまり実効1.2倍バローとして効いてるということです。
 イーソス13mmが11mmになったと思えば、十分に実用価値がありますね。
 実際の見え方も全く問題ありません。

 メーカーさんの姿勢として、常に末端ユーザーさんの利便性を最重視して、製品仕様の隅々にまで配慮するのと、逆に他社互換性をほぼ意図的に排除して、あらゆるパーツの自社シェアの確保に固執するという、2つの姿勢があると思いますが、残念ながらほとんど全てのメーカーさんは後者に属すようです。
 私はと言えば、典型的な前者でありまして、時には自社の利益なんぞはそっちのけです。

 ちょっとした配慮で、その製品の応用性が格段に広がるケースは枚挙にいとまがありません。