Waiting for the reverse paint to dry.
The edge and side are separately painted by the different paint, so that the mirror surface will be perfectly protected.
組み立て直前のミラーの裏塗り。裏(サイド)塗りは、一般的な迷光防止やコントラスト向上の意図もありますが、ミラー面の保護の意味もあります。
特に、ミラー面の外周エッジが重要で、エッジの1mm幅くらいは、側面や裏面の筆塗りの前に、ペイントマーカーで慎重に一周塗っておき、エッジからの経年劣化を未然に防ぎます。従って、メンテでエタノールで拭き取ってしまった場合は、慎重にペイントマーカーで再度塗っておかれるのが理想です。(というか、エッジの塗料を最初から剥がさないようにする。)
EMSの銀ミラー化から10年、顕著な経年劣化の報告はまだありませんが、より長く良い状態を保つために、防塵フィルターは常に装着してご使用いただきたいものです。(観測時に外す方も、保管時には必ずセットしておいてください。)
因みに、銀ミラーは再蒸着できません。(剥離できない)もし劣化したらミラー交換になります。大切に使ってください。