
白塗装済みのハウジング(大小とも)が払底したので、慌てて準備しています。
今回も急ぐので、少なめのロットで早期の完成を目指します。
Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
日英併記としましたのは、海外向けの他、国内の方にも、より多い情報量を効率良くお届けしたい(共有したい)からです。
両者は必ずしも同一内容ではございません。英語の方がよりストレートに表現できる場合もありますし、両言語で内容を補完し合っていることもございます。
FACEBOOKでは、よりリアルタイムな情報とユーザー様からのフィードバックが見れますので、そちらもぜひご参照ください。
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The left is the normal one ,and the right is a shorter 2″ sleeve version.
「最初から短くしておけ・・」という、ユーザーさんからのご意見もありましたが、標準を58mmにしたのには、理由があります。
31.7兼用の段付きバレルの先端がフィルターに当たらないため、というのも一つの理由ですが、見かけ視界の最大確保という意味では、むしろ2”スリーブは長い方が有利(対物はFが小さいほど有利)という、逆説的な要素もあるのです。総合的に考慮した結果として、58mmを決定しています。
望遠鏡のバックフォーカスの事情で、どうしても短いスリーブが必要な方は、EMSご注文時にご指摘ください。
For 140mm of the largest diameter of the OTA, I recommended the client the D of 150mm.
For that plan, the spacing between the two housings should be 28mm in total.
Dear client, please check the photo carefully so that you will confirm that this is exactly as you wanted.
鏡筒最大径=140mmというご申告でしたので、最小D=150mmに設定しました。
計算の結果、ハウジング間のスペーシング=28mmで、接続用フランジのツバの厚み2mmをそれぞれ考慮すると、中間延長筒の長さ=24mmということになります。延長筒は、長さに応じてあらゆる接続方法を採用します(というか、あらゆる接続方法に対応している)が、今回は、オス→メス→メス→オスの接続になります。