Focuser Processing of 15cmF5-BINO

 短期の入院等があって、15cmF5-BINOの製作が一時滞って申し訳ございません。
同BINOのフォーカサーは、外部パーツ(フォーカサー)をそのまま移植するのではなく、鏡筒フランジ自体をフォーカサーの外筒ハウジングとして利用するもので、失敗すると替えの部品がないので、慎重に作業しないといけません。施工個所はさほど多くないものの、穴位置は互いに関連しており、結構混乱します。

フランジ自体の加工はこれでほぼ完了で、一段落です。
外径100(内径90)のパイプがドローチューブになります。

完成形はこんな感じです。(前回作、今年4月)
足し算ではなく、引き算の発想なので、追加重量はほぼ相殺されます。

Caster setting on the VIXEN tripod

外部部品のキャスターの穴径=25mmに対して、三脚末端径=29mmということで、対策を承りました。

ネジが意外に太かった。(M16 P=2) 手持ちのタップはM12までだ。
旋盤加工になるが、通常使っているバイトが穴径に入らない。

そこで、昔使っていた卓上ミニ旋盤用の小さい内ネジ切りバイトを使ったが、かなりの時間を費やした。

ネジの緩み防止のために接着したので、しばし待機。

完成!

Another Filter-slot-Sleeves completed !

12/11~14日まで、当方の都合により、お問い合わせへのご返信が出来なくなります。

*ご注意:フィルタースロット付きの2”スリーブの全高=70mmで、標準の58mmよりも12mm長くなります。合焦の余裕を事前にご確認ください。