
Dear client,
Please check the photo above is exactly what you had ordered.
Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
日英併記としましたのは、海外向けの他、国内の方にも、より多い情報量を効率良くお届けしたい(共有したい)からです。
両者は必ずしも同一内容ではございません。英語の方がよりストレートに表現できる場合もありますし、両言語で内容を補完し合っていることもございます。
FACEBOOKでは、よりリアルタイムな情報とユーザー様からのフィードバックが見れますので、そちらもぜひご参照ください。
Please check my FACEBOOK, too.
You can see the older posts at the Internet Archives,too.
If you wait my answer more than 24-hours, it is very likely that your server rejected my return mail.
In such a case, please send your message again by the Messenger of the Facebook!
私は、お問い合わせのメールには、出来るだけ早くご返信することを鉄則としておりました、1日以上お待たせすることは、まずあり得ません。1日以上、私の返信が見付からない場合は、サーバーが拒絶している可能性が高いので、FACEBOOKのMESSENGERでご送信くださいますよう。お願いいたします。
https://www.facebook.com/mazmotoemssilver
申し訳ないけど、同時に2台、3台(しかも特別仕様)を注文されると、どうしても後回しになるね。
マツモトに早く作らせるコツは、一回注文、1台(1件)ですよ。
当方に見学に見える方が最初に驚くのは、「工場はどこにあるのですか?」の質問に対して、私が、「工場はどこにもありませんし、外注は単純な接続部品のみなで、他は私一人がここ(メガネ店内)で作っています。」という私の回答です。
この仕事台は、実は、下にはメガネフレームがびっしり並んでいる、ショーケース、兼カウンターなんです。少なくとも、この仕事中は、本業がほぼ破綻しているのです。
父と一緒に仕事をしていましたが、この仕事が主になるにつれて、父は一線から退いて行ったので、こんなことが許されたんでしょうね。父が若かったら、店の真ん中にCNCフライスを置くなんて、決して許さなかったはず。
父が93歳で他界したのが2013年1月、母が同じ93歳で他界したのが、2019年の9月、それ以降は、誰に遠慮することなく、本業のメガネ店が工場と化して来ました。
もともと無謀に始めた仕事、せめて早く辞めるのが、先祖への供養です。(というか、本音はね、私をただの便利屋にしてしまった社会への復讐ね。^^;)
これは、EMS-UXLの付属品ではなく、望遠鏡側のアダプタ―製作ですので、間違えなく。
最近も某メーカーさんと少しもめました。^^;
メーカーさんはこれもEMS-UXLに付属するものと勘違いされたようで、しかし、相手部品(フォーカサーか、エンドアダプター)も送らずに、ただ、「アダプターも作ってください。」と言うのは、あまりに素人じゃないかえ!!^^;
加工を省力するために、部材は無垢の丸棒ではなく、ぎりぎりの厚肉パイプを発注するのが常ですが、それでも、あのアダプターX2を加工するのに、このくらいの旋盤の切り屑が生じます。
私がこの道で曲りなりにも成功したのは、自分で加工するから。 自分で加工するから、外注する時も、作業者が頭を捻らなくても良いように発注できる。
いつも言って来ましたが、天文マニアがボール盤を持たないのは、一般家庭に包丁がないのと同じですよ。
中軸架台の、天頂確保のための垂直回転軸の水平回転軸からのシフト量は必要最小限しており、モーメント加重の影響も少ないのですが、重心が水平回転軸中心にあるのが理想なのは言うまでもありません。
それに気付いたユーザーさんがおられ、提案されたので、重い腰を上げた次第です。
流行ると困るので、公開を躊躇しましたが、合理的な方法が閃いたので、一応UPすることにしました。 猛者の方々は、写真を参考に各自、カスタマイズしてみられたらいかがでしょう?LOL
ゼロから考えることに比べれば、ほぼ完成した物をカスタマイズするのは簡単なこと。
最後の仕上げはユーザーさんにお任せしても良いのですが、穴開け、タップ切すら出来ない人もいる。
ローレット付きネジの手持ちは長さが足りないので、通常のキャップボルト(六角穴ボルト)にしました。これで、バッテリーケースが安定します。
先日、応急的に結束した方法は、無垢の丸棒の両端にM5のタップを切り、バンドのM6ネジ用の穴からM5のキャップボルトで固定するものでした。(M6ネジの下穴=5mmΦなので)
バンドのM6ネジをバカ穴6φに加工して、無垢の丸棒で結束するのが簡単なんですが、今回は敢えて写真の方法を採ってみました。この方法だと、鏡筒をセットしたまま、初期調整がやりやすいかな?と思ったからです。自作的には、丸棒の方法が簡単ですね。
鏡筒2本を結束した所。アリガタの前方だけで結束したのは、天頂時の架台(ピラー)への干渉回避ですが、高度制限をかけて良いなら、一方の結束バンドは手前に配置した方が安定するかも知れませんね。
その点、このバンドを利用した方法なら、後で自由にカスタマイズ出来ます。
この結束方法、バンドを緩めると、自由に捻じれます。見方によれば、問題になりますが、バンドをしっかり締めれば(実用レベルまで)固定されるわけで、むしろ、初期調整が非常に楽になる方法と言えます。この点の剛性の考え方は、BINO作りの方針決定で非常に重要な意味を持ちます。単純に剛性だけを追求すると、逆に操作性の悪いシステムになってしまう可能性が高くなります。
雪上、氷上スポーツで言えば、スキーやスケート、初心者には危険な装具ですが、自由度があるから技量があれば制御しやすいわけです。技量を習得する根気がない人は、いつまでもお尻にビニールシートを巻いて滑れば良いです。^^;
架台にセットしたところ。 やはり、三脚は純正を止めて、より剛性が高い物と交換しますね。