Here is the mechanism of the vertical unit.
The bearing ring is waiting the processing of the slit clamp.
中軸架台の垂直回転ユニットの構造です。
軸受リングにはこれからスリットクランプの加工を施します。
Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
日英併記としましたのは、海外向けの他、国内の方にも、より多い情報量を効率良くお届けしたい(共有したい)からです。
両者は必ずしも同一内容ではございません。英語の方がよりストレートに表現できる場合もありますし、両言語で内容を補完し合っていることもございます。
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Here is the mechanism of the vertical unit.
The bearing ring is waiting the processing of the slit clamp.
中軸架台の垂直回転ユニットの構造です。
軸受リングにはこれからスリットクランプの加工を施します。
This is how to set 48mm-filter on 2″ sleeve.
2インチスリーブ内径≒50.8mm、48mmフィルターはそのままでは取り付きませんね。 こうすれば ↑ 取り付きます。
(3インチスリーブ用の3-inch →50.8mm AD)
The processing as such is the signature move for the CNC milling machine.
やり残していた、大型ハウジングの最後の工程、底面への穴開けです。
こうした作業はCNCフライスの真骨頂です。
Here is the new idea of replaceable iris or filter unit.
物作りを続けるで、出来るだけ手持ちのパーツを利用したいものです。
外ネジM60フィルターネジの遮光リングを65Φバレル先端絞り用に多数在庫しているので、それを今回の3インチEMSに使用することを考えました。
使用環境によって遮光環の変更等が必要になることを想定し、簡単に着脱できるようにしました。
当方にはまだ3インチアイピースもスリーブも無かったため、お客様より基準パーツをお預かりして進めています。 お預かりした(天頂ミラー用)3インチスリーブの内径が76.4mmだったのに対し、同時にお預かりしたオスのパイプ(バレル)外径が76.0mmだったので、望遠鏡側の3インチスリーブの内径をお客様に問い合わせたところ、何と、76.1mmとのこと。また、お持ちの3インチアイピースのバレルも76.0mmということで、今回は無難に76.0mmにすることにしました。
(お預かりしているスリーブだと、76.3mmがぴったりだったんですが。)
まだ世に出て新しい3インチアイピース、基準径はどこに収束して行くのか?
単純に1インチ=25.4mmとして計算すると、3インチは76.2mmとなり、スリーブ内径はそれより大きくないとおかしいと思うんですが。
ところで、今回の3-インチEMSは限定生産であることを申し上げておかないといけません。EMS(単体)のリピーターの方のご要望で製作しておりますが、もし追随して新たな希望者の方が表れた場合に、(時間的に)対応が難しいため、この際、後3台分のパーツ加工も一緒にやっておこうと判断した次第です。というわけで、今回の仰角可変の3インチEMSは、特注扱いで、継続の予定はありません。
(3インチスリーブは、まとめて製作する予定がありませんので、3インチEMSの希望者の方は、お手持ちの物(天頂ミラー用等)をご使用いただくことになります。)
Here is the rotative mechanism of the coming 3-inch EMS.
Right hand or left hand EMS or straight or 120-deg viewing can be chosen freely.
開発中のEMS(3-inch)の回転機構。
右眼勝手(正立)、左眼勝手(正立)、直視(倒立)、120度対空(倒立)、それらが連続的に自由に選べます。もちろん固定して使用することも可能。
Male thread milling on the opening of the larger housing of the EMS.
EMSの大型ハウジングの開口部の外ネジ切りです。意表を付く方法を特別公開します。
Even on the machining tasks that seem impossible, I can often find the clue.
It is the way I am where i am.
全く不可能に見えても、糸口はあるものです。 これはほんの一例ですが、そうした積み重ねで今日に至っています。(工具も自分で作りました。)
Thread milling is successfully done on the larger housing of the EMS.
大型ハウジングの開口部へのねじ切り、うまく行きました。
The jigs I had made myself always play a good role in the important processing.
こんな時、手作りの治具が威力を発揮します。
試作中の3-inch-EMSは、単なる3″規格のEMSではなく、仰角が0°~120°まで連続的に変化する機構になります。(もちろん、完全固定で使用することも可。従って、見口シフト方向の右眼仕様と左眼仕様の相互変換も自由。)
取り敢えず、3個ほど限定的に作ってみます。
仰角可変の意義があまり理解されて来なかったので、今回も反響はあまり期待していません。意義の分かる方だけに使っていただければ良いです。