20cm Objective lens preliminarily installed / 20cm対物をセルに仮セットしてみました。

20cm対物の仮セット、気が重かったのですが、意外に楽にセットできることが分かりました。(今後のメンテについても、分解、セットが容易なことは重要な要素。)

20cm-objective housing; super-light-weight plan / 超軽量20cm対物ユニット

1:フード兼セル
2:セル部品兼後方フランジ(ラッパ)との接続リング
3:後方フランジ(ラッパ)
(2と共に対物レンズを挟み込む締めリングがもう一つ必要です(これから作る)が、重量は無視できる程度です。)

より光軸にシビアな反射望遠鏡でも”ドブ”があります。より光軸に寛大な屈折式なら、尚更より簡素な作りの実用的な大口径望遠鏡があっても良いのでは?^^
(薄いのが良くて採用した「寸胴鍋」ですが、予想通り、その薄さと大きさ故に加工は困難を極めます。適切なジグが功を奏すことは言うまでもありません。)

20cmF7-BINO project launched! / いよいよ20cmF7-BINOに着手

These objective lenses have been kept for more than ten years waiting their turn to be made a start by me.
A great idea of the portable 20cm-BINO has been hit on, and I decided to make a start with it.

自分用のBINOを作るのは何十年ぶりか??^^; 常に自分のは後回しでした。画期的にポータブルな20cm-BINOのアイデアが閃いたので、急遽スタートすることにしました。(10年以上前に確保していた対物レンズ(アクロマート);20cmF7; 所村さん(日本屈折光学)の最後の自信作です。)

How to adjust the IPD with the Helicoid of EMS / 目幅調製のやり方(ヘリコイド式)

何を今さら?と言った感もありますが、未だに時々ご質問があるため、改めて動画にしました。左右のヘリコイドが互いに逆ネジなっていることにご注目ください。これによって直感的な動作が可能になりました。

Note that the left and right Helicoid are designed as reversed screws with each other so that you can operate them ergonomically.

 

FC100DL-BINO completed! 完成!

FC100DL-BINO is just completed.
The perfect reproducibility of the optical axes is accomplished.
The older style of the solid structure has no more merit than this separable structure.

未だに一体構造のBINOにこだわる方が多いようですが、かなり前より、この分割タイプの方式で光軸の完璧な再現性が立証されています。一定以上の口径でわざわざ一体構造にするメリットはありません。(それは単なる固定観念です。)
運搬、セッティング、分解、収納、どれを取っても、この分割方式の優位性は明らかです。

FC100DL-BINO preliminarily assembled / 仮組立、成功

On the verge of assembly, I found the back-focus missing about 20mm, and I replaced the original 2″ adapter for more low-profiled one.

仮組立のどたんばでバックフォーカスが少し足りないことが分かり、より背の低いアダプターを急遽加工して交換しました。
(タカハシの不適切な接眼部は承知の上で、予想内のことでした。^^; 鏡筒カットなしで対応できましたから御の字です。)