Interim report of the IPD plates in the making / 製作中の目幅調整プレート

Before finishing the polyacetal  bearing and the lower guide, I have done with the first experiment successfully.
上部ガイドシャフトのジュラコン軸受、また底部のガイドが未施工で、またグリスも未塗布の段階で作動性の仮テストをしましたが、動画のように、片手で難なく操作できました。このメカは、先日ご紹介したmini-BINOの目幅調整機構と同じアイデアですが、より生産性が良く、剛性もアップする予定です。
mini-BINOは文字通り、finder-BINOに毛が生えた程度の超コンパクトなBINOを想定していましたが、今回はより大きなBINO(出来たら90FLくらいまで)を目指しています。
スライドメカを収納する目的から、板厚は厚い(15mm)ですが、ツバ付きの段穴を開け、ツバ厚を2mm程度まで薄くすることで、BORGの80Φ鏡筒とドローチューブ(7780)の間にこの面板を挟み込む形でセットします。(この方法は、FL90-BINOの自前の鏡筒バンド(リング)にも応用しています。
左右面版が面一であれば、それに垂直に接続される左右鏡筒は必然的に平行になるわけです。

115ED-BINO on the Center Mount by Matsumoto

ワンタッチ着脱式のハンドル(&ウェイト)ユニットをセットしました。

Reform of the 115ED-BINO almost completed

HF経緯台仕様から中軸架台仕様へのリフォームです。
一般に、中軸架台に対応するために”D”が少し広くなりますので、ヘリコイドとハウジング(今回は第2)の間にスペーサーを噛ませる必要があります。(このままだと、最小目幅が68mmくらいになってしまう。)

Small improvement on the new Center Mount

The vertical clamp lever was changed for the thumb screw to evade the collision with the dovetail clamps.
垂直回転のクランプレバーを止めて、ローレットネジにしました。これでアリミゾクランプとの干渉の問題が解消しました。(早く気付けば良かった。^^; 垂直クランプは指先の力だけで十分効くので、ローレットネジで十分でした。)