Reform of the 115ED-BINO almost completed

HF経緯台仕様から中軸架台仕様へのリフォームです。
一般に、中軸架台に対応するために”D”が少し広くなりますので、ヘリコイドとハウジング(今回は第2)の間にスペーサーを噛ませる必要があります。(このままだと、最小目幅が68mmくらいになってしまう。)

Small improvement on the new Center Mount

The vertical clamp lever was changed for the thumb screw to evade the collision with the dovetail clamps.
垂直回転のクランプレバーを止めて、ローレットネジにしました。これでアリミゾクランプとの干渉の問題が解消しました。(早く気付けば良かった。^^; 垂直クランプは指先の力だけで十分効くので、ローレットネジで十分でした。)

 

New Center Mount (Vertical Unit) completed

 

 

新型中軸課題の垂直回転ユニット、一号機が完成しました。
旧モデルよりも生産性が飛躍的に向上し、垂直回転もより滑らかになりました。

Another EMS-UXL SET near completion

Another EMS-UXL SET is near completion.
I wish the client to always keep in touch with the processing report here to prevent misunderstandings to arise.
以前より申し上げていますが、製作中のEMS等の工程は全てここに公開しております。依頼者の方は、常にチェックいただけると幸いです。

Above picture explains the relationship between the “D” and the “IPD”.
If the D is 178mm, the maximum IPD will be 77.6mm.
The minimum IPD is always 60mm unless the filter flange and the sleeves are not trimmed. If you wish the smaller IPD than 60mm, I will customize it.
D(鏡筒間隔)と眼幅の関係を図示しました。
標準仕様(延長管なし)のEMS-UXLのセッティングの一例です。
写真はDを仮に175mmにした場合の目幅レンジです。最小目幅が60mmとなっていますが、これはヘリコイドの伸展の限界ではなく、EMSの目幅ユニット(具体的にはフィルターフランジのツバ)の干渉限界を示しています。目幅60mm未満への対応を希望される場合は、お早めにご連絡ください。フィルターフランジのツバと2インチスリーブの一部をトリミング加工することで、最小目幅を57mm程度まで縮小できます。(それ以下を希望される場合は、ハウジング自体をトリミングしないといけません。(塗装済み部分を削る / この場合は有料になります。)