Carrying handle is set(ASKAR72-APO-BINO) /運搬用取っ手のアイデア

“SIMPLE is best.” is my motto in making things.

 面を形成するのに角材がベストとは限らず、丸棒が加工上有利になることも多くあります。
 また、ちょっとした切削で部品の付加を免れることも少なくありません。振り返ると、初心の頃は、随分と無駄なことをやって来たことが分かります。

EMS-UM for Swarovski unit in the making!

Swarovski対物ユニット(115)用のEMS-UM(単体用)です。
部品の在庫が奇数になってしまうので、こうしたご要望はお断りして来ましたが、熱心なリピーターの方からのご依頼なので、断れません。^^;
“SWROVSKI”でサイト内検索をしていただきますと、関連情報が多数出て来ます。

The second hurdle cleared(ASKAR72-APO-BINO) / アームマウントの課題をクリヤー

The scarce spacing between the OTAs was the crucial hurdle for this Bino to set on the Center Arm Mount. But I succeeded in making the vertical axis part as compact as 26mm in width for the Binoscope to accept the Arm Mount.
 このシンプルな垂直回転軸は、ハイランダープロミナー双眼鏡の純正架台の方法にヒントをいただいたものですが、同架台の垂直回転軸は、片サイドが長くなっていて、長い方の軸をクランプする方式でした。しかし、今回のBINOでは、鏡筒の隙間が27mmくらいしかなく、垂直軸は6mmまでの短い物にする必要があり、その片方でクランプすることの弊害が予測されました。
 そこで、両サイドの軸を同時にクランプする方法を考えた次第です。大成功でした。

Extra FOV on the commercial Binoculars /市販双眼鏡で超絶広視界実現!

Only those who are free from the stereotype can take advantage of these innovative adapters.

 この方法は、数年前より公開していますが、世の中、依然として固定観念に浸っているようです。
 アイピースバレルを31.7Φスリーブに挿入するという固定観念を捨てると、この解決策が見えてくるわけですが、固定観念の呪縛にしっかりと縛られている方の耳には届かないようです。

ASKAR72mmAPO-BINO in the planning

The back-focus was so scarce(120mm) that I am planning to use my magic to solve the problem.

 4枚玉フォトビジュアルで、バックフォーカスも120mm(公称値140mm)しかなく、BINOの素材としては厄介なのですが、依頼者の方の熱意にお応えしたくなりました。
 久しぶりに軽量中軸マウントとのマッチングに挑戦します。