Horizontal unit (Center Mount) in the assebmly /水平回転軸ユニット組み立て

ラジアルベアリングをセットするため、水平軸はこれから一部旋盤加工が必要です。

 センターマウントは、もともとスラスト、ラジアルともベアリングは使用しない方針でスタートしましたが、一部マニアの方々の厳しい要求に対応する内に、最終的には、スラスト、ラジアルのベアリングを標準で装備することになりました。(価格は据え置き)
 数十倍以下での遠征観測(DeepSky)用であれば、ベアリングは不要なのでは?と、私個人的には思っていますが、マニアの方によると、回転が滑らかなだけでは全く不十分で、初動の負荷が極力小さいことが重要なのだそうです。

Encoder setting on the APM120-BINOCULAR

 今まで応急的にいろんな方法を用いて来ました。最初は、当方の中軸架台用の水平回転部一式を借用していましたが、無駄(もったいない^^;)なことと、本来の水平回転部をロックする必要があって、クランプではスリップするために、ノッチを加工しました。一般的には無駄が多く、究極な解でないことは分かっていました。
 次に考えたのが、マウスの原理を使用したセンサーですが、精度の改善で難航しています。 そこで、やはり最小限のデバイスで水平エンコーダがセットできないかと、トライしてみたわけです。😁

EMS-UL of the right-eye-shift in the making

 標準は(双眼時の)左眼シフトですが、写真のような右眼シフトも可能(追加料金なし)ですので、ご注文時にご指摘ください。
(尚、原理が理解できる方であれば、左右シフトの組み換えは元来難しくありませんが、EMS-UL/UMのように構成ミラー同士がほぼ接触に近いほど接近している場合は、逆シフトに組み替えると、ミラー同士が接触する可能性があります。つまり、最初からシフト方法を指定いただくのが無難です。)

Another lot of AAS-2 in the making / 新型AAS-2

 WIFI機能付きでご好評いただいていた傾斜センサー、AAS-2 ですが、基板自体も変更し、プチフリーズ現象の解消とともに、両軸共エンコーダ端子を装備することで、さらなる汎用性を満たします。(NEXUS同様の使用法も可能)