iPhone片手だと、思うようなプレゼン動画が撮れませんね。
傾斜センサー本体もそうですが、タブレット/スマホのセットも工夫次第。
マニアの皆さん、大げさな装備をしてしまい、二階建て、三階建てになって重心が高過ぎになる例が多いように見受けます。シンプルで行きましょう。
How to use the handle (APM-82-BINOCULAR on AZ-ZERO)
繰り返しになりますが、双眼鏡本体底部にセットする本格的なハンドルは、本機にはNGで、このシンプルなハンドルがベストと判断しました。
屋内のシミュレーションですが、あらゆる場面で操作性は良いはずです。
動画のように、左右の粗動、上下の微動が一つのレバーでストレスなく行えます。
How to clamp APM82 on the AZ-ZERO MOUNT
マニアの方には、「そんなの分かってる!」とお叱りを受けそうですね。
でも、作り手とユーザーさんの間の齟齬は、こうした単純なことへの微妙な認識の違いが原因になることが多いのです。
動画の前半では、アリミゾクランプの面押し改造をご説明しています。これも結果を見れば、当然のように見えますがね。普及タイプのアリミゾクランプは、皆、単純なネジ押しであり、いずれアリガタ側面は穴ボコだらけになります。
面押しに改造したことによる唯一のドレードオフは、面押しチップの縮退に制限があること、従って、横からアリガタをセットできないので、アリガタは手前端から挿入します。 アリガタ底部前方には、仰角が付いた時に不用意にクランプを緩めた際、双眼鏡本体が手前に脱落するのを防止するためのボルト頭をセットしてあります。(事故防止)
Innovative Accessory plate (APM82-BINOCULAR)
APM82SD-BINOCULAR on the AZ-ZERO MOUNT
Encoder setting on the AZ-ZERO-MOUNT /アルマイト完了
Encoder setting completed (Highlander Mount) / エンコーダ組み込み完了
Another EMS-UXL set for Germany completed !
APM82-SD-BINOCULAR / L型ブラケット製作

本体裏側、左右鏡筒の谷間には、標準ブラケット接続用の4個のM4ネジ穴(配置は29×80の縦長)、運搬用ハンドルを裏側から接続するための4個のM4ネジ用のバカ穴(配置は28×28)があります。
Lブラケットは、標準ブラケットを撤去してから、ハンドルを利用して上記28×28のバカ穴を使用して固定する予定でしたが、4本とは言え、M4では少々心もとないなめ、M5に改造しました。(ハンドル側のM5タップ切りと、本体側のバカ穴の拡大)

↑ アリガタをセットしてみたところ

標準ブラケットを撤去して正解でした。水平に向けても腹が架台に干渉しません。

天頂でも少し余裕があります。
三脚にセットしてみたかったのですが、エンコーダユニットのパーツや3/8インチAD等をアルマイト加工に出しているため、しばらく我慢です。