The Sun of this morning(10/04,8:35AM) by MK105-BINO

今朝は薄曇りで、処理前の段階でほとんど彩層面の模様が見えず、撮影した全コマ(80コマくらい)を廃棄しかけましたが、気を取り直して、GとBのチャンネルにかすかに潜んでいたHαの情報をなんとか引き出してみました。

Another processing of the shot of 9/28 of the Sun /9/28と同じ元画像を再編集してみた。

 好天に恵まれないので、9/28朝と同じ元画像(1コマのみ、ノースタック)を編集してみた。
Hα機材もシンプル(COMBO-QUARKシングルスタック)だし、撮影環境も貧弱だけど、Hα線は、どこかに記録されていて、ただ、邪魔な波長のノイズに隠れているだけだろう、という根拠のない確信を持っていました。何とかここまで描出できたけど、自分でもどうやったのか?反復練習して、いつでも再現できるようにしないと・・・・。

The chin rest of the refractometer is broken/ Crisis of my shop/ オートレフの顎乗せ台の故障

Yesterday, the chin rest of the refractometer abruptly became un-adjustable in the height.
I disassembled it to fine the bevel gears were broken.

店のオートレフ(自動検眼器)の顎当て台が急に動かなく(上下しない)なった。
分解してみたら、ベベルギアが両方共破断していた。

The maker was expectedly unkind, and I decided to repair it by myself.
But repairing the bevel gears seemed to be difficult and time consuming.
メーカーの廃版製品への対応姿勢の悪さは予想通り。自分で何とかするしかない。
最初、壊れたベベルギアを何とかしようとしたが、面倒過ぎる。それに、暇なメガネ屋とは言え、オートレフは店の生命線。すぐに復旧しないと困る。

I hit on an idea of accessing the screw mechanism directly from the bottom, rather than using the bevel system.
元の横ノブはダミーにして、上下動のメカシステムにダイレクトに下からアクセスすることにした。
異形の保持アームフレームの下部に貫通穴を開ける大手術だ。

仕上がりはこの通り。ノブへのアクセスがやや苦しいが、そんな贅沢は言ってられない。
これで ン百万円の投資を免れた。^^;

The first Sun by CANON-EOS-60Da/ 9/28,8:49AM, MK105-BINO

Hαを通常品よりも3倍通すという、天体仕様のEOS-60Daで撮ってみた。
薄曇りの悪条件。効果は微妙だが、何か違って来た気はする。RGBチャンネルは、相変わらずRはほとんど真っ白で、彩層面の情報はほとんどGとBチャンネルにあった。ただ、Rチャンネルも明るさを落とすと、かすかながらダークフィラメントが確認できたので、Kiss X8iよりもHαを通しているのかな?
 完璧に晴れた時に再度挑戦してみよう。

光球面はGチャンネルだけ取り出して加工し、はめ込んでみた。どうやらこの方法が良さそう。

ところで、レデューサーの移動の効果は、ほぼ予想通り! ↑

The Sun of this afternoon(12:32 JST) by MK105-BINO

MK-105+COMBO QUARK + EOS Kiss X8i 1/250 sec. ISO400
ノースタック、PHOTOSHOPにてRGB分解処理。適正露光で彩層情報がほぼBチャンネルに記録されていることを発見。意外にもRチャンネルはプロミネンス情報のみで、光球面はほぼ真っ白。Gチャンネルはほぼ真っ黒。

9/23の月鑑賞会(於:旧市庁舎駐車場)

”まちなか「月鑑賞会」WITH防災食の夕べ”(於 旧市庁舎跡地)というのが昨日の月鑑賞会の正式名らしい。
多分、鳥取市の企画だと思うのだが、イベント業者さんへの丸投げのように見受ける。

 イベント委託の代表者(植田さん)とは、1か月以上前からリハーサルを含めて、何度も打ち合わせをさせていただいた。


当日の天気:

 長期予報だと、2週間前まで悲観的でしたが、1週間前頃から希望が見え、前日まで雨だったにもかかわらず、延期、中止もなく、予定通りの当日開催となった。 当日は、昼過ぎまでほぼ曇りでしたが、18時頃から雲を透かして月が見え始める。

望遠鏡のセッティングは17;40頃から始め、18時を回った頃に植田さんと、当方のカメラからWIFI経由でプロジェクター投影をリハーサル。接続は確認したものの、スクリーンの暴風対策がなくて、そよ風程度で何度も転倒。急遽、大型モニターに変更。
 開会頃(19時)に風がほぼ止み、またスクリーンに変更。(しかし、その後もスクリーンは転倒)

 望遠鏡(MK105-BINO,片方にデジタル一眼レフ(EOS-Kiss X8i とAPM120双眼望遠鏡)は18時頃からずっと駆動して19時の開始時刻まで待機。皮肉にも、待機中が月が一番よく見えた。
 受付開始が18:45。19時に鑑賞会が始まって30分くらいで、雲が厚くなり、次第にほぼ雲霧視状態に。
 低い土星も薄雲を通してかろうじて見えたものの、シーイングは最悪。
  19:45には、防災夕食会が始まり、広い駐車場の北側隅っこにシートを敷いて、参加者各自が防災食を調合、試食。
その頃にやや晴れて来て、私が声をかけたが、誰も来ず。(なんだか、先日の地区の納涼祭の時と似ている。^^;)

救いは、20:30の終了頃に天頂付近が晴れて来て、熱心な方にアルビレオが見せられたこと。

反省点:

 参加者を退屈させないために、あらゆる準備をしたつもりだったが、不十分だったと思う。
 曇天時に、スマホ/タブレットから関連写真等を投影できる準備をすべきだった。その点、主催者さんとの話し合いが不十分だった。

  2台の望遠鏡を私一人で管理するのも、やや無理があった。
 主催者側の思惑もあろうが、星空観望会を他のイベントと抱き合わせるのは、あまり好ましくない。
 どうしてもそうするのなら、それなりの人員を動員すべきだ。

いろいろと書いたが、一番の阻害要因は、ちゃんと晴れなかった事。 最初から予備日を設定しておけば、晴れに当たる確率は倍増していたはず。