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支柱を削って、低重心化しました。(10mm短縮)
長めに作ったのは、実験だったから。加工時のチャッキングの都合。
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低重心化したことにより、APM18mmクラス(212g)のアイピースなら、カウンターウェイトなしてフルストロークのバランスが確保できました。
Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
これからEMS-UMB(48mmショート2”スリーブ)でBINOをご計画の方です。
EMS-UM(US)Aでバックフォーカスの余裕を確認。ほぼ無限遠の対象で写真の余裕。
このくらいの余裕が必要なので、EMS-UMB(ショートスリーブ)とEMS-UMAの光路長差分だけバックフォーカスを延長すれば良いことが分かります。
126mm-122mm=4mm, えっ、たったの4mm!
2インチADの製作に当たり、好適な素材をネット上で見付け、発注済みなのですが、1か月も待っておれないので、残材で試作してみました。
カメラレンズの射出窓径から、2インチアイピースは論外と思っていたのですが、そうではなかったようです。
MASUYAMA32mmは論外と思っていましたが、超絶な視界が開けました。4.2倍で実視界20度の不思議な世界がありました。有り余るアイレリーフに浮かぶ視界、凄いです!通常の望遠鏡+同アイピースよりも良像範囲がはるかに広い!
無限遠のピントも余裕で、ほとんどの2”アイピースで合焦しそうです。
これは、凄い世界の扉を開いてしまった!
まだ、ごく近しい友人と自分しか知らない世界。孤独だが、スリリングこの上ない!
あまりに美しいので、手持ちiPhoneで撮ってみましたが、いつものように双眼視のイメージは再現できません。 広視界の小型双眼鏡は市販されていますが、この構造は、ステレオベース(D)が大きいので、立体視の強調が著しいです。
たとえば、超絶広視界の筆頭は、2XクラスのテレコンBINOだと思いますが、ステレオベースは目幅と同じなので、立体視の効果も2X。 今回の超広角BINOは、EMS-ULを使用しているため、目幅62mmでも、ステレオベースは133mmで、倍率=7.5倍のため、立体視の強調効果は、2.14 x 7.5 ≒ 16倍 ということになり、立体感が別格であることが分かります。