今日も激しく雲が流れる悪条件でしたが、終日曇りの予報だったので、贅沢は言えません。
最初の撮影後、30分ほどで雨が降りだし、また11時頃に急に晴れて来たので、仕切り直し。
Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
今日も激しく雲が流れる悪条件でしたが、終日曇りの予報だったので、贅沢は言えません。
最初の撮影後、30分ほどで雨が降りだし、また11時頃に急に晴れて来たので、仕切り直し。
プレートのアウトラインをトリミングしました。
右鏡筒の送りネジ機構の反対側(対物寄り)に配置しているガイド機構は、実は左右鏡筒の上下方向の初期調整機構を兼ねています。
ガイド軸に被せている偏芯パイプ(ポリアセタール)を軸に対して回転させると、右鏡筒の筒先を微妙に上下できます。操作性は極めて快適で、笑いが止まらないはずです。(一度きりの初期調整に、そこまでこだわる必要もないのですがね。^^;)
実験成功です。すでにSED60-BINOで成功を納めていたスライドメカを、中軸架台に合理的に応用できることを確認したものです。BINO化の具体的プランはまだありません。(実験終了)
鏡筒平行移動による目幅調整が、中軸式架台でも実現できることを示せました。
一番の問題は、得失ある2つの方式(目幅ヘリコイド OR 鏡筒平行移動)の、鏡筒平行移動による目幅調整が、中軸式架台でも実現できることを示せました。一番の問題は、得失ある2つの方式(目幅ヘリコイド OR 鏡筒平行移動)のどちが自分のニーズに合致しているか?を見極めることです。
雲が激しく流れる、前回以上の最悪条件でしたが、久しぶりに少しだけ顔を出してくれたので、観てみました。
Note the spacing ring on top of the first unit for the D of 180mm.(The standard “D” is 160mm.)
土日に入ってしまったので、材料が入荷しません。
加工が出来ないので、スライドメカの配置を図示しました。
赤線で示したプレートが平行にもう1枚配置されます。摺動シャフトは、もう1枚のプレートに固定されます。
前回のSED60-BINOでは、スライドメカを縦向きに使用しましたが、今回の中軸架台用では、横向き(水平)に使用することで、架台との干渉を回避します。
前回のSED60-BINO用のスライドメカの2つのリングをそれぞれ下向きのアリミゾで置換してイメージいただくとご理解いただけると思います。
今日は朝から薄雲が晴れない悪条件でした。
Now that I have succeeded in making the simple Sliding Mechanism, it is also possible to be installed in the Center Mount. The important point is the minimum spacing of the OTAs without any interruptions with the Mount.
究極にシンプルな鏡筒スライド機構の開発に成功したわけですが、当然ながら、中軸架台にもそれを組み込むことが出来ます。問題は、機構の追加で鏡筒間隔が無駄に延長されないか?、架台と干渉しないか?ということです。中軸架台の従来の運用方法のままだと、どうしても、鏡筒間に無駄なスペースを余分に確保しないといけません。
上の写真のように、アリミゾ(アリガタ)の使い方を縦にすることで、スライド機構の追加による鏡筒間スペーシングの増加を回避できることが分かりました。高仰角時にセット用のアリガタが垂直軸クランプのノブに干渉しないように、事前に、垂直回転軸受ユニットは逆向きに組み替えておきます。
本来の中軸架台は、左右の鏡筒を直接、中軸架台にセットしますが、鏡筒平行移動方式では、独立した平行移動メカユニットを中軸架台にセットし、左右の鏡筒は、コウモリ方式で、スライドユニットの左右のアリミゾにセットします。
コウモリ方式にネガティブな印象を持つ方が多いと思いますが、鏡筒の天部にセットしたアリガタには、適度なスペーシングで運搬用取手をセットするので、鏡筒セット時は取手と鏡筒の間にアリミゾがくぐる形になるため、取手が命綱になることで、脱落の心配も無用です。
左右のアリミゾと、架台セット用の縦向きのアリガタは、スライドユニットの一部として一体の取り扱いになります。ほぼ T 字状の形状イメージになります。
(鏡筒を横向きにセットする方法だと、”(鏡筒バンドの台座部の厚み+アリガタの厚み)x2 ” が鏡筒間隔を増加させます。このスライドユニットの方法だと、鏡筒バンド等の厚みを架台から逃がすことが出来るわけです。)」