EMSのハウジングは、ダイカストの段階ですでに目幅干渉部がトリミングされた形状になっており、最小目幅=57mmのポテンシャルを持っています。
標準状態で干渉するのは、本体側だと、上の写真でお示しした、フィルターフランジのツバ(外径60mm)であり、そこをハウジングになぞってトリミングすることで、本来の最小目幅57mmの一次切符を手に入れることが出来ます。
次に干渉するのは、59mmΦの2”スリーブで、最小59mmを目指す場合は、そのままで目的を達します。さらに57mm付近まで目指す場合は、2”スリーブの一部をトリミングします。
この小目幅カスタマイズは、多少なりとも自作の素養があれば可能ですので、必要に応じて積極的に加工されることをお勧めします。(トリミングで剥げたアルマイトは、ペイントマーカー(黒)で綺麗に補修できます。)
第1ハウジングにセットしている7mmの延長筒は、TSA120-BINO(D=170mm/ フード外径160mm)に対応したものです。