OWL 125 BINO by Mr. Pietro Ferraro,Italy

Hello dear Mr. Matsumoto.
The binoscope exceeded all my expectations. Hoping to please, I send you some photos of the instrument.
Pietro

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント:

Thank you, Pietro!,
It is my happiest moment that I receive a report from my client. Congratulations on completing your fine Binoscope! I will be looking forward to hear from you again with the follow-up reports.

Minimum IPD limiter is added (Finder-BINO)

 小目幅方向に限界を超えて送りネジを操作すると、ジャッキやバイスの原理で強力に互いの対物枠付近を押し合い、光軸がずれる懸念があるため、小目幅側のリミッターをセットしました。

Finder-BINO(50mm) completed !

 中央の送りネジと両サイドに2本のガイドシャフトと、回避すべきメカパーツが多く、配慮が必要です。
 左鏡筒が目幅スライド、右鏡筒は固定で、光軸の初期調整は、右鏡筒の2本の台座下スペーサーパイプを旋盤で薄紙をはぐように削りながら行います。
 低倍限定(25倍以下)と考えているので、使用中の光軸調整は不要です。
(オリジナルの状態は、ブラケット底部中央に1/4インチネジ1か所のみが切ってあります。今回は、それを挟んでM5のネジ穴を24mmスパンで施工しました。)

EMS-UL for the single use in the making

 ”Bino Progress Report”に単体のEMSの報告はおかしいのですが、まとめてここに投稿させていただいています。(コーナーの名称を変えるべきか?^^;)
 2セットのBINO用EMSを組み立てた後に、単体のEMSを組み立てると、その作業の楽なこと、楽なこと! 構成ユニットの数が8から2に減るのですから、当然ですね。
 写真から、ミラーのエッジが望遠鏡側、ユニット間接続側で突き出していることがお分かりと思います。それが、光路長に於いて、1+1<2 のマジックなのです。2枚のミラーが空間的に交差しているから可能になる芸当です。 

 最近の単体用EMS-ULは、光路長を2㎜短縮したことに加えて、極限まで大きい(長い)ミラーを使用しているために、左仕様をユーザーさまサイドで右仕様に正確に組み替えることが出来ません。右眼仕様をご希望の場合は、御注文時にご指摘ください。

Unusual clouds / 珍しい雲

17:00

 午後5時頃、閉店時、店舗前で南西方向、海の波(正弦波状)を俯瞰したような珍しい雲が見えたので、iPnoneでパチリ。

EMS-UL SET for the US completed !

2”スリーブの(小目幅対応のための)トリミングのコツをお示しします。

このようにバイスにセットすれば、自動的に面取り個所が正確に決まります。

2”スリーブの標準径=59mmなので、一か所を(深さで)1mm強トリミングしますと、目幅57mmまで対応できます。(フィルターフランジのツバの面取りが完了している前提。)