
当店から見て、南の方向をべったりと塞いでいた、旧第二市庁舎がほぼ解体され、背後の民家やNHKのアンテナ塔が見えてきました。
NHKのアンテナ塔がこんなにも近かったとは、新鮮な驚き。これからは、BINOの最終調整の格好のターゲットになりそうだ。
Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
3組(6個)限定製作ということで重い腰を上げましたが、予想外にご要望が多く(写真は全てご注文分)、継続することに致しました。
税別@¥15,000(BINOには2個必要)です。
BORGのフィルターケースは別売です。(@¥5,000税込みで斡旋しています。)
*フィルター全厚 T<8mm でないとスロットをくぐりません。
T≧8mmの場合は、フィルター枠を旋盤で削るか、枠を薄い物に入れ替える必要があります。
(パイプの横腹にスリット穴が開いた物、という安直なご理解からだと、高いとお感じになるかも分かりません。挿入部は内径にも深い溝が切ってあり、フィルターケースがうまく収まるように工夫されています。市販パーツを組み合わせて自作されても、さらにコストがかかるはずです。)
「城マチ鳥取」さん発行の”百年老舗”のパンフの表紙に採用していただきました。大変、光栄なことです。
奇しくも、一つ上の枠の”宝月堂”のMちゃんとは、小5(6?)までクリスマスプレゼントを交換したんですよね。^^;
その他にも、大方、かかわりの深い老舗さんばかりです。
(以前にも申し上げましたが、鳥取市の老舗の多くは、池田光仲侯の領地替えで岡山より移住したものです。)
今回の投稿は、取り立てて珍しい物でも新しい物でもございません。
日常の加工の一コマをご紹介しています。
延長筒の底部パーツは、ご使用の三脚等によって個別に対応させていただいています。一番一般的なのは、VIXEN規格のM10中心ネジと45Φボスですが、今回は大型カメラ三脚規格の3/8インチネジ、かつボトムフランジのご希望でした。
ついでの話になりますが、近年のアルミ材料の値上がりが著しいですね。今に始まったことではないですが、この10年で、感覚的には2倍から3倍になっているような気がしています。(厳密に調べたわけではないですが)
それから、当方で供給している製品やサービスに関してですが、一品手作り的な付加価値を理解くださっている前提で承っております。
昨今は、大量生産された成熟した製品が広く流通していますし、流通過程での訳あり破格商品に慣れた一般消費者の方はどうしても即物的な評価しかされないので、製作者との価値観に齟齬が生じることもあります。
Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;
Dear Marco,
Let me extend my sincerest appreciation for your generous post to my website.
Congratulations on your fabulous Binoscope just completed!
I wish this Binoscope will assist you all through your career of Amateur Astronomer!
Best regards,
Tatsuro
COVID-19の影響で、日本郵便のEMS便(航空便)の対象外になり、EMS-UXLが届くまで、船便で2か月以上お待たせしてしまいましたが、写真のような見事なBINOに仕上げてくださいました。EMS製作の苦労が報われる瞬間です。