EMS-UXL SET for Germany completed !

There are some guys who wish the EMS without dustproof filter for the reason of attaching their own
selected premium filter.
But, the filter is also an important protector from dust through the long period of the transportation especially abroad.
So, I would not like to take a risk of getting dust into EMS during shipment.
It is totally free for the users to replace the filter for any one after they received it.
「防塵フィルターは要りません。」というご要望が時々あって、つい、はいはい、と言ってしまうことがあるのですが、フィルターなしで発送(特に海外)する気になれません。
 自前で調達したフィルターを使いたいのであれば、着荷後にご自由に交換してください。ダストは、当方で初期光軸調整を完了した瞬間から、どこからともなく付着するものです。ですから、調整が済むと直ちに防塵フィルターをセットします。
 海外で、しかも業者さん宛てですと、業者さんを経て、さらに第三国に輸出されることも多く、その長期間を、いくら梱包内とは言え、フィルターなしで長旅をさせることは忍びません。(埃というものは、どこからでも侵入します。)

No “holiday” in my dictionary /当方、連休関係ありません!

EMS-UXLの延長管です。大型ヘリコイドと大型ハウジングの間に挿入します。
(韓国のクライアント)

 中軸架台と同時にご注文いただいた延長ピラーの底部フランジです。延長ピラーは、すでにアルマイト済みを確保しています。
 アルマイトがあるので、先に加工したのですが、世の中、また連休に入ってしまいました。

Reform of the EMS-ULS completed !

Above photo shows de default setting of the viewing angle of 90-deg.
For some reasons, you should do further fine adjustment to attain the perfect image inclinations.
 これが対空角度調整の初期設定です。こうして出荷しているのに、像の傾きが生じることがあるのはなぜか? ということですが、EMSの構成ユニットの光路の偏向角度が完璧に60.000…度であって、ハウジングの角度も完璧に60.000…度であれば、直角面定規で正確で、かつ写真の2面でEMSの端面が密着している限り、調整の追い込みは不要です。
 しかし、現実はそう単純ではなく、ハウジングの塗膜のミクロの誤差等、また、ユーザーさんの初期セッティングの癖、はたまたユーザーさん自身が回転斜位をお持ちの場合等が複雑にからみ合うため、直角面定規だけの初期セッティングで完璧な視野の傾斜(傾斜ゼロ)が実現するとは限らないのです。
 文章にすると、難しく響くので、言葉が独り歩きするのが怖いですが、この面定規で定義される仰角設定で、左右の像の相対的な回転位置は、自由自在に調整できるのです。調整による光軸への悪影響も皆無です。
 像回転の調整が極めて簡単なことは、当サイトで繰り返しご説明しておりますが、理解できる方が非常に少ないことも痛感しています。
 そこで、今日は下の図を作成してみました。これなら直感的に理解できるのでは?


 像回転の調整は、アイピースを撤去して屋内で行うのが正解。
BINOの見口を、アイピースを外して、屋内の水平な線(棚や壁と天井の境界線)を見るか、対物フードの前に直角に曲げた紙を置いて、口径の上半分を隠し、その紙の縁の直線を見ても良い。

 誤解されると困るので、さらにご説明しますと、EMSが(調整に於いて)気難しいのとは全く逆で、この特徴こそ、特筆すべき、EMSの最大の強みであり、醍醐味なのです。
 海外の言語でこれを説明するのは困難なので、この原理をマスターされた海外のユーザーさんには、ぜひ母国語でご自身のサイトやSNSで発信していただきたいと思っています。

Reform of the EMS-ULS SET/ extension of the “D”

手持ち部品の都合上、ヘリコイドの下端と上端に12mmの延長管を配置します(合計24mmの延長)しますので、ハウジングと延長管の接続は、元のメス接続からオス接続に変更します。
(メス接続は、low-profile化の苦肉の策で、出来たら避けたい方法でした。特にULSの場合、65Φバレルのツバとヘリコイドが干渉するため、ヘリコイドの該当部を少し削っていました。ハウジング内径端部の塗装補修が必要で、乾燥まで時間を置かないといけません。)

こういうことです。
いつもこうするとは限りません。延長する長さによって最適な方法を選びます。

Spacer rings for EMS-UXL

スペーサーリングなしの接続で、D=178mmのときに、大体、60mm<IPD<78mm(D=170なら60mm<IPD<70)になります。
 D=190mm前後のご要望が多いので、厚み8mmのリングをまとめて10個作っておきました。(ヘリコイドのストロークは過剰に確保してある(16mm)ため、延長管の長さは厳密ではありません。)

15cmF5 OTA arrived / 15cmF5鏡筒入荷

 この鏡筒に限らないのですが、最近、半年以上待たされることがざらで、今回は(受注を)見越して1組確保しておくことにしました。

EMS-UL for the single use completed / 単体、在庫分

在庫分を組み立て、確保しておくのは、十年ぶりでしょうか?
この1台、即納可能です。
(もっとも、EMSは半製品(パーツ)をほぼ常に確保しており、単体なら数日以上お待たせすることは滅多にありませんが。)