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指先ほどの小さなパーツですが、結構手間がかかります。その他の主要パーツはほぼ全てアルマイトまで完了しています。
Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
Do you think it reasonable to replace the focuser of the cheap achromatic OTA for that of 3.5-inch class which is more expensive than the OTA itself?
Neither do I. I have just hit on an idea of the subtraction rather than the addition. The additional weight is zero or minus because the added mechanism is more light than that of the removed original small focuser.
ゼロより軽い3.5インチクラスのフォーカサーが実現しました。
ゼロより軽いとは、取り外したオリジナルのフォーカサーよりも軽いか、同等の重量で実現できたという意味です。足し算ではなく、引き算の発想で突破口が開けました。
さらに、バックフォーカスの追加確保を、鏡筒の切断なしで達成しましたので、まさに一石二鳥、三鳥のアイデアとも言えます。
15cmF5-BINOのVERSION-11は、鏡筒2本よりも軽く出来そうです。
(従来の運用方法である、鏡筒バンド込みを考慮すると、元々の鏡筒よりも軽くなるわけです。)
↑ 2003年頃(18年前)に一時期製作していたロッド式フォーカサーです。
65φ差し込みですから、今回試作した物(90φ差し込み)よりもずっと小さいタイプです。
旋盤加工によるすり合わせ摺動で、過剰な剛性で、粗動、微動共、渋いことが難点でした。(グリスが必須なことも問題でした。) また、粗動クランプがロッドを横から押すネジでした。今回開発中の物は、ロッドを同軸的にチャッキングします。
今となっては、懐かしくもあり、汚点でもあり、複雑な心境です。
ただ、着眼点は間違っていなかったわけです。
これが ”フロントレバー” です。
68歳4か月で練習を始め、69歳8か月で成功しました。
24回長崎国体に出場した時点(17歳)では出来なかった技ですので、当時より体重が10㎏近くアップしていることも考慮すると、当時よりも(無酸素の)身体能力がアップしていることになります。 褒めていただけますか? ^^;
高齢になるにつれて、軽い有酸素運動が推奨されますが、私は、無酸素運動能力こそ、高齢者の真骨頂だという信念があり、自ら実証して見せるつもりでおります。筋肉は死ぬまで発達する!
(この時節は、通常は下着のパンツ一丁で練習するのですがね。そのまま公開すると家内がうるさいので、トレパンを履いています。トレパンでも、下半身の重りとして効くので、結構辛い。^^;)