Vertical Unit of the Center Mount / 垂直回転部完成

 コロナ禍の中、1年遅れで開催中の2020東京五輪の中継に毎日手に汗をにぎっている。
 世界中のアスリートがしのぎを削るスポーツでは、世界中で効果、効率が追求され、その時代で最も合理的な方法だけが残り、少しでも非合理な方法は淘汰されて来た。
 若い方は知らないと思うけど、走高跳びで、ある選手が初めて背面飛びをした時には、世界が驚いた。
当時はベリーロールが主流だったが、数年で皆が背面飛びをするようになった。
 水泳の自由型は、今やクロールが当たり前だが、その昔、バタフライで参加する選手もいたと聞いたことがある。
 このように、真摯に勝利を追求すれば、自ずと合理的な方法に収束して行くものだ。

 ところが、勝敗が可視化しにくい天文機材では、一度権威を帯びてしまうと、非合理なことが何十年、何百年と踏襲される。
 私のような一個人メーカーがいかに声を枯らせても、権威を帯びたステレオタイプを払拭することは困難なようだ。

EMS-UMA SET for France completed !

 望遠鏡接眼部の都合で、挿入バレルは短タイプ(12mm)を使用しています。
因みに、短タイプのバレルは、フィルターフランジ(接眼側)共用ですので、逆向きでも挿入できますのでご注意ください。
 工程の詳細を逐一公開しています、主な理由は、依頼者の方との齟齬を防止するためです。依頼者の方は、常にこのコーナーにご注意いただき、ご希望に反する点がございましたら、リアルタイムでご指摘いただけると助かります。

EMS-UMA SET for France in the making

カタディオプトリック式BINO用のEMS-UMAです。(D=225mm)
31.7アイピース限定でも、-ULがベターですが、UMAでも実現可能です。
(カタディオ鏡筒自体がもともと低倍での視野周辺光量は妥協した構造ですから)

Another EMS-UMB completed!/ 2台目のEMS-UMB

製品の代表写真では分かりにくい部分(アングル)も撮影してみました。
31.7to50.8ADには、数年前より、48mmフィルターネジを追加しています。
(逐一発表しませんが、構成パーツはロットごとに改良を重ねています。)

 EMS-USを中止して、ブーイングの嵐かも?との心配は杞憂に終わりましたが、それは、もともとEMSに興味がある方が極端に少なかった、ということかも知れません。
 質問も苦情も来ないのに”問わず語り”をしますと、実は、もともと当初はEMS-MとEMS-Lしかなく、どちらも、ハウジングの組み立てが許す、ぎりぎり最大のミラーを内蔵していました。言い方を替えると、それぞれ、ミラーサイズに対して最小限の光路長を実現していたということです。
 繰り返しますと、「もともと、EMS-MとEMS-Lで出発した。」ということです。-Mが31.7φ(アメリカンサイズ)と旧36.4ねじ込みアイピース用、-Lが2インチまで(つまり全て)のアイピース用です。(後に、EMS-UMでも大半の2インチアイピースが使用できることも判明。)

 EMS-USは、営業戦略的にEMS-UMの安価バージョンを追加したもので、EMS-UMと全く同じハウジング構造で、内蔵ミラーだけを小さくしたものでした。-Sと名乗っても、-Mの骨組みですから、光路長がMより短くなることはありません。ミラーが小さくても、工程コストが激減するわけでもなく、EMSが普及して欲しいという気持ちから、ハードルを下げてみたというのが真実です。
 さらにこの度、通常の斜鏡からの切削(削り出し)を廃し、最終形状のミラーを特注、常備するに当たり、コストが大差ない2種類(-S,-M)の最終形状ミラーを同時に常備することの無駄を考慮し、USとUMを(Mサイズで)一本化することを決断した次第です。

Received the second shot of the Corona Vaccine/ コロナワクチン、2回目接種

現時点では、予防対策協賛店認定とワクチン接種はリンクしていませんが、必要なことだと思っています。

I received the second shot of the Corona Vaccine on 30th of July.
Happily,there were no vaccine side reactions at all, and my evening workout was as intense as usual.

7/30に無事、2回目のコロナワクチン接種を終えました。
副反応は接種部位の違和感を含めて一切なく、毎日の激しい自重筋トレも継続できました。
もっとも、副反応は若い方ほど顕著らしいので、自慢になりませんけどね。^^;

TELEVUE127-BINO on the Center Mount: Follow-Up report by Mr.K.in Fukuoka prefecture / 続報!

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;

TV127-BINOの続報をいただきました。
AAS-2_R2も初めて試運転され、絶賛いただきました。
“Paradigm Shift” という、大変光栄な一言をいただき、今までの努力が報われ、さらに継続するモチベーションを頂きました。
(いただいた写真に勝手にパーツの解説を記入させていただきました。)