160mm Apo-BINO by Mr.Thomas Möller / 16cmアポBINO(自作)

Dear Tatsuro,

After several modifications my binoscope now seems to be (almost) complete. Here is a short summary of the main features:

  • 160 mm f/6.5 apochromatic, oil spaced triplet lenses

  • EMS-UXL-Premium light erecting systems

  • telescope built with lightweight carbon components, total weight 11.8 kg (whole telescope)

  • stiff single arm centre mount

  • stiff lightweight carbon tripod

The total weight of the instrument of ~ 16.2 kg (telescope, mount and tripod) allows easy use and transportation to a dark site. For me it is the final telescope. Some more detailed information can be found here:

http://www.cloudynights.com/topic/542819-a-160-mm-63%E2%80%9C-f65-binocular-telescope/

Thanks a lot for all your support, the EMS units were a fundamental ingredient for building it.

Best regards

Thomas

http://www.cloudynights.com/page/articles/cat/articles/a-160-mm-63%E2%80%9C-f65-binocular-telescope-r3059

Comment by Matsumoto;

Dear Thomas,

Thank you for your mail. I am very happy to hear from you after a long time. Congratulations on your splendid binoscope finished. Actually speaking, I had noticed your binoscope in the Internet. I would love to put your News on my web page, Thank you!

>For me it is the telescope I was dreaming of for many years. You may be surprised, it is the only telescope I own. It shows me all I like to see
in the most beautiful way, open star clusters, the milky way, galaxies
with spiral structure (M31, M51, M33..) the moon and planets. Thanks a
lot for helping me to realize such nice  project.

I am extremely happy to hear that. And I am amazed by your planning sense and craftsmanship. You did a splendid job!!

best regards
Tatsuro

見事なBINOです。EMS-UXLのみを求められて、後は架台を含めて全て自作(外注含む)された物ですが、言語の壁を乗り越えてEMS製作者の意図を十分に汲み取り、機能的にも美観的にも卓越したBINOを実現されました。 Thomasさんの技量と美的センスに最大限の拍手を送りたいと思います。

http://www.cloudynights.com/page/articles/cat/articles/a-160-mm-63%E2%80%9C-f65-binocular-telescope-r3059

FC100DF-BINO(Self Assembly) / 自作

Dear Tatsuro,
Finally, I completed the 4″ refractor FC-100DF binoscope assembly,
It’s a view of fantasy, nothing can be compared.
I took apart of it and taught my friend (the binoscope’s owner) how to assemble it by himself today, it took me half a day, much longer than my expectation, then I finally aware of something 🙂
let me share it with you…
People with some basic understanding or experience, only very basic is enough to learn quickly. but if people are lazy or hesitate to try or people with strong subjective (generally it’s wrong), they are really hard to learn new, they can not master binoscope well for sure.
However, I completed the “technical transfer” and my friend did adjustment pretty well at the end.
I have to thanks for your very good instruction in Web, and your great product.
Thanks
Regards
Ted W. , Taiwan
Comment by Matsumoto;
Thank you Ted for allowing me to introduce your e-mail report in my website.
Congratulations on your finishing the fine binoscope, and I am much appreciative of your effort in sharing your experience with your followers in your country.

 

傾斜センサー0N C8-BINO (YAMANEKOさん、北海道) / Altitude Sensor on C8-BINO

北海道のヤマネコです。
数年前に四国のYさんにシュミカセC8、2本とEMSを譲っていただきました。
最初は、TG経緯台やGP赤道儀を経緯台に改造したものに載せていました。
しかし、数ヶ月前にロスマンディのAZ8経緯台を入手しましたので、シュミカセ2本が搭載できるように改造してみました。
また、シュミカセも現行のものに変更いたしました。

しかし、垂直のエンコーダがどうしても取り付けることができなかったため、傾斜センサーについて、松本さんにご相談いたしました。
自分がアストロデバイス社のNEXUSを手持ちしていたところから、当初、NEXUSと傾斜計を接続するつもりでいました。
しかし、松本さんからはNEXUSを使用しないで、新しい傾斜計を使用することをご提案されました。
そこで、新しいタイプの傾斜計をお譲りいただきました。
架台は写真のようにアルミ板を加工し、傾斜センサーとエンコーダも無事に取り付けることができました。

ロスマンディのAZ8経緯台は、G8赤道儀と同様に、フリーストップで微動が使えますので、非常に快適です。
さらに、傾斜センサーとエンコーダとSkysafariの連携は、同期、導入ともにすばやく非常にグラフィカルなので、快適です。

C8鏡筒は筒外焦点距離をかなり引き出しているため、F=12くらいになっているでしょうか。常用アイピースはXL40で、約60倍、視野1°だと、M81、M82が同一視野に入り、M8やM33もちょうど、視野内に収まります。

月や惑星では、XW20やXW10、ナグラーズームに換えます。もしかすると、20cmの口径が生かされていないかもしれませんが、双眼で見ると大迫力です。

また、シュミカセで2度反射、またEMSがアルミメッキなので、光量のロスがあると思います。近いうちに、EMSを銀メッキをお願いしようと思っています。

その他にも少しずつ手を入れて、使いやすくしていこうと思っています。

北海道、ヤマネコ

Comment by Matsumoto;

The Altitude Sensor is set on the center of the base plate in the first photo.

The Sensor, I have developed with my friend, includes WIFI system; and it offers the perfect PushTo System with SkySafari on iPhon or iPad.

この傾斜センサーは、私(ケース加工担当)と友人(電子回路担当)の手作りで対応しており、生産台数が少ないために積極的に宣伝して来ませんでしたが、このご投稿のように、将来に向けても、大きな可能性を秘めたシステムです。当初は、NEXUS等のWIFIアダプターと併用するものでしたが、AAS-2以降、そのWIFI機能まで包含し、単体で水平軸エンコーダと併用することで、SkySafari(Pro or Plus)が使用できる仕様となっています。

(共用する水平軸エンコーダは、当方の中軸架台用の10,000ステップがデフォルトの設定になっており、それ以外のステップ数のエンコーダを使用される場合は、SkySafari側の設定の他、傾斜センサー側の設定(やや複雑)もマニュアルCDに従って行っていただく必要があります。)

進取の精神にあふれたヤマネコさんらしく、C8-BINO と傾斜センサーを上手にコラボさせられました。架台の使い方もお見事です。 ご投稿、ありがとうございました。

FC100-BINO (by Mr. James Witt, in Pine Arizona USA.)

Comment by Matsumoto:

Here came a report of FC100-BINO after over several years.

The photo of the old EMS sets brings back memories of the former specs.

Anyway, I am very happy to hear from you after a long time.

Congratulations on finishing your fine binoscope. I hope this binoscope will serve you for many years to come.

8年くらいのタイムラグが生じてしまいましたが、初めて、完成したFC100-BINOの写真を送ってくださいました。

旧タイプ(8年くらい前か?)のEMSセットも懐かしく見せていただきました。 クレイフォード式の目幅調整、当時が思い出されます。

BORG55FL and 71FL-BINO

Hello Tatsuro,
Thanks for your great product,
In January, I started my first EMS-Binoscope, a pair of mini Borg 55FL.
everyone in my local astronomy club were amazed by its outstanding performance.
People in here were all unfamiliar with EMS-Bino,
that’s my pleasure to intruduce the great product to them.
last month, I try to assembly a Borg 71FL Bino in EMS-US, that even better a lot than 55FL.
Attached are the pictures of my 55FL and 71FL BINO and some sketch by 55FL EMS.
Regards
TS Wang,Taiwan
Comments by Matsumoto:
Dear Ted,
Congratulations on finishing your fine binoscope and mastering it for the field use!   I was amazed by your fine craftsmanship and the good aesthetic sense.   I am very proud of you!
Best regards,
Tatsuro

APM123APO-BINO follow-up report-1

I’ve attached some recent pics of the binoscope.
The project is slowly coming to its fruition.
Regards,
Range, China
Comment by Matsumoto:
 I will introduce the follow-up report of the APM123APO-BINO by Mr. Range, China.
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Dear Range,
Thank you very much for the additional photos.
They look more impressive than the ones I watched before.
This time, I noted the custom made 65mm end adapter. It is so fabulous!
May I introduce them in my website as your new post?Best regards,
Tatsuro

Borg100 achromatic-BINO(self made) / 自作

昨年11月末にBorgの100mmアクロマートレンズ(F6.4、セルのみ)の中古品が廉価(1万円強/枚)で2枚同時に出ていることに気づき、いけないいけないと迷ったあげく、買ってしまいました。ひと月ほど紙に包んだままほったらかしにしていましたが、ついに年末からbinoにするべく部品の調達に取りかかりました。今回もひとつを除いてすべて市販の良さそうなパーツを組み合わせる、自作ならぬ「編集」です。最近完成しましたので(写真1)以下、パーツを選ぶ際に考慮したことと、それらのパーツを選んだ決め手に絞ってレポートいたします。それぞれの部品を選ぶ際にはGoogleのの画像検索に大いに助けられました。つたない内容ですが、どこかのどなたかの参考になることがあれば幸いです。

鏡筒固定部の選定

手に入れたのはレンズセル部分だけだったので、まず鏡筒を完成させたくなりました。しかし他のパーツ、特に鏡筒固定部の径が合わないと後々苦労しそうなので先に鏡筒固定部を決めることにしました。精度がよさそうな軽量な鏡筒バンドとして三基光学館さんのものとK-ASTECさんのものが候補にあがりました。鏡筒単体ならどちらもよさそうです。しかし2本の鏡筒の光軸維持のためには後者を選びました。それはアリガタ(DP45-125)に段差があり光軸に対して直角に鏡筒バンドが固定できるようになっているからです。この有効性は黒木様が71FLのケースで報告されています。ただ、このアリガタのバンド固定用の穴にはネジが切ってあります。段差にバンドを押し当てて直角を出すには、ここはバカ穴になっているほうがよいのでは?と思います。

鏡筒の選定

DP45-125にはBorgの115φと80φの鏡筒に適合するバンドがありますので、手軽なBorgの鏡筒を使うことにしました。調べてみると鏡筒は太いほうがいいようなのですが、115φはすでに生産中止です。10cmアクロマートの標準鏡筒が80φだし、なぜ太いといいのかという理屈が分かっていないレベルなのだし、ということで80φ鏡筒を選びました(バンドはTB-80)。レンズセルと80φ鏡筒の接続には「メタルラッパ」と「アルミ延長筒」が必要です。「アルミ延長筒」はすでに生産中止で情報はほぼなく、Borgさんにどこかに在庫ががないかと尋ねてみると、「倉庫にB品でも厳しいものがあるので、お譲りします」とのこと。メタルラッパとアルミ延長筒はなんと無料で入手できました(中川さん、ありがとうございました)。

フォーカサーの選定

フォーカサーの光路長がわからないと鏡筒の長さを決められません。80φ鏡筒ならばEMSはULでいいでしょうとのことで、入手しやすい笠井トレーディングさんのBorg用2インチマイクロフォーカス接眼部を選びました。松本さんのHPにあるアイピースの焦点位置の情報によれば、標準的なアイピースでの繰り出し量が20mm程度以上あれば、たいていのアイピースで合焦しそうです。当初は鏡筒間間隔154mmと考えて鏡筒などの選定を始めました。この辺りで鏡筒間間隔やEMSの光路長などについて計算が合っているか松本さんに確認していただきました。すると「計算は合っていますが考え方が間違っています」とのこと。つまり計算上ぴったり、ではだめで、不測の事態に備えるために余裕をもって設計を、との助言をいただきました(後述のように、早速不測の事態は起こりました)。そのことを念頭に置きつつ、鏡筒は135mmと50mmをつなげばよさそうです。図面上は一番奥まで繰り入れても口径がけられることはなさそうで、これに決定しました。

鏡筒購入

白鏡筒は品薄とのことで黒鏡筒を選択。メタルラッパとEMS-ULの白がアクセントとなるモノトーンになりました。メタルラッパはスプレーで再塗装、アルミ延長筒は確かに傷などがひどかったので、イーノックスさんのカッティングシート(ブラックマット)を貼り、新品同様になりました。ここは色見本用のサンプルを無料で送って頂けるので、色を選ぶ際に重宝します(HP上出見える色とはかなり違った印象でした)。ちなみにカッティングシート貼りの作業は学生時代に看板屋でアルバイトをしていたときに教えて頂いたことが役にたちました(中性洗剤のごく薄い水溶液を接着剤面に塗って貼り付けると空気が入らず、貼り直しができるのでやりやすい)。世の中なにがどこで役立つかわからないものです。鏡筒内部には絞り環はなく、植毛紙貼付ですませています。フォーカサー到着後、早速鏡筒に接続して確認、と思ったところで問題発覚。HPには”80φ鏡筒にそのまま装着可能”と書かれてあるのですが、実際には変換リングを一つ噛ませないと接続できませんでした。。。変換リングを追加購入し、無事装着。変換リング分のバックフォーカスが短くなってしまいましたが、結果として標準的なアイピースの場合約25mm程度の繰り出し量で合焦しましたので、たいていのアイピースが使えると思われます。これで鏡筒ができあがりました。次はこれをのせるマウントを選ばなければなりません。

架台の選定

シンプルで軽い仕様にしたかったので、ヘリコイドによる目幅調整式としました。ユーザーリポートを拝見すると、ほとんどの方がHF経緯台を使われているようです。しかし今回は汎用プレートの横幅が足りません。そこで笠井トレーディングさんのBino Forca経緯台を選びました。この架台にどうやって鏡筒をマウントするか、が次の課題です。ここについては特注の台座を準備するつもりで、アリミゾを横並びに置く方式と垂直に立てて置く方式を検討しました。

アリミゾの選定

台座の寸法を出すためには、まず使えそうなアリミゾを選ぶ必要があります。アリミゾは1)精度のよい、2)面押しタイプのもので、3)円形ではなく、4)側面に突起物がでていないものを探しました。しかしブロックで押すタイプのものはともかく、面押しタイプのアリミゾは意外に見つかりませんでした。ひとつ見つけたのですが、これは加工精度が均一でなく(寸法に1mm単位での個体差があった。これがどこのどの商品だったかについては差し控えます)、単独で使用するならまだしも、binoでの使用には耐えないと思い返品。星見屋さんにGEOPTIKのものの黒色仕様を紹介いただきました。ただこれを横並びに配置した場合、適切な鏡筒間間隔を維持しつつクレードルの幅内に2本の鏡筒を収めることができませんでした。これはノブのネジ部分が必要以上に長いことにもよります。ここは短いものに交換すればよいと思っていましたが、ネジ先端の加工が必要のようで、私の手に負えませんので横並びの配置はあきらめ、縦に配置することにしました。

凸型台座の製作

今回のbinoの一番の特徴がCOSMO工房さんに作っていただいた凸型台座かと思います。これをクレードル部に取り付け、その左右をアリミゾで挟めばシンプルかつ水平・垂直・平行が勝手に出てしまうマウントができると考えました。垂直に置くことでアリミゾのノブもアクセスしやすいところに来ます。念のために接眼側の垂直面にはリムを設け、ここにアリミゾを押しつけるようにしました。この構造では、凸部の最薄部の厚さによって鏡筒間間隔が決まります。当初の予定の154mmではこの部分の厚さは計算上3mmになってしまいます。さすがにこれでは剛性不足でしょうから、たわまない程度でできるだけ薄く、左右のアリミゾのノブが干渉しないぎりぎりの幅で、鏡筒間間隔をできるだけ短く、といういくつかの要因が折り合うのは大体7mmかなと思い、計算上の鏡筒間間隔は158mmとなりました。しかしこの薄さでは両側からアリミゾを台座にネジ止めすることはできず、ボルトとナットで両側から台座を挟みこまなければなりません。通常のナット径はアリミゾの座繰り穴径よりも大きく、また高さは座繰りの深さよりも高いので、COSMO工房さんにナットの径と高さを削っていただいて座繰り部分に収めることができました。今回の成功はこの台座によるところが大きいと思います。COSMO工房さん、無理なお願いに対応いただき、ありがとうございました。到着後、台座をM6ネジ5本でクレードルに取り付け、早速確認です。EMSのXY調整のノブの矢印を接眼側に向け、両鏡筒を取り付けると、左右方向では調整ノブの微調整は不要。ただ、やはり垂直方向の光軸はシビアなようで、最初の段階では右鏡筒がわずかに下を向いていました(あとで気づいたのですが、これは台座の加工精度というよりも私の鏡筒バンドの取り付け方が歪んでいたことによるものらしいです)。そこでこの台座の右側のアリミゾと台座の垂直リムの隙間に厚さ0.2mm程度の紙片をはさみ、右側鏡筒をわずかに上向きに傾けました。するとほぼ調整ノブの原点位置で像が重なりました。と同時にこれほど微妙なものだったのかと驚きました。台座の剛性はこれで充分でしたが、アリミゾのノブは間隔が狭くて少し締めにくいです。ともあれこれで主要部分は完成しました。鏡筒着脱による光軸のズレもほぼありません。

操作ハンドル

ストアポリゴンズさんというカメラ用品のwebショップで15φのカーボンロッドクランプを見つけ、操作ハンドルを作りました。右側のロッドは長く、クレードル末端を超えて対物側まで伸びています。ここにバランスウェイトを取り付けるためで、これは松本さんのbinoのウェイト兼操作ハンドルの受け売りです。グリップ部分にはホームセンターでスポンジカバーというのを見つけて取り付けました。

フード

アルミ延長筒(鏡筒径が太くなっている黒い部分)は一見フードに見えますが、実はレンズセルは接眼側から最も遠いところにねじ込む方式になっていて、それより先にさらにフードをつける必要がありました。このパーツを探していたときにはすべての円柱がフードに見えるという病気にかかりましたが、「ハイパック容器」というプラスチックケースがみつかりました。これの底を抜き、内側に植毛紙を貼れば、立派なフードの完成です。元々容器ですので、ねじ込み式の対物キャップもついています。しかもわずかにテーパーがかかっていましたので、運搬時にはフードを短縮させ、使用時に引っ張りだせば植毛紙の摩擦で丁度いいところで固定されます。ただこのテーパーのせいでカッティングシートの展開図を作るのが難しく、スプレー塗装ですませました。このため鏡筒の黒と色目が微妙に異なっているところが不格好です。

ウェイト

長焦点の重いアイピースを使った場合、鏡筒バンドの最も接眼側をアリミゾに取り付けてもまだ接眼側がやや重いため、対物側にウェイトが必要でした。これはスカイメモS用に作られたステンレスウェイトをネットオークションで見つけました。ただし穴の径を勘違いしていたようで、金属加工屋さん(中途半端ネットさん)に頼んで15mmφまで穴を広げていただきました。これで大体のアイピースで垂直回転軸のクランプは緩く締めるだけでバランスするようになりました。

これでだいたい完成、先日志摩方面への家族旅行に車で持参し、2時間程度ですが初めて夜空に向けました。やはり口径100mm、55FLに比べるとだんぜん明るく倍率も上げられます。月は周辺に色がつきあまり快適ではありませんがこれは他の鏡筒にまかせるか、フィルタも有効かもしれません。ハイペリオン36mmでは実視界4度弱で、M46 & 47が印象的でした。55FLと比較すると、プレセペはこちらに軍配が上がります。一方ヒアデスは視野の広い55FLのほうが有利で、55FLのよさも改めて実感しました。今回は大小色々なメーカー、ショップの色々なパーツがそれぞれの特徴を発揮したオールスターチームのようなbinoになりました。これらのパーツを製作いただいた方々、レポートなどで有益な情報を提供いただいた方々に感謝いたします。

京都 畑

管理者のコメント:

畑さん、素敵なBINOのご完成おめでとうございます。 非常に懇切、詳細にご報告いただき、これからBINOを計画される方には、大いに参考になることでしょう。

「自作というよりも”編集”」と謙虚に書いておられますが、非常に上手に多くのパーツをコーディネートしておられるので、胸を張って「自作した・・」とおっしゃってください。 それにしても、優秀なパーツが入手しやすい、良い時代になりました。 そろそろ私もEMSの製作に専念できそうですね。^^

BORG 125ED-BINO(2015年2月26日)

Dear Tatsuro,

This morning, I finished my work.
The first test was positive, the pictures are merged when the two collimation screws are in neutral positions. I am really very happy with the result and can hardly await the first clear night 🙂
Thanks again for all your help and support !!!

Jochen

管理者のコメント;
Acknowledgment of Matsumoto;

Dear Jochen,

Let me give you my biggest applaud to your feat on your fine binoscoope.
You have overcome not only the language barrier but also the negative background noises made by some of the senior manias who have negative biases on my EMS.
I believe “Reality” will come to light in the end. I am very happy now to think you would become another ardent advocate of my EMS.

CLOUDY NIGHTS FORUM
The German Forum

BINOSCOPES

ドイツのJohenさんが125ED-BINOをもう完成させられました。 組み上げた段階で、XYノブが原点を示していたそうで、自前の中軸式架台の完璧さが光ります。
久しぶりにまたBINO作りのMOTIVATIONを充填していただいた気がします。(反例で落ち込んでいた後だけに、特にそう思います。近くにいてもメールの返事がタイムリーに返らないモラトリアムな人よりも、 地球の反対側にいても常に打てば響く人のお手伝いをする方が、張り合いがあるというものです。)

CLOUDY NIGHTS FORUM
The German Forum

BINOSCOPES

55FL-BINO(自作)

Borg-55FL双眼をひとまず組み立てましたので、ご報告いたします。

Borg55FL→DZ-2(7517)→2インチホルダーSSII(7501)を介してEMSに接続し、アルカスイス互換のプレート(Sumwayphoto, DPG-2416)とクイックリリースクランプ(DDB-53)、 パンニングクランプ(DDH-02)を使ってビデオ雲台に載せています。

【製作まで】

金属加工などはできないが、組み立てるプロセスは楽しみたいという思いから、以下のような方針をたてて既存のパーツ を組み合わせて自作(というより編集作業)することにしました。

【方針】

製作するにあたり、剛性を優先し、シンプルな構成にすることを心がけました。松本さんとのやりとりのなかで、左右鏡筒の光軸の精度 が高いに越したことはないが、これにはさほど気を使うことはない、むしろ剛性が重要なのだが、素人の自作だとそこが弱いかもしれない、 と伺いました。そこである程度の精度を保ちつつ、がたつきの原因となる要素はできるだけ排除するという方針を立てました。Hyperion 36mm を使う予定だとお伝えしたところ、それならEMS-ULのほうがベターであると教えていただきましたが、相談の結果、やはりコンパクトな方がよい だろうということで、より小さいUMのボディで、ただし大きめのミラーを内蔵したものを作っていただくことにし、EMS部分の光路長はデフォルト での2インチスリーブ上端までで136mmとのことでした。
このシステムで最初に決めたのは、実は鏡筒と架台をつなぐ部分のパーツでした。BorgのDZ-2というパーツは、mini-Borg鏡筒の延長筒に台座 がついており、非公認ながらアルカスイス互換のクランプに取り付けられる「こともある」というものです。これを使えば架台に直接鏡筒を固定 できるので、鏡筒バンドを使うよりも剛性が増すだろうと考えました。事前にこのマウンティングの方法(クイックリリースクランプ)で大丈夫 そうか伺ったところ、「使えると思います」とのご回答でしたので、このやり方に決めました。

【実際に使用してみて】

1) 剛性と精度のバランス
口径が55mmと小さいこともあってか、このマウント方法でがたつきはいっさいありません。軽い鏡筒であれば70mmくらいまでは大丈夫かな、 と思います。また、精度も問題なく、Xネジの回転角度は松本さんが警告されている45度以内には十分におさまっています。前述のDZ-2は、 並行して購入していたSunwayfotoのクランプにしっかり固定するにはやや台座の幅が足りませんでしたが、台座とクランプの間に0.5mm厚のプラ板 をかませることでどうにか固定できています。アリガタ/アリミゾの噛み合わせが浅めなので、DZ-2を同じメーカーのプレートにネジ2本で固定した うえでクランプに取り付けるほうがより安心かとも思いますが、間にプレートを挟むことでネジ穴の遊びの範囲内で左右に鏡筒が振れるため、 左右鏡筒の光軸合わせがむしろ面倒になりそうです。直角なものに直角なものをかませるのだから鏡筒は嫌でも平行になる、調整機構は必要ないと楽観的に考え、 実際にXノブの調整は十分に小さな範囲で収まっているので、このまま使っています。

2) 2インチアイピース

平行・無調整で見ている限り、デフォルトの2インチホルダーのまま、Hyperion 36mmで、合焦機構なしで無限遠にピントが合います。 これは半ば偶然、半ば計算どおりでした。これで約7倍、実視野10度以上が得られ、たとえばオリオン座の三ツ星からリゲルあたりまでが同一視野に入ります。 Hyperion 36mmは2インチスリーブを外すとシュミカセメスネジが切られているので、EMSの2インチホルダーを外し、Borgの短い2インチホルダー~シュミカセ オスネジを経由してアイピースをねじ込めばスリーブ分の光路を短縮できます。こうしておけば対物レンズの後ろにヘリコイドを入れることもできそうでしたが、 なくてもピントが合いますし、大きなヘリコイドはコストがかかること、対物側にヘリコイドがあるデザインがあまり好きでなかったことから、このアイピース を使うときには結局合焦機構はつけていません。

3) 31.7mmアイピース

一方、複数所持している31.7mmアイピースはアイピース抜き差しでピントは出るのですが、倍率が高くなってくるともっと正確にピントを出したいと思うようになる だろうと考え、2インチ/36.4mmアダプタ(中古品を見つけましたが、形からするとひょっとしてEMSに付属していたものかも知れません)からBorgの接眼ヘリコイドS(4317)経由 で取り付けています。これでPhoton 25mm、Hyperion 21mm、WA 17mm、Nagler type6 11mmのいずれでもピントが出ます。PhotonのフォルムがEMSにマッチしてるようで気に入って います(Fig. 2)。ただし2インチ/36.4mmアダプタの取り付けネジの位置によってYノブを少し回さなければならないことがあり、できるだけ動かさないですむ位置を 見つけて使用しています。

4) X-Yノブ

はじめにご相談したときに、X-Yノブ付きのほうがよいかお尋ねしたところ、双眼で使用する場合には必須であるとご教示頂きました。実際に使用してみると、 その意味と便利さがわかりました。まず、このようなマウンティングの方法では上下・左右方向の光軸調整機構は一切ありません。かといって常に光軸が完璧であるわ けでもありません。X-Yノブの本来の目的はアイピース交換時に発生する光軸のずれの補正だとのことなので、ここに光軸の初期調整を補う働きをさせるのは本来の意図 とは違うことは理解しつつ、十分に小さな調整範囲ですんでいることからよしとしています。 双眼装置の光軸調整をすることがありますが、それは特定の軸方向への移動をネジで調節するような機構にはなっておらず、光軸が合ったと思ってもそれを固定するリン グを回転させるとまたずれてしまう、という使いづらさがあります。一方EMSにはこのような不便さは一切ありません。ただ、慣れないうちに暗闇でノブを回していると、 予想以上に大きく回してしまっていることがあり、リミッターと原点矢印表示は必須であると感じました。念のため、原点矢印の方向がわかるような触覚的な手掛り (エンボス加工のシールのような)を貼り付けようかと考えています。

5) 見え味

「星ってこんなにきれいだったっけ?」と驚いきました。いや、きれいなことは知っていたのですが、こんなにきれいだったのでしたっけ?小学生のころから望遠鏡を覗いていて、 大学卒業後20年ぶりくらいに星見に帰ってきたのですが、ヒアデスやプレセペ、オリオンの中心部などはもちろん、特に名所でもないところががこんなにきれいなものだった ことに、初めて気が付きました。ヒアデスはそれぞれの星の色の違いがよくわかりお祭りっぽいこと、プレセペは細かな光の点々がひっそりとしていて紫陽花っぽいこと、など、 恥ずかしながら知りませんでした。試しに片目を閉じてみてみると、これまで当たり前で 十分に綺麗だと思っていた、あの見え方でした。また、いま見ている円の中が切り取られた円ではなく、その円の外にも空が広がっていることが感じられるような気持 ちがします。これは正立であることも関係していそうです。地上からの連続的な風景の延長として空がある、というようなイメージです。メロッテの星団のリストのことなどいま まで考えたこともありませんでしたが、ああいう大きめの星団を鑑賞するという新しい楽しみ方を発見した気持ちです。寝る前に15分だけ、と思っても、1時間見てしまいます・・・。 秋のh-χが楽しみです。

【EMSシステム≠EMS本体】  さて、EMSを使いたいと考えた時に二の足を踏む要因のひとつに、「なんだか難しいのではないか」ということがあります。松本さんのHPには膨大な情報が含まれており、 それらを「反復精読」するように、「天文マニアでボール盤を持たないのは、一般家庭に包丁がないのと同じ(”過去の暴言”であるとのことで、安心しました^^;)」など、 いろいろと書かれているので、「自分のようなレベルのものが使わせてもらっていいのだろうか・・・」と不安になりさえします。

しかし、正立・双眼の魅力には抗いがたく、 おそるおそる順番に読んでみると、注意すべき点というのは実はそれほど多くなく、そこから派生する問題を含めて繰り返し述べられているのだということがだんだんとわかって きました(ノブを回しすぎない!もここから派生している)。つまり、操作する際には「光軸が物理的にあっているということと、心理的にあっているように見える(像が重なって 見える)ということとは全く別のことなので、自分に見えているものを信じないでください」、ということを主におっしゃっているのだと思いました。このことがなかなか理解され ずにご苦労されているのだということもわかりました。しかし私は仕事柄(基礎系の心理学の仕事をしています)、学生時代からむしろ「物理的な量と心理的な量はイコールではない」 ということを叩きこまれてきており、むしろこのことは、それこそ「家に包丁があるくらい当たり前のこと」としてすんなりと理解することができました。「輻輳」(左右の眼が互い に鼻側に向くこと、近い対象を見る時の状態)や「調節」(ピントをあわせるために水晶体の厚さを変化させること)について教えることもあり、松本さんの「寄り目」のご説明もすん なりと理解することができました。こんな事情もあり、機械部分の調整は松本さんを信頼して、あとは自分の目の癖、普段のものの見方を振り返って少し練習すれば大丈夫だ、と思える ようになったことで、購入を決意しました。

具体的な課題は、「平行法で立体写真をみられるようになること」でした。平行法は苦手でしたので、いつもは手っ取り早く飛び出すように、真ん中にはがきを立ててやっていまし たが、あれがいけなかったということに、まさか双眼望遠鏡を覗くときになって気がつくとは思いませんでした。少し練習すれば平行法もできるようになりました。また、酔っ払うと 平行・無調節が難しくなることもわかり、酒量もへり、おかげで体重まで落ちました。EMSはダイエットにもいいようです。

また「器械近視」という言葉も教えていただき、確かに自分がアイピースを覗くときにはそのような状態になっているということにも気づきました(言われないと普通 そんなことには気づきません・・)。そのうち、輻輳・調節をせずに覗くためには、20-30cm離れたところから、できるだけ「うつろな眼差し」でアイピースを覗き、左右2つ の視野円がひとつの円に重なるのを待ってから、その円の中にダイビングするような気持ちで徐々にアイピースに眼を近づけるとよいことがわかりました。このとき、その円が 投影されているレンズが水面だとすると、その水面を通り越して水の底を見るというつもりでダイビングしないと、寄り目になってしまうようです。これができるようになった結果、 「左見て右見て」法もできるようになってきたと思います(遠くのアンテナで光軸調整すると、Xノブを回したときに右鏡筒からの像がスーッと動き、やがて左鏡筒からの像にぴた っと重なる、ただし像が十分に接近してくるとおそらく眼が勝手に合像しようとしているのか、像がぴょんと飛んで急に重なるように見える。この最後のぴょん、を意識的にコン トロールできるようになるともっと正確に合わせられるのかなと考えています)。

先述のHyperion 36mmは合焦装置がなくともピントが合うと言いましたが、実は初めて覗いたときには もう少し対物側に寄せたいと思いました。しかしこれはおそらく「器械近視」の状態(「寄り目」で見ているので、それにともなって水晶体の厚さもより近くを見るときのように厚 くなっている状態)になっていたのかと思います。平行・無調節で見るように意識してしばらくするとピントが合い、その後アイピースから眼を離して肉眼で空を見ても違和感 はありませんでしたので、うまく見られていたのだと思います。というわけで、EMSのシステムというのはハード面(EMSの本体、架台、機構など)だけではなく、ソフト面 (松本さんのHPに掲載されているいろいろなアドバイスや双眼視するときのちょっとしたコツ)を含めたものであるというように理解しています。

以上のようことはまた新たなタイプの誤解なのかもしれず、「また新たなタイプのややこしい奴が出てきた・・」とがっかりされるかもしれませんが、もし誤解がありましたら教えて いただけますと、また新たな発見ができて大変参考になります。
松本さん、いろいろと知らなかったことを教えていただいて、本当にありがとうございました。今回は物以上の買い物をさせていただいたと思っています。

※EMSユーザーの方のレポートは今回のbinoを自作(編集)する上で大変参考になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。今後binoを使われる方の参考になるような情報 を自分も提供できれば、皆様へのお礼のかわりになるかと思い、書かせていただきました。普通ユーザーレポートは器械部分の仕組みや見え味などを書くことが多いと思いますが、 binoの普及と、二の足を踏んでおられる潜在的なユーザーの方のお役に私が立てるとすれば、心理の専門家としての立場から感じたことを書くことかと思いましたので、 特に後半はこのような内容になりました。

Mr.T.H. in Kyoto

管理者のコメント;

BORGより最近リリースされたFL55対物レンズを使用したBINO自作のリポートをいただきました。 市販パーツのみをうまく組み合わせて実用的なBINOを実現しておられるところに意義がありますが、 それ以上に、光軸調整等のEMS-BINOの根幹の部分でEMSの製作者の気持ちを代弁してくださっているところに 新鮮な切り口があり、かなり溜飲が下がった気がいたします。^^(T.H.さんには、去年の12月にEMS-UMLのみを納品させていただいていました。)

EMS-BINOは、機械的な精度だけを追求してもうまく行きません。実は(マニアや業界の方々が大好きな言葉である^^;)”精度”という言葉 自体がそぐわないのですが、敢えて”精度”という言葉を踏襲すると、「機械的な精度と調整技量を含めた最終的な精度が重要だ。」ということになります。 誤解を招くといけないので、断っておきますが、「機械的精度はどうでも良い!」と言うつもりはありません。機械的な誤差は、合理的な調整機構の ストロークに十分吸収される量であれば残存していても問題はなく、機械的な剛性がその初期状態を常に保持できていれば良いわけで、そこが、精度よりも剛性が 優先される所以です。

”3) 31.7mmアイピース”の段落で書いておられる36.4ネジ→2インチアダプター(キャップ形状)は、ご推察のようにEMS-UM/US用の標準31.7ADの基部を構成する非常に 汎用性の高いパーツです。 本来であれば、今回もこのアダプターを付けて納品させていただくところでしたが、2インチスリーブセットのみを希望されたため、その組み合わせのみでお送りした次第です。
31.7用のヘリコイドですが、直進タイプでなく、敢えて回転タイプを選択されたのは、光路長のためでしょうか。

T.H.さんは、光学の専門家でも、望遠鏡工作のエキスパートでもないとのことですが、上記に書かせていただいた、EMS-BINOのツボのようなものを 非常に良く理解されたことが、今回の成功につながったのだと思います。 T.H.さん、今後もそうした”ツボ”の部分をより多くのマニアの方々に啓蒙していただけましたら 幸いです。 続報を期待しています。^^ ありがとうございました。

追記、ベースレールの中央にセットしておられるブラケット状のパーツは、ホームショップで調達されたそうで、運搬用取っ手兼、デザイン上のアクセントだそうです。^^(一番右の写真)

80EDT-BINO(自作)

お世話いただきました「8cmBino」、いよいよ稼働を開始しましたので 報告致します。 鏡筒の軸調整を追い込み、どのアイピースでも X-Yノブ調整が±15度以内に収まるようになりました。 20、48、69倍(視野3.4~1.2度)、80倍以上はパワーメイト2.5Xまたはナグラーズーム。

網状星雲(東・西)の全景はギリギリですが、北米星雲、バラ星雲はスッポリ視野に収まって、 フィルター越しながら 星空の名所を生で遊覧できました。
M31付近の全景や、広い宇宙空間にM81と82、フクロウ星雲とM108が並んで浮かぶ光景を堪能し、 広視界で よく見える(かつ手軽な)望遠鏡を求めていた小生にとって、手にし得る最良のBinoだと思います!(^^)!。 「軽量(7.0kg)で高性能」は、御社製のEMSとマウントに拠るものと存じおり、厚く御礼申し上げます。

光害が激しい大宮では 手軽にベランダに持ち出し、高倍率で 惑星、二重星を十分に楽しめそうです。 (ナグラーズーム、パワーメイトのスリーブが防塵フィルターに当たるので、硬質ゴムリングで加減しています^^;)

Mr.Kumagai in Saitama

管理者のコメント;

Kumagai さんが、美しい写真と共に、ご自作の80EDT-BINOのファーストライトのご感想メールを くださいましたので、無理を言ってそのまま当コーナーに紹介させていただきました。メールリンクも承諾くださってありがとうございます。

写真からも、理想的に組み立ててくださっていることが感じられますが、全アイピースでEMSのX-Yノブが±15度以内に納まっているとのことで 、基礎構造の剛性が十分であることはもちろん、低倍時での調整技量の高さの証と言えます。 この辺を逆に誤解している方が多いので、 この場を借りてご説明しますと、高倍率ではノブの回転量に対して像が非常に鋭敏に(大きく)動きますので、角度的には大きな違反行為には 至り難いのですが、低倍時には、使用者の技量が如実に表れます。(リミッター装備前は1回転させる方も珍しくありませんでした。)^^; 最低倍率で調整して、最高倍率にアイピースを交換してもノブを あまり回さないようになったら、調整は免許皆伝です。^^

また、Oリングをスペーサーにして挿入長の制限をしておられるところ、お見事です。

海外の方は今でもほぼ100%の方が、BINOはEMSのみを求められての自作です。 最近、国内では、BINOを自作される方が減って来たように 感じていましたので、今回のリポートは大変嬉しいものでした。 私もいつまでもBINO作りは続けられないので、近い内にEMSのみの供給に 限らせていただこうと思っています。 自作できなくても完成したBINOを使いこなせる方は多いですが、BINOを自作した方は必ず使いこなされます。 言い換えると、自作できない方には理想的な状態で使えない方が多いとも言えます。 自作をもっと奨励したいと思います。 (「天文マニアでボール盤を 持たないのは、一般家庭に包丁がないのと同じだ。」と私はいつか、暴言を吐きました。^^;)

Kumagai さん、素敵なBINOのご完成、おめでとうございます。 続報を楽しみにしております。