APM140-BINO; first light /ファーストライト 

絶好!

観まくりましたぁーっ!

AAS2+SKY-SAFARIのセットアップ、Wi-Fiを繋げるだけで一発でした。
お店までお邪魔した甲斐がありました。(もちろん全てのセッティングの仕方をご教授いただき、お話しできた事が大収穫でした。)   東京都 O  (2017,12/22)

Comment by Matsumoto / 管理者のコメント

Congratulations on your great success of your first watching through the APM140-BINO!
APM140-BINOでのファーストライトご成功、おめでとうございます。
すでに15cmF5を使いこなしておられたこともありますが、初めてのセッティングも難なくこなされ、お見事でした。^^

FACEBOOKの方に先にご投稿いただいていたのですが、こちらでもご紹介いただくようにお願いしました。ご快諾いただき、ありがとうございました。)

APO110ED-BINO by Mr.Yuri Petrunin, USA

2018,1/14 anodizing completed.

 

 

(This is the innovative mount he chose this time.)

Impression:
It is like eating A5 Wagyu beef: the taste is so delicious, that you do not want to swallow.
So, in short about first experience with binoscope made of two APO110ED F6.5 + EMS system:(EMS-ULS with IPD helicoid)
first – it is quite “delicious” and dangerous: once you see sky with both eye you would not want to go back to cyclopic observing. The danger comes from double cost + for set up.
second – adjusting binoscope (EMS system) to your IPD is like to start riding the bicycle, once you learn – it goes easy after.
third – keep in mind the binoscope is like your comfortable shoes – they fit mostly for you, it could be a bit unfriendly to other people. Usual telescope may serve better for public observing.
I did try a bit of “deep sky”¹ and the moon in early morning. Power: from 100X to 32X.
¹ there is no real deep sky at my backyard, have to get a house with better views.

Yuri Petrunin, USA
FACEBOOK

Comment by Matsumoto / 管理者のコメント

Yuri ! Congratulations on the completion of the fabulous Binoscope!
I was much impressed by your exquisite expression in your impression observing through the binoscope, too.

「和牛」の例え、お見事です。^^
FACEBOOK

TSA120-BINO by EMS-ULS

Dear Tatsuro,

My last components arrived this morning for the “Bi-Tak120” from Range in Shanghai so I have just finished assembly of the binoscope.
It is raining here and very cloudy so first light will have to wait a few days.
I will be using it initially on a Skywatcher AZ-EQ6GT mount but will later build a custom fork mount to have a lightweight system.
I will send some more pictures once I get a chance to take the scope outside.
Thank you once again for the fantastic EMS-ULS system, they fitted perfectly into the adapters Range designed and arranged for me.
Good health and best regards,
Matt
 Matt Saarikko of Canberra, Australia
Comment by Matsumoto / 管理者のコメント
Congratulation on the great success of your fine Binoscope!
I would like to give you my utmost applaud on your feat.
You have learnt a lot of things about binoscope making beyond the language barriers.
EMS-ULSセット(ヘリコイド目幅仕様)をお送りしただけで、このような立派なBINOを完成されました。お見事です! 追加のリポートも追って、くださるそうなので、楽しみです。^^

BORG-90FL-BINO (Mr.A in Saitama Pref.)

軽井沢は天気が悪く軽井沢の平地は晴れても浅間山の中腹に別荘が 位置しているため夜になると霧が出てなかなか星を見ることができ ませんでした。
簡単ではありますがレポートいたします。
 
一昨日1時間ほど星を見れましたのでご連絡いたします。
まず感じたのは非常に気持ちよく5.4度の広角で自由に夜空を移動できたことです。 またIpadMiniのディスプレイ上の星と実際の星が目の前で 見比べれるため本当に気持ちよく使えました。 画面の星と実際の星が目の前で同じなのは感動です。 今回はMasuyama32mmのみを使用し秋の天の川下りを行いました。
 
前回の観望時問題であったハンドルの使用時の光軸のずれも全くな く非常に心地よく操作できました。 たぶんこの問題も架台の延長部品がなかった時にバランスをとるた めプレートの位置を勝手に動かしたため削っていないゴム部に重な り微妙に動いたものと推測します。( 表現がうまくなくすいません。)
このBINOは90mmの小型のため、設置するための時間が短時間 でできるため見たい時にすぐ見れるのが利点です。 また海外遠征も可能です。
アイピースの交換時にバランスを取り直す必要があるため頻繁にア イピースを交換することが面倒ですがズームアイピースを導入しこ の点はある程度改善できると思っています。 傾斜装置を導入しているのでバランスを取り直したとしてもすぐに 目標の天体を導入可能なので傾斜装置も購入されることをお勧めい たします。
BINOを使用するうえで一番の懸念である光軸合わせも一度調整 してしまえばXY調整で簡単に合わせられます。
このXY調整装置はBINOを使用するうえでの本当のキーパーツ でEMSの発明についで重要(価値のあるもの)と思いました。
逆にXY調整装置がなければBINOは存在しなかったかもしれま せん。
このFL90BINOは松本さんの英知が結集されており本当に細部 にわたり考えられています。
鏡筒の支持方法、軽量化された接眼部、 カメラ部品の流用等この知識を使用したBINOをこの値段で購入 できるのは本当に安いと感じました。 たぶん私の知らないところでこだわりがたくさんあると思います。
架台を自作される方もいらっしゃいますが自作することを楽しみと する以外は購入されることをお勧めいたします。
松本さんの知識をこんなに安く販売してくれるのですから。。
また松本さんの購入後のサポートは際立ってます。 私は40数年ぶりに天体の世界にもどりほとんど初心者状態ですが 六角クレンチの絞め方やリングワッシャーの意味など本当に初歩的 なことから丁寧にご指導いただき松本さんのメールやHPが教科書に なりました。
私の初歩的な知識不足から勝手にいじりネジ山を壊してしまったに もかかわらず快く修繕していただき、また天頂付近を見たときに架台 とEMSが接触することを伝えたらすぐに架台の延長部を作成して いただいたり本当に至れり尽くせりです。
疑問や問題点に対する対応の速さは際立っておりいつも頭が下がる 思いです。 あまりに見識が深い為初心者の私にはすぐに理解できない点がある のが残念ですが。。 
いろいろなアイデアを具現化するため毎回改善した架台が誕生しい るため今後このBINOが改善していくであろうしその改善が楽し みです。
東京都 A

Solar Eclipse by 15cm-BINO in US / アメリカ日食by 150LD-BINO;広島県Tさん

こんにちは。アメリカ日食旅行から帰ってきました。

まず皆既日食は見ることができました。場所は、ワイオミング州のキャスパーというところで見たのですが、
皆既時間が2分25秒程度で、当日は晴天で、一時薄雲もかかったのですが、
観測時は部分的に雲が切れて、問題なく日食を見ることができました。

現地では10:22頃から日食が始まり、皆既日食になったのは11:42頃。
部分日食は過去で日本で見たことがあったので、同じような感じだよな~~と思いながら見てましたが、
完全皆既が始まると、2分25秒のイベントを見逃すまいと、肉眼や望遠鏡(BINO)で必死になって見ました。

皆既中に150LD-BINOで見た日食は圧巻で、もちろん、ソーラーフィルターを外して観測するのですが、
太陽の周りのコロナがきれいに見え、コロナの流線がはっきりと見えました。
また太陽の一部には、プロミネンスも見え、赤いプロミネンスの帯もはっきり見えました。
コロナやプロミネンスに気をとられ、私は気づかなかったのすが、うちの奥さんは周りに星も見えたという話で(あたり前)、
もっとよく見ておけば良かったな~~と悔やまれます。

皆既中は、周りが夕暮れ時くらいに暗くなり、鳥も、夜が来たのかと思ってびっくりするようで、鳥が飛んでいくのが見えました。
また、BINOでの観測だけでなく、肉眼でも観測でき、
特に第3接触時のダイヤモンドリングの出る瞬間は、肉眼で観測したのですが、
きれいなダイヤモンドリングが見え、ああこれがダイヤモンドリングか~~と納得しておりました。

その後、第3接触も終わり、ソーラーフィルターも戻して、第4接触まで日食観望を楽しみました。

今回、BINOを持って行って思ったのは、やはりEMS-BINOは観測しやすく、またすばらしい像を見せてくれるということ。
アイピースが2インチで覗きやすいというのもありますが、両目で観測できるのですごく自然で、圧巻の像を見せてくれ、
15cmの口径もあって光量があるので、少々の薄雲でも、観測に支障がないという安心感があります。
(まあ光量については、10cmクラスでも全然問題はないでしょうが。。)
今回、150LDを軽量化して、現地まで持っていった甲斐がありました。

また、EMS-BINOは人目を引くのか(現地では、望遠鏡を持ってきてる人が少なかったというのもありますが)、
周りの外国人の人も興味津々で、部分日食中はいろんな人に見てもらい、皆さん喜んでおられました。
現地では、TV局の人も取材に来ており、EMS-BINOを撮っておられたので、もしかしたらどこかの局で放送されたかも知れません。
(地元のケーブルテレビかも知れまませんが。。)

というわけで、日食もなんとか観測でき、たった2分25秒だったのですが、なかなか見ることのできないスペクタルな楽しい時間でした。
添付写真は、観測中の私の機材と、
観測後に、デビルズタワーという「未知との遭遇」で出てきた場所に行ったのでその写真です。

デビルズタワー付近では、夜に、アラスカ方向の低緯度オーロラも観測でき、
1日のうちに日食とオーロラが同時に見れた楽しい時間でした。
(3枚目の写真にある下側の赤っぽいのが、低緯度オーロラです。 ピンボケ写真ですいません。。)

またその後は、デンバーやシアトル等の街に寄り、いろいろ観光して楽しんできました。

そんな感じで、なんとか無事に観測でき、無事に戻ってきました。
150LDも軽量化の甲斐あって、無事に運搬でき、飛行機に乗る際のセキュリティチェックではひっかかりまくってましたが、
その都度、対物レンズやEMSを、「Telescope Parts」と言って説明しながら、無事、海を渡ることがでました。

軽量化のほうは、使ってみるとまだまだいろいろ改善できるところや修正せねばならない点もありますが、
ひとまずは目標を達成できたので良かったです。
今回は、いろいろとご協力いただき、ありがとうございました。
取り急ぎ、報告です。
広島県、T

20cmAPO-BINO

I am introducing 20cmAPO-BINO recently finished by my German client.
He is a long period of repeater of my EMS, and he had made many binoscopes in last 17 years. The EMS SET used this time is not a newest one but it was
one of his stock of EMS he got years ago.

The photo of Jupiter is not taken by the 20cmAPO, but taken by his main scope of 90cm Cass,on which his first 25cmAPO-BINO is loaded.
He said, he was not an astro-photographer and not good at image processing, but it was an honest frame of no digital correction.

ドイツのリピーターの方が最近組み立てられた20cmAPO-BINO です。
10年以上前に、ご自宅主砲の90cmカセ(据付)の鏡筒に25cmAPO-EMS-BINOを同架されたのが最初でしたが、
その時は写真の公開を躊躇されたため、ここには掲載していませんでした。
今回は、匿名で概略のみの紹介を条件に掲載をご承諾いただきました。
先述の、90cmの主砲(ドブじゃない)のファインダー用?に25cmAPO-BINOを同架されただけでも衝撃的ですが、20cmAPO-BINOがサブ機ということも、垂涎を超えて仰天しますね。^^;
木星の写真は90cm主砲によるもので、画像処理はしていないとのことです。
(今回は、EMSは新規でなく、複数確保しておられた古いEMSを活用されたものです。)

15cmF5-BINO at the elevation of 1675m / 標高1675mでの15cmF5-BINO(V-10)

 昨晩、標高1675m地点で春から夏の星空を観察しました。
0時53分が月の出なので、21時~24時のあいだ楽しみました。
自宅から約30分、現地に到着してクルマのドアを開けると予想していなかったオオジシギのディスプレイフライトの羽音がして、こんなところにもいたのかとうれしくなりました。
 8×40双眼鏡でジョンソン彗星の位置を確認、淡いけれどなんとか視認できました。15cmF5-BINO-Ver.10(のっぽくん2号)を組み立て、しし座、おとめ座銀河群、おおぐま座の系外銀河をながめ、高度が増してきた天の川の星雲、星団を巡りました。
おかげさまで、星図を見るときに先日作っていただいたメガネで快適に読み取ることができました。
 この夜、一番美しく楽しめたのはM11 Wild Duck Clusterでした。散開星団だけどまるで球状星団のように細かく密集した星々がひとつひとつ分離してきらめいて、自分が宇宙空間をM11に接近して眺めているかのような素晴らしさ、いつまでも見あきませんでした。

山本ゆ

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント:

 山本さんより、素晴らしい写真とともに、高地(標高1,675m)での観望リポートのメールをいただいたので、無理を言ってほぼそのまま掲載させていただきました。山本さんは、初期の15cmF8-BINO(のっぽ君1号)の熱心なユーザーさんでもあり、今でも2台のBINOを完璧に管理して愛用してくださっています。
一昨年の秋にそのBINOに再会させていただき、感激しました。)
 のっぽ君1号(15cmF8)は主にご実家で活躍しているかと推察しますが、のっぽ君2号の方は、こうした遠征観測にはもって来いの機動性を持っています。鏡筒単体管理なので、モデュールパーツの軽量、コンパクトさは徹底しています。愛称の”のっぽ君2号”は、1号機(のっぽ君1号)(F8)の弟というような意味だったと聞いています。(2号機は”のっぽ”ではない。^^;)
 山本さん、この度はまた素晴らしい観望リポートをありがとうございました。
また続報を楽しみにしています。^^

Silver Mirror reformed 15cmF5-BINO / 銀ミラー化リフォームの効果

1 銀ミラー化リフォーム

松本さんに15cmF5-BINOを作ってもらってから,ずいぶん楽しませていただいておりました。暗い空を求めて遠征することはもちろん,街中の観望会に参加して一般の方に覗いていただいておりました。お子様の目幅は狭いので難しいのですが,大人の場合は低倍率にしておけば目幅調整もあまり必要なく,皆様感動してくださっていました。

そのような中,先日,銀ミラー化のリフォームについてHPの記載を拝見し,遅ればせながら銀ミラーに変えてみたいと思い,松本さんにリフォームお願いしました。EMS本体1組のみを緩衝材でくるんで宅配便でお送りしたところ,超多忙な中,とても迅速にご対応いただきました。ドロチューブ(目幅調整用クレイフォード)の動き等を細々とチェックしていただき,すばらしい操作感に仕上がって戻ってきました。松本さんの迅速丁寧なお仕事にはいつも感謝しています。

2 ファーストライトの遅れ

リフォーム後の2月と3月には加入している同好会の「メシエ観望会」が予定されていたので,暗い空に遠征して銀ミラーの実力を試したいと楽しみにしていました。15cm屈折にEMSを装着して昼間の遠方のアンテナで光軸もばっちり合わせていたのですが,両方とも悪天候で中止となってしまいました。その後年度末になっていろいろ忙しくてなかなか遠征に行けず,歯がゆい思いをしておりました。

4月末になって,やっとまとまった時間がとれそうになったので,また,確実に晴れそうだったので,週末に南三陸町まで遠征して,やっとファーストライトに成功しました。

3 ファーストライト

観望地に着いたのは夜半前で,ちょうど夏の天の川が昇ってくるところでした。やや水蒸気はあるようでしたが,さすがに暗い空で,水平線近くまで星が見える澄んだなかなか良いコンディションでした(レタッチなしの現地の写真を添付します。いかに良い空だったかがお分かりいただけると思います)。

私は最近星景写真も撮るようになったので,ポータブル赤道儀にカメラをセットして撮影を開始したのですが,昼間の疲れもあり,少しうとうとしてしまいました。気が付くと1時間ほど寝てしまったようで,慌てて起き出し,さらにカメラをタイムラプス用の自動撮影に切り替えた後,早速15cmF5-BINOを設置しました。

天文薄明が午前3時ころなのであまり時間がありません。既に天の川はかなり昇っており,いて座も良く見えます。

今回は時間もあまりないので,とりあえず23倍(EWV32mm)で観望することとし,まずは沈みかけたしし座のトリオ銀河を狙いました。西側にはやや光害があるのと低空なのでいまひとつでした。そこで,M81,M82のペア銀河に移りましたが,こちらは高度が十分だったのでなかなか良く見えます。低倍率にもかかわらず,不規則な銀河の形と楕円銀河の形がはっきり分かります。続いてM51(子持ち銀河)を見ると,今までになくはっきりと銀河の腕が分かる感じです。M97(ふくろう星雲)とM108のペアもコントラスト良く今までにない見え味です。くじら銀河銀河のペア(NGC4631,4656)もなかなかでした。銀河の中でもすばらしかったのが,マルカリアンの銀河鎖です。この観望地で前に見たときは,23倍(EWV32mm)ではコントラスト不足ではっきり見ることができなかったのですが,今回は違いました。すべての銀河鎖が23倍(EWV32mm)でもはっきり見ることができて,これには驚きました。

その後,さそり座のM4(球状星団)付近を眺めましたが,NGC6144も余裕で見えます。圧巻はその後に流した天の川の中心部でした。この観望地で何度も見て,天の川は見慣れているはずなのですが,明らかに星の数が増えて見えます。まるで口径がワンランクアップした様に感じます。天の川の複雑な構造や暗黒帯がはっきり分かりました。多くの星雲星団が次々と飛び込んできて,うなってしまいました。M8(干潟星雲),M20(三裂星雲),M17(オメガ星雲),M16(わし星雲),M27(あれい星雲)はコントラスト良く今まで以上に美しく見えましたし,M13(球状星団),M22(球状星団),M11(散開星団),M5(球状星団)は微光星まで分離していました。はくちょう座も高く昇ってきたので,網状星雲に挑戦したところ,フィルターなしでも存在が分かり,感激しました。

また,彗星が2つも来ていたと気づいて星図で位置を確認して探したところ,2つとも(ジョンソン彗星,パンスターズ彗星)簡単に見つかりました。眼視では尾までは見えなかったものの,コマの広がりはきれいに見えて満足しました。

というわけで,薄明が迫る中,アイピースを変えるいとまも惜しいと思って,結局23倍のまま星空散歩を楽しみました。

4 感想まとめ

銀ミラーを使ってみて,星の数が増えたこと,23倍という低倍率でもコントラストが上がって楽しめることを実感しました。2回の反射それぞれで反射率がアップする効果がこれほどだとは想像していませんでした。数万円の出費で口径アップと同等の効果が確実にあったので,お得感(失礼!)もすばらしいと思います。

これからさらに暖かくなるので,ますます銀ミラーBINOを使い込んで楽しみたいと思います。松本さん,すばらしい楽しみを与えてくださったことに感謝いたします。

5 後日談

この日撮影した写真を披露したところ,なんとBINO仲間のWさんも同じ観望地の下の駐車場にいらしたことが分かりました。前からWさんのBINOと見比べたことがあり,Wさんのものは11.5cmセミアポながらかなりの見え味だったのですが,これはセミアポの力のみならず,銀ミラーの威力だったのだと今更ながら納得しました。Wさんには,「今度パワーアップした15cmBINOを見てね」と予告しています。同じ銀ミラーにしたので,15cmの集光力で,目の肥えたWさんをうならせたいと楽しみにしております。(^_^;)

宮城県 S

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント:

宮城県のSさんには、2008年製の15cmF5-BINO(VERSION-8)を愛用していただいていました。完成時には遠路よりBINOと対面していただいたのが印象に残っていますし、納品後もしっかりと運用していただき、何度もリポートをいただきました。

15cmF5-BINO(2008年8月3日)

メシエマラソン(2016年7月3日)

SさんのBINOの1年後にはEMSが全面的に銀ミラーに移行したわけですが、実はそれまでの20年間の間、アルミミラーもそれなりに試行錯誤と変遷を経ておりました。アルミ時代の最後頃(SさんのBINOもそれに当たる)には、アルミながら増反射コートの入射角特性まで研究し、EMSの入射角60度に特化したコーティングを施しており、単純に数値だけで比較すると、現在の銀に(1面当たり)2~3%の反射率の差くらいまで迫っておりました。というわけで、Sさんのアルミミラーは、比較的若い世代の高反射率のタイプだったわけですが、それでも銀ミラー化の効果がこれだけ認められた、ということで、別の意味で非常に意義あるリポートをいただいたと思っています。

ですから、15年以上古いVERSIONのアルミミラーをご使用の場合は、さらに著しい銀ミラー化の効果を体験いただけるものと思います。

望遠鏡業界は非常に保守的ですから、「わずか数%の反射率アップのために、銀コートの劣化?のリスクを踏む根拠はない・・・」というのが大方の業者さんの見解のようですが、そうではないことは、私がこの8年間で証明しています。EMSを全面的に銀ミラー化して、早8年が経過し、のべ2,000枚くらいの銀ミラーを供給していますが、経時的な劣化をきたしたミラーは1枚もありません。(誘電体コートは、レンズの反射防止コートの裏の発想で擬似ミラーを構成するものですが、波長によって反射と透過を別けるため、広い波長域を確保するのは苦手で、またEMSのように入射角が60度もあると、いろんな弊害が生じます。)

Sさん、この度は15cmF5-BINOの銀ミラー化の効果について、詳細にリポートくださいまして、本当にありがとうございました。 また続報を楽しみにしておりますので、今後共よろしくお願いいたします。

130F7-APO-BINO (self assembly by EMS-ULS) / 自作

               
Dear Mr. Matsumoto,
For you info this was finished recently. I personally checked it out and it is fabulous.
It is saddled on a behemoth fluid head: Vinten Vision 30.
The objectives are also made by United Optics, tubes and clamps same as the recent 140ed binoscopes. 3.0 inch focuser by FT.
Pics atttached.
Regards,
Range
Comment by Matsumoto:
Congratulatinos on finishing another fine binoscope, and thank you for your timely posting!
Very simple frame-work, but sticking to the basics that promises the rigid and reliable structure.
Splendid!!
基本に忠実で、奇をてらわない設計が功を奏しているように見えます。
  いつもながらお見事です。

APM140APO-BINO / 自作

Dear Tatsuro,
Attached are pictures of a newly made 140F7 binoscopes. You have permission to post on your site.
It’s a 140F7 FPL 53 doublets with CNC tubes and EMS-ULS, total weight 19kg.
Regards
Range, China
Dear Range,
Congratulations on finishing a fine BINO, APM140-BINO!
Let me extend my biggest applaud to your feat!
Regards,
Tatsuro
Comments by Matsumoto;
This report is posted by Range, but this Binoscope was made by his friend.
 毎度ながら、見事な作品です。言語の壁を越えて、当サイトをよく学習してくださっていることが分かります。
(逆に、国内の方の一層の活躍を激励したいと思います。「言葉の壁はないのに・・」と、いつも苦言を秘めています。(言ってしまいました。^^;)
 そして、すぐに天狗になる方が目立ちます。安易に起業しても、失敗は目に見えていて、BINOの普及に貢献するどころか、混乱と妨害にしかなりません。 世界のレベルに目を向けてください。)