Tuning up of the ZEISS-50/540-Finder BINO for the 20cmF7-BINO
Another EMS-UL SET(with IPD Helicoid) in the making
繰り返しになりますが、EMSのハウジングにつなげるパーツは、概ね、ハウジング端面にオスのテーパフランジをセットして固定するのですが、光路長の節約を徹底したい場合等は、上記のように、オスのフランジをハウジング内に嵌入させる形で固定します。因みに、ハウジングの内径も2”になっており、応用性、汎用性に配慮しています。
Another EMS-UL SET for China in the making
Larger housings ready to be painted / 大型ハウジング、塗装工程へ
The first product version of the Diopter Adjuster / 視度調整付2”スリーブ、製品版1号機
First Step to understand the innovative Diopter Adjuster / 新型視度調整機構の原理
Another larger housings in the processing / 大型ハウジング(EMS-UXL用)の仕込み
依頼者の方は、自分用の1個にしか関心がないのは当然ですが、当方のような零細ラボでも、一定数まとめて加工しないと採算が合いません。^^;
小ねじ等は、万個単位で確保しています。(単価とロットのジレンマ)
Another EMS-UXL for the US completed !
Diopter Adjuster for the EMS / 視度調整付2インチスリーブ
直進(否回転)ヘリコイドの場合、外径=59mmだと、内径は38mmくらいが限界です。逆に、2インチ貫通にこだわると、外径は70mmくらいになってしまいます。
直進を諦めて回転ヘリコイドで妥協しても、最大外径≧63mmくらいになります。たまたま、目的ぴったりのリーズナブルなヘリコイドを見付けましたが、供給の継続性が保証されないので、限定的に作ってみたものです。
6個だけ限定(BINOの場合は2個必要/ @税別¥18,000)で作ってみることにしました。
最小内径38mmで、2インチ挿入長=33mmですが、Naglar等の31.7段付きバレルの先端もフィルターをセットする余裕があります。
全高の制限から、ヘリコイドのストロークは8mm程度で、敢えてフォーカサーと名乗らず、視度調整付2インチスリーブ(Diopter Adjuster)としました。
”眼視目的に限った場合、無限遠の対象しか見ない天体望遠鏡に大掛かりなフォーカサーが必要なのか?”という問題提起の根拠を示したつもりです。
望遠鏡側には、回転しない摺動ロック機構、アイピースには同焦点リングを使用すると、よりこの視度調整スリーブの本領が発揮されます。
(EMS-ULですと、視野環径を少し妥協することになりますが、EMS-UMですとベストマッチかと思います。)