The Sun of this morning(6/10) by MK105-BINO

9:13AM

久しぶりに晴れたので、観てみましたが、薄曇りが晴れることはなく、最悪の条件でした。

11:09AM

昼前になって少し晴れて来たので、しきり直し。
 プロミネンスは見えるようになりましたが、彩層面は大差なし。^^;

SED60-BINO in the making-2 (Double-thread screw for the IPD adjustment)/ 目幅調整用2条ネジ

 フォーカシングも同じですが、調整ネジは、ゆっくり動けば良いというものではなく、適当なスピードがないとピントの山が見極められないのと同じで、1回転で何ミリ進むか?というのが重要になります。
 通常のM10ネジはピッチが1.5mmでリード(1回転で進む距離)も同じ1.5mmです。ノブ径にもよりますが、手を持ち替えないで回せるのは半回転ほどなので、1回ねじっても0.75mmほどしか進まないのです。
 写真のネジはM10の2条ネジなので、リードが2倍の3.0mmになります。

Another EMS-UL SET for Switzerland in the making

Dear client,
Please always keep in touch with this progress corner so that there will be no misunderstandings between us.
 いつも申し上げているのですが、このコーナーで製作工程を逐一公開しているのは、製作者と依頼者の方の間に齟齬を生じさせないためです。製作者と依頼者が同じ思考回路を持っているとは限らないし、言葉使いも微妙に意味が異なるからです。分かりやすい例は、メールもFAXも無かった頃の、下請けさんとの電話でのやり取りです。”幅”、”厚み”、”高さ”等の基礎的な言葉さえ、誤解の元凶になるのです。
 工房のほぼライブ中継を常に注視いただくことで、そうした齟齬を防ぎ、いち早く作業を修正することも可能です。

Framework of another FC100DZ-BINO

 ファインダー台座の底部は、回転(緩み)防止のために、段差加工をします。浅くても、段差があると効果てきめんです。

 説明不要と思いますが、ファインダー台座は、上の2つがファインダー用、下の2つがハンドルユニット用です。ハンドル用のアリガタは、意図的に最小のクリアランスになっているので、最初は少し着脱の練習をしていただいた方が良いでしょう。(特にウェイト付の方)