Eye Booster / 巨人の眼(テレコンBINO)

Base holes being made. 下穴工程。

Steps are being processed on the base holes. 段差工程。
Thread milling being processed. ネジ切り工程。
Outline milling being done. 外形工程。
10 pieces of the plates are finished. 10枚仕上がり、これよりアルマイト工程です。
Front view. 対物側。
Eye-side view. 眼側。

The IPD is 70mm because of the diameter of the lens. But, because of the extra-large eye-lenses and the excellent off-axis performance, there was no strain even for me of 62mm of the IPD. Your eye performance will be boosted up to twice, as if you became 12-feet of the Giant, that must be a thrilling experience.

テレコンの外径から、目幅70㎜(固定)が最小限界でしたが、アイレンズが過剰に大きいことと、軸外性能が良いので、目幅62㎜の私が使用しても違和感はありません。

(こうした受注は極力お断りしていますが、BINOのリピーターの方のご依頼だったこと、また一定数量をご依頼いただいたこと、また私自身が以前からやってみたいと思っていたことが合致してお引き受けしました。暇だったわけではありませんが、先に延ばしていたらいつ出来るか分からないので、直ちに仕上げました。^^;)

EWV32mm comes back as “MASUYAMA32mm”

I do not like the new eye-ring that consumes some of the eye-relief.
まず、このアイリングはアイレレーフを消費していて、改悪だと思った。

But, later found it was replaceable.
でも、簡単に取り外せることが分かった。

The field stop is as large as 47mm as before.
視野環径は以前の通り、47mm。スペック表示の85度は相変わらず??ですが、(正のアイピースとしては)2インチバレルで最大限の実視界を確保していることには間違いありません。(見かけ視界の上げ底表記はほぼ全メーカーがやっているので、仕方ないでしょう。)
低倍広角用として、非常に抜けの良い快適なアイピースだと私は思いますが、視野周辺までの点像等を最重視する方はまた違う選択肢があるかも知れません。ただ、双眼使用では、目幅によって外径の制約がありますし、このコンパクトな32mmは少なくともBINO用の低倍用アイピースとしてお勧めできると思っています。

Warning against false spec display on FOV / 上げ底表記にも限度がある!

Makers seem to be well aware that the more FOV display will promise the more sales.
It is very like actors or singers fudging on their height for their popularities. But I think they never fudge by inches, for fear of the fudge to be exposed, while there seems to be so many eye-pieces in the market  as too much FOV displayed in the specs.
アイピースの見かけ視界表記、売れ行きを大きく左右するので、少しでも背伸びしたいメーカー/販売店の気持ちは分からないでもないが、ちょっと度が過ぎやしませんか? と言いたくなることが多くあります。
下の図のようなディストーションがあれば、見かけのA’はAが間延びしただけですが、A’の円を見かけ視界だと主張するのが許容されているように見受けます。
これだけでも、実視界×倍率=見かけ視界(見かけ視界÷倍率=実視界)の計算式を破綻させますが、こんなのはまだ可愛い方で、視野環の内径であり得ない見かけ視界表記をしているアイピースも非常に多いように見受けます。一度製造中止になり、改良?されて再開されたアイピースがありましたが、表示を正常(正直)に戻すチャンスを放棄されたようで、残念でした。^^; 数式の提示は割愛しますが、正のアイピースであれば、視野環内径をノギスで測定すれば、焦点距離から見かけ視界は簡単に算出できます。(Arctangent)
正直なメーカーがほぼ皆無の現状では、消費者は視野環の内径で判断しないといけないようです。(負のアイピースだと測れませんが。)

EDT130-BINO COMPLETED / 完成

Handle unit is attached.

ハンドル(兼カウンターウェイト)ユニットをセットしました。

3枚玉の重厚仕様の鏡筒はどうしても著しいトップヘビーになります。EMS-UXL、アイピース、ハンドル(ウェイト)等をフル装備して、何とか自然な外観になりました。^^ F7は結構長い。(いつもF5に見慣れているので。15cmF5アクロの方がずっと軽量コンパクトです。) ただ、中軸式架台は常に左右の搭載加重のモーメントが相殺されることや、重心のシフトを最小限にしているので、総質量のアップは安定性の向上に貢献しこそすれ、操作上のデメリットはありません。

130EDT-BINO completed / ほぼ完成

The flange was so thin that a band is attached for the bases of the finder and the handle unit.

フランジが薄過ぎて(短すぎて)ファインダー台座用のネジ穴が施工できなかったため、ファインダーと着脱式ハンドルのベース確保用に鏡筒バンドを利用することにしました。 予想以上にトップヘビー(3枚玉)だったので、それを緩和する意味もあります。(ファインダー台座は鏡筒直付の方が外観はすっきりしますが、バンド方式の方がアクセサリーの取り付けの自由度は増します。)

(外注していた水平回転部の仕上がりを待ったため、遅くなりました。)

Pillars completed / ピラー部品、これよりアルマイト

How many times have I introduced the series of processes of the Center Mount?  I am sorry that very few people seem to follow them, and I have to explain it again and again.

The base of the Center Mount has two-way connetcions to the tripods. One is the direct connection at the 3/8-inch thread on the bottom for the Camera Tripod, and the other is the 60mm taper boss that can be inserted into the extension pillar ( above photo) for the Astronomical Telscope Tripod.

中軸架台の工程は何往復も公開していますが、中軸架台の三脚への接続が2-Way方式になっていることがまだ知られていないように感じます。

水平回転軸底部の3/8インチメスネジで、大型カメラ三脚に(必要に応じてエレベーターを使用する)接続、また、天体望遠鏡用の三脚には、写真の延長筒を介して接続します。

延長筒と中軸架台の水平回転部との接続ですが、それは水平回転軸ベースのテーパーボスを延長ピラーのパイプの内径(ほぼ60mm)に挿入し、パイプ3方のセットビスで固定します。

中軸架台設置の2-Way方式、覚えておいてください。^^

End flanges of the Pillars / 延長ピラーのフランジ(三脚側)

フランジのボス径は、当初、60φ(vixen旧)と45φ(vixen新)の2種類を用意していましたが、最近は45φで統一しました。60φが必要な場合は、アダプターで対応します。 また、特殊な接続を希望される場合は、三脚の架頭部分をお送りいただく場合もあります。

延長ピラーは天体望遠鏡用の三脚を前提としており、大型カメラ三脚の場合は、エレベーターシャフトで対応いただいています。

Brackets in the making (Center Mount) / ブラケット製作中

R加工はCNCフライスの真骨頂です。 マニュアル加工でも全く不可能とは言いませんが、マニュアルのような制約がありません。

メカ的に中心と半径を設定することなく、ツール(刃物)が(Gコードで)指定した円弧に添って動いてくれるわけです。 メカ的には平面上の可動軸はX軸とY軸しかありませんが、XとYが滑らかかつ速やかに連動して、結果的に円弧の動きをする様は圧巻です。どんな名人でも、マニュアルでXY軸を円弧に動かすのは不可能です。(作業が簡単という意味ではありません。金属加工なので、加工圧がかなりあり、不適切な治具や固定手段によると、材料や治具が吹っ飛び、工具を痛めます。ツール(刃物)の逃げと保持具のジレンマが常にあります。)