A pair of the OTAs loaded!! / 鏡筒を載せてみました。

I have the pair of CAPRI102ED OTAs loaded on the Mount to find it very successful.The stabilizer shaft worked more fine than I had expected.

There are still some targets to clear, but I could at least make 10cm-BINO so light that it is loadable on the Nexstar Mount. I will be happy if you notice this feat rather than nitpicking the insignificant details.

鏡筒を載せてみました。 一部、ご心配いただいていたスタビライザーシャフト機構は、予想以上に有効で、鏡筒の方向調整は極めて楽に行え、固定の剛性も十分でした。(完璧なX-Y調整になっているのがその理由です。一般的な3方調整ネジですと、こうは行きません。このスタビライザー機構は今後も多方面で応用できそうです。)

ただ、Nexstarのフォーク長に対して10cmF7はやや長く、天頂まで向くためにはカウンターウェイトを準備する必要があるかも分かりません。 EMS+2インチアイピースをセットしてみて判断したいと思います。

しかし、ともかく、10cmEMS-BINOを何とかNexstarに搭載できるところまで軽量化できたわけですから、まずは枝葉末節のご懸念よりも、本筋での成功をご評価いただけましたら幸いです。

Low profiled gear cover for the Nexstar SE Mount / 特製フラット・ギヤカバー(Nexstar SE Mount)

I reported in my last report that removing the gear cover will drastically lessen the burden of the Mount.But you will hate the inner gear exposed in the aesthetic sence. Either do I.I made a flat cover in place of the original one.

ギヤカバーの撤去が架台の負担軽減に劇的な効果があることを前回のリポートでお示ししましたが、やはり内部のギヤが見えてしまうのは、気持ちの良いものではありません。

お約束通り、フラットなカバーを作りました。 こうした加工はCNCフライスの真骨頂で、切削加工そのものは朝飯前なのですが、最初だけはGコードのプログラミングが必要なのと、薄物ですので、周到な治具の準備と、切削手順を熟慮してかからないと、とんでもない回り道をさせられることになります。 詳細は省きますが、諸々解決して新たなギヤカバーが出来上がったわけです。(これよりアルマイトをします。 黒い樹脂プレートを加工することも検討しましたが、コストや加工性で樹脂が有利とは限りません。)

オリジナルのカバーは、さすがに世界有数の望遠鏡量産メーカーだけに、樹脂のダイカスト製です。型代に大きな投資が必要なわけですが、ダイカストは数量次第では、1個単価は限りなくタダに近くなります。^^; それがこの製品の破格な安さの理由ですが、零細企業にはマネの出来ないことです。 しかし、一般消費者は、容赦なく超大量生産品の価値基準で判断されるので、我々には厳しい時代です。(余分な”つぶやき”を挿入して失礼しました。^^; 逆に大手メーカーの真似が出来ない部分で存在意義を示さないといけないと思っています。)

How to set it on the Nexstar SE Mount / Nexstar マウントへの搭載方法

Do you think it too brittle for the dovetail to connect directly to the end of the frame?Absolutely No. It depends on by which way it is connected to the frame.A bit of the tenon will drastically enhance the connection regidity, and even handling by the dovetail does not show any sign of brittlenss.(See the right photo.)

アリガタをフレームのエッジに直付けすることに懸念をお持ちの向きもあるようなので、ご説明します。 結果は全く問題なしでした。 右の写真のように振り回してもビクともしません。 接続強度は、単純にネジの太さや本数や接合面の面積だけで決まるものではありません。ほんのわずか接合部を嵌合するようにしておくだけで、接続強度は飛躍的に増します。

中間部品を介入させればさらに安心ではありますが、その分、重心が遠くなり、モーメントが増すジレンマがあります。 それよりも、1mmでも重心をフォークアーム側に接近させることと、重量を1gでも軽くすることに徹しました。 装飾を兼ねたギヤカバーが邪魔なので外しました(中央の写真)。このカバーは樹脂製で、C8鏡筒の取り付けを前提に、鏡筒の丸さにマッチするように意図されているようです。 これを外さずにフレームを取り付けるには、20~30㎜ほどスペーサーをかませる必要があり、モーメントの増加が著しいため、外すことにしました。 代わりにフラットなギヤカバーを作らないといけません。

(以前にも書きましたが、Nexstar のフォークアームのアリミゾは面押しクランプです。  簡素な構造ですが、合理的に出来ていて、小さい力でしっかりとアリガタを把握します。)

Stabilizer and adjusting shafts are set / スタビライザーシャフトの原理

It might be more difficult to convince you of the mechanism rather than the development of itself.I will take some steps for you to understand the principle.

1: Think of your dining table that has four legs. You will agree that four points are more than enough to adjust the level of the table, knowing that tripod is the minimum requirement of getting the level.The element OTA of a binoscope can also be aligned by the adjustment of four screw tips as the top photo shows.

2: But apart from the dining table, binoscope should be aligned to the celestial object of the every altitude. So, the OTA must be hold tightly in the appropriate place for it not to fall down. Look at the central photo. A half of the band is enough for the purpose, isn’t it??Do you still insist on using a pair of the bands??

3: Look at the bottom photo. This is the assembled next-generation binoscopic mount!!

スタビライザー(兼調整機構)の原理をご説明します。

1: 上の写真をご覧ください。鏡筒バンドの内側半分(兼スライドプレート)に貫通固定された2本のシャフトの両端付近に、先端樹脂の調整ネジを配置します。 この上に鏡筒を載せれば、少なくとも、写真の水平置きの状態では完璧に鏡筒のアライメントが可能だということに、まずは納得していただけるでしょうか。 これは、あなたの家の食卓の水平が、4本の脚の調整で完璧に出せることと同じです。ただ、食卓はかなりの質量があって、常に水平な床に置かれる物なので、必ずしも床に固定する必要はありませんが、望遠鏡はそうは行きません。

2: 望遠鏡が落っこちないようにするには、4個の支点の中央付近を、バンドの半分で締め付けてやれば十分だと思いますが、いかがでしょう。(中央の写真)  これでもバンドがもう一つ要りますか?

3: 下の写真が組み立てた状態です。 このマウントに組み込んで調整された鏡筒の向きを、あなたはどんな魔法でずらすことが出来るのでしょう?  鏡筒は中央のバンドで強固に内側に引き寄せられていて、その力に抵抗するように4箇所の調整ネジが押しているわけですから、鏡筒の逃げ場はどこにもありません。

また、写真1に戻ってみていただきたいのですが、調整ネジの方向は、全て鏡筒の中心軸に向かっていて、さらに正確に90度離れて2個ずつのネジが配置されています。 これは、斜め軸のX-Y調整機構になっていることを意味します。 初期調整が非常に効率的に行える構造になっています。

(11月23日追記) 誤解される方が多いので、4点支持について補足します。「調整ネジで鏡筒に穴が開く・・・」というご指摘が多く、驚いています。^^; なかなかご理解いただけないだろうと思い、食卓テーブルまで引用したのですが、逆に誤解を助長したようです。 あくまで、鏡筒の把握の主役はバンドです。鏡筒はこのバンドを締めることで、確実に把握されます。ただ、バンドの幅(厚み)の15mmだけでは、鏡筒の方向の微調整が困難なため、バンドから離れた場所に支点を設け、そこに調整ネジを補助的に配置したものです。 この調整ネジがあっても、鏡筒は4点で支えるというよりも、あくまでバンドで保持するわけです。 お分かりいただけたでしょうか。 強力なバンド+(補助的に)4点支持ということです。

念のために補足しますと、1~3の上記ご説明の前に大きな前提があります。

まず、このアリガタアリミゾによる目幅調整装置ですが、これは、皆さんが普段お使いの、鏡筒を架台にセットする時のアリガタ、アリミゾとは使い方が異なります。 一般的な架台固定用のアリガタ、アリミゾは、暗がりでの着脱の利便性のため、あるいは規格の許容差を確保するために、遊びはかなり大きく取ってあり、クランプを締めて鏡筒等を架台に着脱するためのものです。 これに対し、私が目幅調整用に作っているアリガタ、アリミゾは、着脱用ではなく、入念なラッピングにより、高精度なスライド機構に特化した物です。(旋盤の刃物台やフライス盤のX-Yテーブル等、大きな力がかかり、かつ高精度で滑らかな動きを要求されるメカは、ほとんどこの同じアリガタ、アリミゾ方式を採用しています。) つまり、下の写真のメガネ型のプレートは常に一つの平面内でスライドするものであり、鏡筒がその面に垂直である限りは、2本の鏡筒は常に平行をキープすることになるわけです。 このことは、前回のイタリアンレッドのFL71-BINO斬新な構造の根拠にもなっていますので、それらの一連の開発意図をご理解いただければ幸いです。

(通常であれば、短焦点とは言え、10cmクラスのBINOはNexstar8SE-Mountには厳しい搭載加重です。 BORGのような特別に軽い鏡筒なら別ですが、軽めとは言え、CAPRI102ED-BINOを同架台に搭載するためには、常識破りの軽量化が必須だということです。それでも挑戦的なプロジェクトであることには変わりはなく、架台側のアリミゾ周りのカスタマイズも計画しています。 (重心を出来るだけフォークアーム側に近付けるため))

Direct cable for the SkyFi and the Nexstar SE Mount / SkyFiとネクスターマウントのダイレクトケーブル

待ちに待ったダイレクトケーブルが、海外に注文して2週間以上たった今日、やっと届きました。 (上から順に)写真1が SkyFi と NexstarSE のコントローラーをつないだところ。EnergizerXP8000 からの電源ケーブルと紛らわしいので、表題のケーブルに赤い矢印を付けました。

これだけ見れば、「それがどうしたの?」ということですが、標準のケーブルはどうなのかと言うと、写真3(一番下)を見てください。

まず、SkyFi には、無骨なRS232Cケーブルが附属しています。 そして、Nexstar側にも長大なRS232Cケーブルが附属しているので、それらを連結すればSkyFiが使えます。(標準、ダイレクト、どちらにしても接続ケーブルの Nexstar 側は、架台本体ではなく、コントローラーの底部に接続しますので、お間違いなく。 )PCへの接続等、汎用性を考慮したものだとは分かりますが、両者の接続用に、SouthernStars も、Celestron も、ダイレクトのケーブルを用意していないのです。 また友人の手を煩わせてケーブルを作るのか?と思いながら、webを検索してみましたら、英国のパーツメーカーがちゃんと用意してくれていました。(合掌しながら3つも注文してしまいました。^^; 中央の写真)

ということで、このケーブルにしたら、ずっとすっきりしました。 カールケーブルだとさらに cool なので、上記パーツメーカーに希望しておきました。

それにしても、この手のGoto架台と SkyFi 経由のSkySafari とのマッチングは、本当にスリリングです。天文マニアには、ずっと以前のGoTo架台に対するネガティブなステレオタイプをお持ちの方が多いのか、11月10日の記事に対する反響がほとんどないことに驚いています。 まあ、これはこの事にかぎらず、一旦浸透した固定観念を払拭するのは容易でないということなのだと思っています。

Nexstar 架台については、重箱の隅をつつくようなコメントも散見されますが、私がしばらく屋内シミュレートをした印象では、その価格に対して、その機能に何らの不満もないどころか、よくこの価格でこれだけの物が作れたものだ、という驚きしかありません。

ただ、Defort の設定で面食らったことが2点だけありました。  それは、Lunt35mmの裏像を確認していた時のことです。 まず、コントローラーの強制駆動の向きがちゃんと操作ボタンの通りに直感的に上下左右に動かせることを確認してから、太陽を導入。 像の向きを確認すべく、架台を上下に微駆動させたところ、裏像の動きと反対に太陽が動くではないですか。(強制駆動の速度は1~9の9段階で低速側の1~6だけが上下が逆転していました。)

「一見天頂プリズムに見えるこのブロッキングプリズムには、どんなからくりが仕組んであるのか?」と、一瞬真っ青になりましたが、落ち着いてよく調べてみましたら、何と、Nexstar は天頂プリズムの裏像補正を Defort にしていたのです。 直ちに設定を変更しましたが、大方の世の中では、未だにマツモトのEMSは存在していないことを改めて知り、苦笑しました。(大手メーカーほどその傾向が強いですね。) 長くなりましたが、先述のことにも通じる発見でした。

もう一つは、タブレットの画面を見ながら、(架台側で仮想の北極星で初期アライメントをした後)北極星のすぐ左の星をタップしてGotoをかけたところ、何と、逆方向に架台が暴走するではありませんか。 そして、延々と逆周りして、目的の星で止まりました。 「血迷ったか?^^;」と思いましたが、これもよく調べてみましたら、これは接続ケーブル類を巻き込んでしまわないための、”Cord Wrap” という機能が働いたもので、何とこれはDefortどころか、電源を入れる度に自動的にセットされるもので、これを避けるには、電源を入れるたびに”Cord Wrap” を”off”にしないといけません。 コードの巻き込みは、その都度ユーザーが判断すれば良いことで、大きなお世話なんですけどね。^^;

ただ、どちらも本体の機能の本質的な欠点ではなく、メーカーさんの考え方の問題なので、架台自体には不満はありません。

CAPRI102ED-BINO near completion / CAPRI102ED-BINO完成間近-1

This is the next generation binocular mount. The total weight of thsi binoscpe can be lighter than that of a pair of the metarial OTA with the bands and dovetails.

この段階を見ていただけば、追加重量がマイナスのBINOもあり得るということをご納得いただけるものと思います。市販鏡筒を使用してBINOを作るのに、追加重量がゼロより軽くなり得るわけです。

ちょっとくどく説明しますと、左の写真に写っているのはまさに鏡筒バンドです。通常は鏡筒バンドは前後1組(つまり2個)ずつ使用するのが基本ですから、この段階ですでにマイナス重量になっているわけです。

”作らずに作るBINO”がほぼ完成しました。メカが高度に複雑になるほど、ある意味製作者が意図しない使い方をされる危険性も孕むわけですから、作らないにこしたことはありません。^^;  もうヘリコイドのネジが緩んだとか、ぶつけたら光軸が狂ったとか、言わせません。^^

(同日追記)

たった今、メールをいただいたのですが、やはり誤解なさっているようなので、老婆心ながら、補足をさせていただきます。 このプレート状のパーツを前後1対で使用するのでは決してありません。それでしたら、従来の発想と大差ありません。

本当にこの1枚のプレートだけでBINOが実現するのです。 鏡筒の初期の方向調整は、写真の4つの穴に貫通して固定する4本のスタビライザーシャフトのそれぞれの末端にセットする、先端樹脂の合計8本のセットビスで行います。 スタビライザーシャフトは、外見ではほとんど目立ちませんので、あたかもメガネ型プレート1枚だけでBINOが構成されているように見えるはずです。

The core part of the CAPRI102ED-BINO-2 / CAPRI102ED-BINOの基礎構造の続き

Two plates in the core part, dovetail holder, will be trimmed into the inner halves of the bands.The clamp works very well to hold the plates very tight with small power. It almost means this project will surely be successful.

一番要の部分が完成しました。 昨日のアリミゾ部品にセットされた17S(ジュラルミン)製の2枚のプレート(左の写真で黄色いのは保護シート)は、それぞれが鏡筒バンドの内側の半分を構成します。 これより半円状に大きく刳り貫きます。

中央のクランプレバーは、左右のプレートを同時に強固に保持します。 これで、本プロジェクトの成功がほぼ確実になりました。 バンドの外側半分(2個)には、それぞれ架台セット用のアリガタと、目幅調整用の取っ手が取り付きます。(ファインダー台座も外半分のバンド部分にセットします。)

鏡筒には一切手を加えない、理想的にモデュール化された次世代型のBINO用マウントが誕生することになりそうです。

The core part of the CAPRI102ED-BINO / CAPRI102ED-BINOの基礎構造です。

You might not believe if I say this bizarre shaped piece, which looks like a phychological test chart, is the core part of the CAPRI102ED-BINO in the making now. Actually it is! A single band which hold each OTA has a dove-tailed bracket that slides in the core part, dove-tail holder, for the IPD adjustment.

「これが、製作中のCAPRI102ED-BINOの主要部です。」と申し上げても、信じていただけないかも分かりませんが、 前に製作したFL71-BINOでの成功経験を元に設計していますので、まずうまく行くと確信しています。

原理構造はFL71-BINO(当コーナーの9月初頭以降の記事をご参照ください。)と似ていますが、このモデルでは、鏡筒には全く手を加えず、鏡筒の振りの微調整機構も装備した非常に使い安い基礎構造を予定しています。

お察しのように、このパーツが2本の鏡筒の中央に配置されます。 そして、左右の鏡筒は、それぞれ15㎜幅の特製のバンド1個のみで保持するのですが、そのバンドの内側半分はブラケット構造にし、上下端面は上の主要部品(アリミゾ)に合わせたアリガタ加工を施します。

当然ながら、15㎜厚のバンド1本では、視軸が安定しませんので、保持と調整を兼ねたスタビライザーシャフト(12㎜φ長さ100㎜くらい)を2本、上記バンドブラケットに貫通させて強固に固定しておきます。 シャフトの両端には、鏡筒に向けた先端樹脂の調整用の(押しネジ)セットビスをセットします。(4点支持で、かつその中央を1個のバンドで強く引き寄せるのですから、鏡筒の固定は万全です。)

それで、一見たった15㎜厚のバンド1個で保持されているかに見える鏡筒は、ほぼ100㎜の幅の鏡筒バンドで保持されるのと同じことになるわけです。 シャフトは、鏡筒の中心に向かって互いに90度となるように配置するので、傾斜X-Y調整(多くのXY調整式ファインダー脚がそうですね。)機構となり、初期調整は非常に簡単です。

上の部品の4箇所のU字の切り込みは、そのシャフトを小目幅時に収納するクボミです。 この方式が成功しますと、125SD-BINOクラスまでのBINOにこの構造が適用出来、BINOの構造が従来と比べて、飛躍的にシンプルになります。 4本の短いシャフトは、左右の鏡筒の間に隠れますので、外見的にもほとんど分かりません。

通常の単体鏡筒でも、一対の鏡筒バンドとアリガタは普通、常時セットして運用しますので、この新型のBINOも、上記ブラケット付きバンドを構成鏡筒の一部と見なしますと、何と、BINOの構造部は上の写真のただ一つの部品だけ、ということになります。

このBINOは、Nexstar 8SE Mount に搭載する予定ですが、鏡筒バンドの外側のピースの外側面に標準アリガタを固定して架台にセットします。 アリガタのセット位置でバランス調整できますし、ハンドルはGoTo架台故に省けます。(←さらなる軽量化) 目幅調整は、架台に固定するのと反対側のバンドの外側にセットした小さい取っ手を押し引きして行います。 その点、Nexstarは片持ちなので好都合です。一見、剛性に不安を持たれるかも分かりませんが、常識的なベースプレート上のスライドマウントに鏡筒等を積み上げた構造と違い、アリガタと同じ面内で操作するので、偶力の発生がなく、目幅調整はスムーズに行える公算です。 また、目幅調整は片方の鏡筒のバンドを押し引きしますが、左右のバンドはそれぞれが中央のアリミゾパーツの中で保持されて連動しますので、片方の鏡筒のみが移動するのではなく、中央パーツを基準にしてシンメトリックに鏡筒間隔が変化します。 このことは、単なる外見の審美性の追及のみならず、共通アリミゾ内の連動や同時クランプ操作により、片方の鏡筒だけのスライド機構で生じ勝ちな、目幅移動時やクランプ時の相対的な光軸ずれを未然に相殺するという大きな副産物も期待できるのです。

Nexstar 8SE Mount arrived / Nexstar 8SE Mountが届きました。

Nexstar 8SE Mountが届きました。 予想以上にしっかりしています。 Webの情報では曖昧だったアリミゾクランプは、簡略なネジ押しではなく、ちゃんとした面押しになっていました。(右の写真の黄色い矢印) クランプノブを軽く締めただけで、VIXEN規格の標準アリガタを強力に把握します。 RS232Cケーブルもちゃんと附属していました。(販売店の営業方針から別売にしている場合もある)

さっそく、SkyFiをセットし、iPhone上のSkySafari3-Proで屋内シミュレートしてみましたが、単なる機械任せで無味乾燥なものだったはずのGoto架台の導入操作が、それ自体が実にスリリングで楽しい作業であり、Gotoでありながら、単なるGotoでない、全く別物に変貌していることを実感しました。 常に望遠鏡の目標をリアルな天空図上で把握しながら観察者が能動的にコマンドするので、Gotoでありながら、PushToに迫る臨場感と共に望遠鏡が制御できるのです。 この感覚を文章で表すのは難しいですが、このスタイルがこれからの観望手段に革命をもたらすことは間違いないと思います。 以下の動画は、SkyFiとは別のWIFIアダプターのデモですが、このようなことが出来るわけです。

http://www.youtube.com/watch?v=aeCRm3A2p3Q

ただ、この動画はプレゼンのプロが華麗に仕上げたようですが、観測家ではないようで、肝腎の、ターゲットカーソルが星図上を滑らかに這う映像が抜け落ちています。 私としてはそこをお見せしたいと思いました。携帯端末の画面上で、行きたい所をタップし、Gotoを押せば望遠鏡は素早くそこを目指し、高速で少し行過ぎてからまたスーっとゆっくり引き返して正確に目的地で止まります。 もちろん、マニュアル(PushTo)的に縦横斜めに動かすことも出来ます。どちらにしても、SkySafariの画面上には、あなたの望遠鏡の視点が常に表示されているわけです。

How to use the FL71-BINO / BORG-FL71-BINOの使い方

When you find the IPD knob so stiff to turn, use both of your hands(pohoto1), or move the OTAs directly(photo2).

Photo 3 is the ultimate Red Dot Finder of almost perfect transparency.Manias would quickly know the function of adjustment knobs, but I made an instruction image for sure.

目幅ノブが固くて(指の力に対して)回しにくい場合は、写真1のように、両手で回すか、写真2のように、直接鏡筒のヘリコイドより手前の部分を持って開閉してください。(長めのノブを手前側に延ばせばもっと楽に回せるのですが、コンパクトに仕上げたBINOのため、手前にノブを配置するスペースがありませんでした。またノブが渋めなのは、精度剛性維持のためとのtrade-offとご理解ください。 また調整の前にはクランプレバーを緩めておくことをお忘れなく。尚、レバーの向きは、引っ張ってから回すことにより、自由にセットできます。)

通常の光軸調整については、右のEMSの第1ユニットのX-Y調整ノブをご使用ください。使い方は、15cmF5-BINO(version8)の項目のこちらを参考にしてください。 ただし、15cmF5-BINO(version8)の、BINO本体のねじりによるキャリブレーションは当機では禁物です。

また、X-Yノブの回しすぎが禁物なのも、再三申し上げている通りです。 回し過ぎるのは、BINOの基礎構造が狂ったか、眼に斜位があることが多いので、ご相談ください。(X-Yノブの回しすぎについては、無茶苦茶をする方が多いので、強めに警鐘を鳴らしましたが、至近距離でXノブを反時計回りに多めに回すのはやむを得ません。また、”まじめ”な方は、そう神経質になることはありません。^^;)

写真3は、お勧めの Option(¥3,800) の Red Dot Finder です。 ほぼ完璧な透過率(100%近い)で、圧倒的に明るい視野と、on-offを兼ねた無段階光量調整、さらにX-Yの光軸調整機構が特筆すべき特長です。 段階式の輝度調整タイプでは、最も暗くしても、最高の空の下では眩し過ぎることが多いですが、これは無段階に消燈まで減光しますから、どんなに暗い空の下でも使用できます。 日射を強く反射する地上物や昼間の空ではドットが見難いこともありますが、その他の条件では、最大輝度にすれば昼間の景色でも大方使えます。(手で前方を瞬間的に遮蔽しながら使えば、いくら明るい対象にも使えます。)