EMS-US SET completed !

 車なら、”自動車学校”というものがあり、検定試験に通った者しか運転できないのだけど、EMSには、EMS学校も検定試験もありません。自動車の場合は、使い方によっては他人を殺す凶器になるので、検定の制度が定着しているのでしょうが、EMSはどんな使い方をしても、他人を傷付けることはありませんからね。
 納品したEMSが最終的にどう使われるのか? 見届けられないことの方が多いのは、実に歯がゆいものです。

Flanges for the glasses-plate completed (Televue85-BINO)

 鏡筒パイプをメガネプレートに垂直に固定するための仲介部品です。
メガネプレートは、この部品と後ろのフランジで挟み込む形で固定します。
 この目的には、鏡筒のエンドが内ネジの方が好都合でしたが、今回は外ネジだったため、該当のフランジが必要になりました。

EMS-UML for TELEVUE85-BINO in the making/ The first Inner IPD System/ 目幅機構内蔵の最初のモデル

厚みのない目幅調整機構付きの初めてのEMS-UMLセットです。

 一般的に、物作りは治具の段階で勝負が決まりますが、今回の特殊な目幅機構には、絶妙で意表を突く治具が功を奏しました。

 このゼロプロファイル(zero-profile)の目幅機構が今後小口径BINOの定番になりそうです。
 従来の目幅ヘリコイドでも小型BINOは実現可能なのですが、ヘリコイドというのは、完全に縮退させても、一定の厚みがあるため、どうしても鏡筒間隔を一定(具体的には160mmくらい)以上縮小することが出来ず、これがコンパクト化の制約になっていて、小型BINOにはスライド台座を用いるのが主流でした。 しかし、このスライド台座も、トータル重量に貢献してしまい、また外見上のシンプルさにもマイナスの要素でした。そうした従来のジレンマがこの度、一挙に解決したわけです。

Counter Weight System for the ASKAR72-BINO / ウェイトシステム

 鏡筒はこれ以上前にずらせませんので、カウンターウェイトの追加は想定していました。耳軸位置も前もって鏡筒中心よりも上になるようにしていましたが、重いアイピースだと、それでも足りないので、ウェイト軸を傾斜させることで対処しました。ウェイトシステムはセンターアーム架台にセットしており、鏡筒本体には制約はなく、収納運搬に不便をきたすことはありません。
 通常のBINO では、対物側が重過ぎて苦労するのですが、ここまで鏡筒が短いと、逆に接眼側の方が重くなります。

Carrying handle is set(ASKAR72-APO-BINO) /運搬用取っ手のアイデア

“SIMPLE is best.” is my motto in making things.

 面を形成するのに角材がベストとは限らず、丸棒が加工上有利になることも多くあります。
 また、ちょっとした切削で部品の付加を免れることも少なくありません。振り返ると、初心の頃は、随分と無駄なことをやって来たことが分かります。

Black housings painted

黒versionの塗装が完了しました。
在庫が払底していた2インチバレルも届き、もう遅れる言い訳ができなくなりました。^^; 頑張らないと!^^;