Follow-up report(1) of the FUJINON-EMS-BINO /続報-1

景色観望記です。

 いつもテスト観望している3km先の電波塔をスマフォでコリメート撮影(片方の接眼)してみました。 アイピースはナグラータイプ4 22mm、倍率34倍  手持ちスマフォでこのくらい写るのですから、実際の双眼視の印象は想像してもらえるのではないでしょうか。

フジノンEMSビノ恐るべし!
 フジノン直視の昼間の景色観望ではコントラストやシャープ感は確かにあったのですが、少し眠い感じがありました。  今回のEMS接眼部の換装により、その眠さがなくなり、正に覚醒した映像に変わったと感じています。 松本さんの執念を感じたEMS改造、恐るべし!

Comment by Matsumoto / 管理者のコメント;
 さっそくのVIVIDな続報、ありがとうございました。
 手持ちコリメート写真、ありがとうございました。像の素性の良さが伝わりますね。双眼視の効果が1枚の写真では伝えられないのが悔しいですね。
 それでも客観的なデータとして価値ある写真をありがとうございました。  早く夜、晴れますように。^^(夜の部に期待。^^;)


	

First “USER’S REPORT” of the FUJINON15cmED-EMS-BINO in confirmation of receipt / 着荷後の第一報を頂きました。

本日、無事に依頼者の方の元に届きました。
さっそくに地上風景ファーストライトのご感想をいただき、特別にお許しいただいて、そのまま掲載させていただくことにしました。

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無事に組み立てが完了しました。
ひとまず感動3話です。
【感動①】
添付画像のとおりファインダーを装着し、送られてきたままのハンドル兼ウエイトを取り付けたらどの仰角でもフリーストップ状態で大変気持ちが良い操作性で大満足です。よく計算されているなぁと感動!
【感動②】
あの部屋のインテリアと化していた直視のフジノンが90度対空に大変貌を遂げていました!
この事だけで今後、稼働率は格段に上がることでしょう。
首の痛くなる観望から解放され、じっくりと90度対空観望ができる喜びは一言では表せません。
手放すことなく、この機会を待ってて本当に良かったです。
この機材で天文熱の再開となりそうです!
【感動③】
明るい時刻から先ほどの夕暮れまで街の景色を観望していました。
よく見栄味について語られている話ですが、「昼間はコーワハイランダープロミナーが勝るが、夕暮れ時から見栄味が逆転し、大口径フジノンは凄まじい明るさと鋭像を見せてくる」
この改造機も同様なのですが、それにもましてEMS効果は絶大で、より一層明るさが増大し、色ずれも無くなったような感覚が実感できました。
高品質な2インチ広視界アイピースが自由に交換できる観望気分はもう最高です!
【感動④】
 この度のEMS取り付け改造ではバックフォーカスの制約の関係でEMSにフォーカシング機構が省かれました。最初はどのようにしてフォーカスさせるのだろうと不安でしたが、アイピースの抜き差しによる同焦点リングの活用案を聞いて「なるほど」と思いました。 考えてみれば無限遠対象の星空観望にフォーカシングが必要ないこと、目から鱗でした。
 アイピース毎の同焦点リングを製作いただいたおかげで、無用で無意味なフォーカス操作のない、正に即観望の態勢に入ることができるようになったのです。 天体望遠鏡におけるフォーカシング不用論、既成概念を疑って思考することの大切さを学びました。

 景色観望で感動しているのですから、星空観望はどんな驚愕シーンが待っているのかとワクワクしています。

星空観望記はまたお知らせします。

ひとまず景色のファーストライトの感想でした。

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Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;
 タイムリーなご感想、製作者として、何よりの励みになります。
また、掲載をお許しいただきましたことに深く感謝申し上げます。
 続報も楽しみにしていますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
 私も感動が極まり、多く語れません。

The Moon by the 20cm-BINO

10/2の地元NHKの生中継に備えて、中秋の名月(1日前)の動画を撮影中。

 この20cmF7アクロマート、レンズ研磨名人の故、所村氏(富山県)の自信作で、生前、「多く研磨した20cmアクロマートの一番出来が良かったのは鳥取の松本氏の所にある。」とおっしゃっていたそうです。手研磨なので、確か第4面だったかを非球面に修正研磨してあったと記憶します。
 (球面のみの場合)普通、20cmF7アクロであれば、設計通りに出来ていても、月、惑星の観察には不向きなはずですが、実際に使用してみて、200倍超まで十分に実用になることが分かりました。当初から、口径絞りを用意していましたが、結局はフル口径が総合評価でベストでした。口径を絞れば、確かに色収差は軽減しますが、せっかくの大口径の分解力が損なわれます。結局は、潔くフル口径が一番快適に見られることが分かりました。
 このレンズ、以前にもコメントしていますが、所村氏からお譲りいただいてから15年くらい(忙しさに紛れて)放置していて、氏が他界されたことを聞き、慌ててBINOに仕立てたのが一昨年(2018年)のことでした。 ということで、今さらながら、天国の所村さんに手を合わせています。生前にご報告出来なかったことに後悔しています。
(20cm-BINOの製作記は、HPとFACEBOOKに、2018年の春~夏にかけて投稿しています。)

Tuning up of EMS-UXL for my 20cm-BINO /明日の生中継に備えて

明日の生中継では、20cm-BINOでDeepSkyの対象を見せるようなシチュエーションはないものの、これを機会にEMSのチューニングアップをしておくことにした。

 実は、フィルターターレットをセットしてから、20cm-BINOは一度も出動していなかった。ターレットが組み込めることに有頂天になり、実視テストもしないままになっていて、さらに、番号とフィルター名を記録し忘れて、記憶も曖昧だった。
 今日、改めて回してみると、あれ、#4がつかえて出て来ない。やばいと思って無理をせずに分解してみると、#4のフィルター枠だけが少し厚い。ミラーエッジと干渉していた。

そこで、通常厚(普通は5mm程度)の枠と交換。これで、問題なく回るようになりました。

 このターレット、よく出来ていて、コスパは最高なのですが、分解した時に見える、ターレット板の番号と、使用時に反対側の表示窓の番号が一致しない。多分、設計(施工)のミスだと思うが、ややこしい。^^;
分解時に見えるターレット板(裏面)の番号が反時計回りに振ってあり、表側の番号も反時計回りに振ってあるので、こうなる。表裏なので、逆にしないといけなかった。^^;
 ここで、ネビュラーフィルターを扱う業者さんに注文;
フィルター枠の厚み、薄くて困ることはないが、少しでも厚いと、いろいろと障害が出るので、考慮していただきたい。