What is the optical aperture of your eye-glasses? あなたのメガネの口径は何ミリ?^^;

You should learn it to understand that the surface accuracy of EMS should not be more than enough.
When you notice your eye-glasses has no surface accuracy of 1/20 lambda or 1/10 lambda, but there is no bad effect on the image of the telescopes; you will understand the excessive accuracy is not necessary on the EMS. The reason is, the total optical system of eye-ball and a lens before it is
not “D”, but “d”. So the surface accuracy measured by the D should be multiplied by the ratio of D/d.
Quite the same thing can be quoted on the case of the material mirror of the EMS.

「御社の望遠鏡は何倍ですか?」 とか、「100倍のEMSをください。」とか言って来られる方は、さすがに当方にアクセスして来られることはありません。
 しかしながら、「御社のEMSは何分のλの精度ですか?」という問い合わせが今だに時々あって、返答に当惑させられます。
 恐らく、対物主鏡の精度の考え方をそのまま転用して尋ねておられるのだと思いますが、EMSの場合は、口径食や視野のケラレを起こさないために、(短径)数十ミリ以上の平面鏡を用いますが、トータルな光学系の口径換算だと、1本の光束が鏡面で切られる面積は非常に小さいものであり、斜鏡のようにフル口径での面精度評価をそのままEMSとしての評価にしてはいけません。それは、上のメガネと眼球の図でご理解いただけるはずです。あなたの眼鏡の口径は(上図の)Dではなく、dなのです。(どれだけ大きなフレームを選んでも、光学系としてのメガネの口径は数ミリ程度なのです。)EMSの構成ミラーの精度を敢えて表記するとすれば、そのことを考慮しなければなりません。 それと、精度表記は、末端の販売者が責任を持つべきで、評価設備もないのに、OEM先の公表値を鵜呑みにして(時に水増しして^^;)表記するのは、私のポリシーに反するため、私はEMSの面精度を敢えて表記しないのです。
 ただ、実質上、EMSは望遠鏡の解像度にいささかも悪影響を与えるものではないことは、多くのユーザーさんが証言しておられる通りです。
 勘違いしておられるマニアの方々のために、敢えて申しますと、
 EMSの勝利は構成ミラーに特別な精度のミラーを用いたからではなく、(シンプルな)”原理”そのものがもたらした勝利であるということです。

Balance check of the CT152-BINO on the Center Mount

 アイピースの重量差にバランス調整が対応できるかどうかご不安があるようなので、動画にしてみました。
 最軽量のアイピースの代表としてPL10mm、メインとしてMASUYAMA32mm、最重量級としてNG4-22mmで試しました。
 前者2種については、ウェイトなしで対物フードの伸縮だけで対応でき、NG4-22の時だけ、ウェイト2個セットしました。 鏡筒の初期セット位置をさらに吟味すれば、より最適解が見付かるかも分かりません。

EMS-UM SET for France completed

小目幅用のトリミングです。EMSのフィルターフランジのツバも一部トリミングしています。これで最小目幅57mmまで対応します。(もちろん、この後、塗装します。)

The clients are requested always to keep in touch with this corner so that there would be no misunderstandings between us.
 望遠鏡側のスリーブが浅いそうで、短い(12mm)バレルをご希望でした。
この短バレル、サイトをよく見てくださっている方はお察しのように、眼側のフィルターフランジその物なのです。くれぐれも逆に接続されませんように。

 ご承知のように、お引き受けしたEMS等の製作工程は逐次このコーナーで公開しています。完成品には、紙のマニュアルは添付しませんが、工程の情報全てが説明書だとご理解いただけると幸いです。

 このコーナーを常にチェックしていただくことで、特別仕様等のOPTION等、互いの齟齬を未然に防ぐことが出来ます。