常識破りのポータブルな20cm-BINOの挑戦です。
13cmクラスの重厚な3枚玉アポBINOの一体構造よりも機動性が良くなる目算です。
20cm-BINO project; Eyeside plate added / 接眼側プレートの追加(20cm-BINO)
このBINOには、従来の独立した概念での”鏡筒”はありません。
中央プレートに対物側のラッパフランジの首と接眼側のメガネプレートをセットして基礎フレーム(最大部品)を構成し、対物ユニットと接眼側フランジ、フォーカサーは構成モジュールとして現場で組み立てます。口径20cmともなれば鏡筒単体着脱でも結構大変だろう、という想定での工夫です。もちろん、必要があればさらに分解できますが、通常はこの部分は組み立てたままで管理します。(丸い紙を多数貼っているのは、これから施工する肉抜きのシミュレーション。)