続報(2)
ご無沙汰いたしております。我が「C5モバビー」も、製作後何年か経ち、 その架台も含めて数か所改良しましたので、ご報告いたします。
C5本体についての追加点は、
1.本体フードの取付
2.鏡筒前部へのバランスウェイトの取付
3.副鏡光軸調整ねじの取り換え
4.レーザーポインターの取付
5.正立ファインダーフードの取付
6.カメラ雲台の取付
7.iPadの取付
8.アイピースレデユーサーとEMSの保護フィルターを取り外し、 ケンコーのAC3(48ミリ)の取付。
です。
経緯台についての追加点は、
A.スカイファイの取付
B.延長タワーの取付
C.バランスウェイトシャフトの延長シャフト取付加工
D.バッテリー兼カウンターウェイトの採用
E.ハンドコントローラー装着金具の取付
です。
1.は、金属業者に依頼し、アルミ製のしっかりしたもので、フェルト材の巻き付け物とは異なり、しっかりとした物に できました。
2.の採用理由は、仰角のバランスが悪く、軽く望遠鏡を触る程度で垂直軸のロックが緩んでいましたので、 取り付けることにしました。まず、望遠鏡を垂直に立ててバランスをとり、次に、望遠鏡を水平にしてバランスする ように、望遠鏡を前後させます。そうすることにより、望遠鏡はどの位置でもバランスできるようになります。
3.は、工具を使用しないで、光軸調整をやり易くするためです。
5.は1と同じ業者に依頼し、作成してもらいました。ネジを切っていますので、取り外しは簡単です。
6.のカメラ雲台の取付は、取っ手にメスネジをきって、そこに取り付けました。小さなネジを大きなネジの上に取り付け 、2点止めにしていますので、緩みによる回転などありません。
7.のiPadは、スカイサファリプロと連動しており、画面をタッチするだけで望遠鏡が自動導入・自動追尾を開始します。これは大変 便利です。導入制度も1度以内の視野でしたら問題なく導入できます。iPadのスカイサファリは、スカイファイを経由してWi-Fiで経緯台 本体と繋いでいます。
Bは、I.OPTRON社のオプション製品です。
Dも、I.OPTRON社のオプション製品約で、3.5キロのウェイト兼用バッテリです。これも、非常に重宝しています。一晩使っても問題なく、、他社赤道儀 などにも利用できないか検討しています。
Eも、ちょっとしたことですが、あると便利なので、業者に依頼し作成してもらいました。アルミ製のしっかりした物で、カチッと 収まります。
簡単に持ち運びできますので、観望会などには重宝しています。スカイサファリの惑星拡大画像をiPadで表示し、 覗いた時の実際の画像と見比べられるので、皆さんに喜んでいただいています。
塩塚
2014年6月8日
Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;
また塩塚さんに無理を言って、いただいたメールをそのまま掲載させていただきました。 こうして納品後、何年後でも、初期の motivation を失われることなく工夫を重ねておられると、本当に嬉しいものです。
塩塚さんの過去のリポート;
C5-BINO on Mini Tower(2012,2/05)
C5-BINO follow-up-1(2012,2/13)