このパーツに限りませんが、加工順序というものが極めて重要です。
Spacer rings for EMS-UXL
スペーサーリングなしの接続で、D=178mmのときに、大体、60mm<IPD<78mm(D=170なら60mm<IPD<70)になります。
D=190mm前後のご要望が多いので、厚み8mmのリングをまとめて10個作っておきました。(ヘリコイドのストロークは過剰に確保してある(16mm)ため、延長管の長さは厳密ではありません。)
15cmF5 OTA arrived / 15cmF5鏡筒入荷
この鏡筒に限らないのですが、最近、半年以上待たされることがざらで、今回は(受注を)見越して1組確保しておくことにしました。
EMS-UXL SET for Germany in the making
EMS-UL for the single use completed / 単体、在庫分
在庫分を組み立て、確保しておくのは、十年ぶりでしょうか?
この1台、即納可能です。
(もっとも、EMSは半製品(パーツ)をほぼ常に確保しており、単体なら数日以上お待たせすることは滅多にありませんが。)
Filter sloted 2″ sleeves completed / フィルタースロット付きスリーブ、継続します。
3組(6個)限定製作ということで重い腰を上げましたが、予想外にご要望が多く(写真は全てご注文分)、継続することに致しました。
税別@¥15,000(BINOには2個必要)です。
BORGのフィルターケースは別売です。(@¥5,000税込みで斡旋しています。)
*フィルター全厚 T<8mm でないとスロットをくぐりません。
T≧8mmの場合は、フィルター枠を旋盤で削るか、枠を薄い物に入れ替える必要があります。
(パイプの横腹にスリット穴が開いた物、という安直なご理解からだと、高いとお感じになるかも分かりません。挿入部は内径にも深い溝が切ってあり、フィルターケースがうまく収まるように工夫されています。市販パーツを組み合わせて自作されても、さらにコストがかかるはずです。)
Bottom part of the extension pillar of the Center Mount / 延長筒の底部フランジ
今回の投稿は、取り立てて珍しい物でも新しい物でもございません。
日常の加工の一コマをご紹介しています。
延長筒の底部パーツは、ご使用の三脚等によって個別に対応させていただいています。一番一般的なのは、VIXEN規格のM10中心ネジと45Φボスですが、今回は大型カメラ三脚規格の3/8インチネジ、かつボトムフランジのご希望でした。
ついでの話になりますが、近年のアルミ材料の値上がりが著しいですね。今に始まったことではないですが、この10年で、感覚的には2倍から3倍になっているような気がしています。(厳密に調べたわけではないですが)
それから、当方で供給している製品やサービスに関してですが、一品手作り的な付加価値を理解くださっている前提で承っております。
昨今は、大量生産された成熟した製品が広く流通していますし、流通過程での訳あり破格商品に慣れた一般消費者の方はどうしても即物的な評価しかされないので、製作者との価値観に齟齬が生じることもあります。
New type of the 31.7mm-Helicoid-Focuser for the EMS / 31.7用直進ヘリコイドの新タイプ
4セットのみ限定で製作中です。
@税別¥15,000(双眼用ペアで税別¥30,000)です。
(非常に剛性の高いヘリコイドです。)