Two pcs. of EMS-UL completed !

The left is the normal one ,and the right is a shorter 2″ sleeve version.

「最初から短くしておけ・・」という、ユーザーさんからのご意見もありましたが、標準を58mmにしたのには、理由があります。
 31.7兼用の段付きバレルの先端がフィルターに当たらないため、というのも一つの理由ですが、見かけ視界の最大確保という意味では、むしろ2”スリーブは長い方が有利(対物はFが小さいほど有利)という、逆説的な要素もあるのです。総合的に考慮した結果として、58mmを決定しています。
 望遠鏡のバックフォーカスの事情で、どうしても短いスリーブが必要な方は、EMSご注文時にご指摘ください。

Another EMS-UL SET for China in the making

 改めて、ヘリコイド仕様のEMSのパーツ、スタンバイの状態を見ると、いかにシンプルかを自ら再認識させられます。専用のヘリコイドは、両端がオスのテーパーボスになっていて、接続環を要求しません。写真のパーツの中に、光軸調整機構、目幅調整機構等が全て包含されています。

EMS-UL SET(in black) near completion !

For 140mm of the largest diameter of the OTA, I recommended the client the D of 150mm.
For that plan, the spacing between the two housings should be 28mm in total.
Dear client, please check the photo carefully so that you will confirm that this is exactly as you wanted.

 鏡筒最大径=140mmというご申告でしたので、最小D=150mmに設定しました。
計算の結果、ハウジング間のスペーシング=28mmで、接続用フランジのツバの厚み2mmをそれぞれ考慮すると、中間延長筒の長さ=24mmということになります。延長筒は、長さに応じてあらゆる接続方法を採用します(というか、あらゆる接続方法に対応している)が、今回は、オス→メス→メス→オスの接続になります。