Rings at Nagasaki National Athletic Meet in 1969 / 吊り輪、昭和44年、長崎国体

昭和44年、長崎国体での吊り輪の規定演技。
 言い訳がましいですが、初めての全国大会、6種目を休憩なしで回される試合運びに慣れておらず、疲労困憊の状態での演技です。
 吊り輪の倒立は、床や平行棒のように固定物の上じゃないので、格別の筋力とバランスを要求されます。
 吊り輪は、6種目中、最も上半身の筋力を要求される種目ですが、降り技を除けば、器具を離してから再び掴むような離れ技はなく、唯一恐怖心からは開放される種目と言えます。
 平行棒は、その逆で、ほとんどが離れ業なので、バーで体を強打する恐怖を常にかかえて練習することになります。ツイストという技のために、どれだけ向こう脛に青あざを作ったことか。当時の母校は器具環境のインフラが貧弱で、ウレタンマットすらなく、大技の練習は文字通り命がけでした。

EMS-UM for Swarovski unit in the making!

Swarovski対物ユニット(115)用のEMS-UM(単体用)です。
部品の在庫が奇数になってしまうので、こうしたご要望はお断りして来ましたが、熱心なリピーターの方からのご依頼なので、断れません。^^;
“SWROVSKI”でサイト内検索をしていただきますと、関連情報が多数出て来ます。

The second hurdle cleared(ASKAR72-APO-BINO) / アームマウントの課題をクリヤー

The scarce spacing between the OTAs was the crucial hurdle for this Bino to set on the Center Arm Mount. But I succeeded in making the vertical axis part as compact as 26mm in width for the Binoscope to accept the Arm Mount.
 このシンプルな垂直回転軸は、ハイランダープロミナー双眼鏡の純正架台の方法にヒントをいただいたものですが、同架台の垂直回転軸は、片サイドが長くなっていて、長い方の軸をクランプする方式でした。しかし、今回のBINOでは、鏡筒の隙間が27mmくらいしかなく、垂直軸は6mmまでの短い物にする必要があり、その片方でクランプすることの弊害が予測されました。
 そこで、両サイドの軸を同時にクランプする方法を考えた次第です。大成功でした。