Another 15cmF5-BINO(VERSION-10) completed / 15cmF5-BINO(VERSION-10)完成

The trouble with the material has brought about 10 days delay to finish another 15cmF5-BINO.I had to re-order the 10 pipes after noticing the original ones being wrong in the inner diameters.

 やっと完成しました。 明日のご見学に間に合わないので、90φアダプターのアルマイトは後回しです。

 90φアダプターは10個(BINO5台分)まとめて加工するのですが、一度トラブルがあり、材料を再注文したところ、連休が重なり、とてつもない時間をロスしました。 最初に入荷した規格の厚肉タイプの内径が公差をはるかに越えて大きいことに、すでに4個くらいの粗加工が終了した段階で気付き、仕入先と交渉、やっと理解いただき、正しい寸法の材料が再び届くのに連休を挟み、長い時間をロスしました。 24日と25日に(ご依頼主以外の)見学者が見えるので、10個のアダプターの内、2個は残してアルマイトに出さないといけません。(非効率ですが、仕方がない こともあるのです。)



Another 15cmF5-BINO(VERSION-10) near completion / 15cmF5-BINO(VERSION-10)完成間近

EMS-UXLはすでに完成しています。 これより90φバレル(大型ハウジング用)用のスリーブ(アダプター)をまとめて製作します。

この12年くらいの間に、大型BINO用のEMSの(望遠鏡)接続径は、2インチ→65㎜φ→90㎜φと進化してまいりました。 このサイトをずっと見守ってくださっている方は、その経緯や理由を十分にご理解くださっていると思いますが、最近、15cmクラスのBINOの自作を具体的に検討(すでに鏡筒を2本確保)している方より、「EMS-UXLの2インチ接続用のVERSIONはないでしょうか??」というご質問があり、唖然とさせられました。

その感想を率直にお伝えしたところ、気分を害されたのか、BINOの計画を完全に断念してしまわれました。^^; 不勉強のまま新しい世界に飛び込むのもスリルがあるかも分かりませんが、やはり、物事全般、本質を理解する方が醍醐味を得られるし、応用も利きます。また、ユーザーになっても困ることが少なくなります。 勉強嫌いの方は、EMS-BINOの製作はもとより、ユーザーになることにも向かないかも分かりませんね。



The Center Mount evolved again / さらに進化した中軸式架台

The Center Mount has evolved again. The clamping pieces are added instead of the mechanical screws, and the vertical axis has become hollow for the productivity and weight saving.

垂直回転部のアリミゾクランプが、メカネジ押しから面押しに進化しました。垂直回転軸を中空にしたのは、主に生産性を向上させるためですが、いくらか軽量化にも貢献しています。

 本来なら、15cmF5-BINOもVERSION-11となるところですが、あまりに更新が目まぐるしくなるので、今回の架台改良後もVERSION-10の呼称を継続することに致します。 東京のY様、大変長くお待たせしましたが、いよいよ15cmF5-BINO(黒鏡筒)に着手します。 一時、アイフォーカサー仕様に迷われたようですが、VERSION-10の標準方式(3インチフォーカサー)でよろしいですね。



5-sets of the parts completed (Center Mount ) / 5台分のパーツ加工完了(中軸式架台)

All of the parts of the Center Mount(5-sets) are ready to be anodised.

 中軸式架台5台分のパーツの(機械)加工が完了しました。 アルマイトに出す前に必要に応じて磨き、清拭きをし、丁寧に1個ずつ紙に包み、素材別に分類し、注意書きを添付しないといけません。

 脱脂等、事前の仕上げはメッキ業者の当然の義務だと思っていましたが、仕上がりで互いにもめる事が多く、最近は、可能な限り、対策をしてアルマイトに出すようにしています。 こうした下請け業者さんとのトラブルは、一々報告しませんが、陰の苦労は山ほどあるわけです。^^;(あり得ない仕上がりになっても、一般にメッキ業者は材料の表面が悪かったからだと言います。^^; 最近、「事前に素材表面をチェックして問題があれば直ちにこちらに連絡してください・・・」と一筆加えるようにしてからはトラブルは生じていません。こうしたことは、銀蒸着でも同様で、今までには、蒸着釜ごと全滅だったことは何度も経験しています。)

 いつもそうですが、作業に弾みが付いた頃に、EMSの(塗装済み)ハウジングの在庫が払底します。 標準ハウジングがほとんどなくなり、また次の仕込みをしないといけません。 単体のEMSの注文もあり、ちょっと慌てています。(ちょっと弱気な発言になりますが、自分の能力を100としたとき、100近くの受注をしてはダメですね。必ず予想外の依頼や対応が来るため、すぐにオーバーフローしてしまいます。 40%~50%までの受注に抑えておけば、要緊急な対応が少々生じたとしても、自分の100%の消化能力の範囲で納まりますから。自分の年齢も考え、やはりEMSのみの受注に限定することを具体的に考え始めないといけないな、と思うこの頃です。)