Another 15cmF5BINO(VERSION-10) completed / 次の15cmF5BINO(VERSION-10)が完成しました

Successional vistors have prevented me from finishing the binoscope for a while, though it is very happy for me.

 この1か月ほど、毎週末のように(県外からの)訪問者があり、BINOの製作作業にも多少影響は出ていますが、それ以上に、訪問いただくと、WEBに書けないことまで最新の事情をお伝えできるので、非常にありがたいことです。 皆さん、「遠路を来た甲斐があった。」とおっしゃっていただきます。



Interim chores(Minus profile adapter)クイックロック用マイナスアダプター

 BINO関連ではない依頼ですが、BINOユーザーの方のご依頼なので、断れません。FLT132にクイックロックを最小限の光路長消費で取り付けるアダプターを希望されました。一般的には、ゼロをリミットとして、何ミリで仕上るか?を考えるのでしょうが、常識を覆すのが趣味の私は、マイナスアダプターを作ることにしました。

 このアダプターの製作には、随分と工夫を凝らしましたので、ユーザーさんの方も手順をよく考慮して組み立てていただきたいものです。 通常の発想で、1:アダプターをFLT132に接続 →2:クイックロックをセット..とは決してやらないようにお願いします。 まず最初に、クイックロックにアダプターを接続し、横のセットビス(緩み止め)を締めておきます。

 次に、アダプター+クイックロックの全体を、FLT132にねじ込んで(M92)行きます。 しかし、絶対に強く締め込まないこと。噛ませてしまうと、アダプターの出しろ(ツバの厚み)が3㎜しかないので、外したい時に苦労することになります。

 なぜ強く締める必要がないかと言いますと、3方の面方向からのセットビス(赤い矢印)があるからです。このセットビスの方法は非常に有効で、軽く締めておけば不用意に緩むことはありませんし、接続ネジを傷めることもありません。



larger housings in the processing / 大型ハウジングを仕込んでいます

Running short of the larger EMS hounsings, another lot of them are being processed.

 BINO作りが佳境に入った頃に限って、意地悪くEMSハウジングの在庫が払底してしまうものです。大型ハウジングの加工を急遽済ませ、これから塗装工程に送ります。

 先週、先々週末と、連続でBINOの引渡しがありました。(SWAROVSKI-X95と15cmF5-BINO)お引取りに見えるには、大変なエネルギーを要するものと承知していますが、来られた方は、「来て良かった!」と異口同音におっしゃいます。

 逆説的な言い方になりますが、来る方は、来る決断をされた時点で、”来なくてもBINOを使いこなせる方”が多く、”来ない”判断を下す方の中にこそ、BINOの使いこなしに当初難航される方が多く見られます。 困難を押してでも来る判断を下す方は、日頃から当サイトをよく勉強してくださっている傾向があり、来ない判断を下す方は、当サイトを流し読みしておられる傾向が強い(自信家が多い)のだろうと推察します。^^;



Magellan-10mm(100-deg.) on the 15cmF5-BINO / Magellan-10mm(100度)を試してみました

I have just checked “Magellan-10mm(100-deg.)” on the 15cmF5-BINO.

With the exceptionally long eyelelief of about 20mm for the 100-deg eyepieces, I have been shocked by the confortable viewing at 10mm, 75X, before nitpicking the features.Look at the size of its eye-lens sompared with that of PL-10mm.

 まず、Magellan-10mmを15cmF5-BINOにセットして店先の地上風景を見てみましたが、100度クラスのアイピースとしては例外的な約20mmのロングアイレリーフは、圧倒的に覗き易く、快適でした。PL10mmと比べれば、やや視野が暗い感じはしますが、レンズ枚数等からそれは当然で、そこを比較してはいけないでしょう。 89歳の母にPL10とMagellan-10mmを交互に15cmF5-BINOで、近くの水銀灯のポールから出ている電線の蜘蛛の巣を見せましたが、PL10mmに軍配を上げるかと思いきや、「PL10mmだと蜘蛛の巣が全く見えないが、Magellan-10mmだとよく見える。」と申しました。(もちろん、その後で、視野の広さの圧倒的な差にも気付いたのは言うまでもありません。)^^; 私には両方ではっきりと見えていましたが、”覗きやすさ”というのも、いかに大事な要素かということの好例だと思いました。 15cmF5のアクロマートで、75倍での地上風景は条件的に少々厳しいですが、DeepSkyなら、色収差が邪魔になることもないでしょう。 それから、超広角アイピースにしては、distortion(歪曲)が非常に小さく、視野周辺でのビルや支柱の直線の歪みが非常に少ないと感じました。像面の湾曲も少ないようです。

 ピント位置は、PL10mmより2mm弱光路を消費しますが、ほぼ同じくらいで、SWAROVSKI-X95-BINOでも合焦するでしょう。 ただ、バレル長は25㎜強あるため、SWARO-BINOの短縮スリーブ(合計35㎜)だと、バレルが20㎜以上奥に入らないようにスペーサーを工夫するか、防塵フィルターを撤去する必要があるでしょう。(フィルターの撤去は慎重にしないと、今度はミラーを損傷する恐れがあります。)

 重箱の隅をつつけば、いろいろとあるのかも知れませんが、この価格で、この軽量コンパクトさ、覗きやすさを考えると、BINO用の中高倍率用のアイピースとして十分お勧めできると判断いたしました。