OTAs loaded (AL107-BINO) / 鏡筒を載せてみました。(AL107-BINO)

You will know how critical it is to evade collisions between band hinges and the forks.

 画像から、鏡筒バンドの突出部同士や架台フォークとの干渉の回避に腐心したところをご理解いただけると思います。フォークがオリジナルの45度のままだと、転倒の危険が著しいため、フォーク角度を約65度くらいまで立てています。 そのため、高仰角時のバンドと架台の干渉に対する配慮が特に必要になって来るわけです。

  この状態でも、天頂時に内側のフォーカスノブが延長ピラーに当たるので、それは撤去しないといけません。(もともと不要です。)  鏡筒は単体着脱管理方式ですので、単体鏡筒と全く同じ機動性が発揮できます。(バックフォーカスが十分にあれば中軸式架台にも使用できますが、今回は最小鏡筒間隔=145mmの設定ですので、当方式限定です。)



Trimmings of the bands (AL107-BINO) / 鏡筒バンドのトリミング(AL107-BINO)

 鏡筒バンドのヒンジやクランプ部の過剰な出っ張りは、鏡筒間隔(最小)の障害になるだけでなく、フォーク式の場合、高仰角時にフォークと干渉することもあり、注意が必要です。 メーカーさんや販売店さんは、双眼使用のことは全く眼中にないので、この点の配慮は期待できないようです。 それどころか、同一ロットのはずでも左右で鏡筒バンドの形状が異なったりします。(今回は、前後に振り分けることで、形状の違いを逆に利用しました。)



The New Sliding Mount almost completed (AL107-BINO) / マウント主要部が完成しました。(AL107-BINO)

Here is the ultimately simple mechanism for the sliding mount.Each part was so precisely produced that the surfaces of the dovetail-holders levels show less than 0.1 deg difference on the spot of the preliminary assembly.

 マウント主要部の完成です。 初作なので、細部は組み立てながら検討しますが、基礎部分こそが重要で、設計で意図した通りの成果が達成できました。(デジタル傾斜計での水平誤差は仮組み立て直後の未調整段階で0.1度以内でした。)

 最近の方針ですが、各パーツを徹底してモデュール化し、構成単位ごとに仕上るBINOの光軸を想定して必要精度を課し、組み上がった段階でBINOの光軸精度が担保されるという戦略です。 パーツそれぞれが責任を分担します。 同じサイズ規模の鏡筒であれば、マウントを共有することも可能になります。

 この後、想定される鏡筒バンドのクランプ部の出っ張りの干渉等に対処します。(該当部の切除等が必要と思われます。)



The New Sliding Mount near completion (AL107-BINO) / マウント部がもうすぐ完成します。(AL107-BINO)

Here is a creative way to eliminate the normal Cradle on the new sliding mount.

両フォーク架台仕様の場合、以前は耳軸を確保するために、ほぼ従来通りの”CRADLE”(耳軸を両サイドに持ったコの字型の台座)を別に用意して、その上にスライドマウント一式を載せていましたが、せっかくのシンプルな新型スライドマウントの特長を活かして、それを省けないか、大分知恵を搾ってみました。

 CRADLEを仲介することの問題点は、単にパーツが一つ増えるだけではなく、スライドマウントの中央シャフトの下に配置することで二階建て構造になり、耳軸プレートとベースプレートを繋ぐバーが長くなり、ベースプレートの位置がよりフォーク下部まで落ち込むことで、フォークとの干渉の可能性が高まることもありました。(HFフォークは内側が完全な垂直ではなく、緩やかにテーパをなしていて、下に行くほどフォーク幅が微妙に狭くなっています。)

 中央シャフトへの穴加工の精度が仕上るBINOの光軸を事前に担保していることがお分かりになるでしょうか。 耳軸プレート下のピラーに繋がる2本の横棒の両端の穴は完璧に平行が出ている必要がありますが、加工にも特別な工夫を凝らしています。(よほど加工ストロークの大きいマシンでない限り、一次固定段階での同時加工は無理なので、再チャッキングで天地方向が厳密にキープされる方法を講じないといけません。) また、開放フレーム構造にしたのは、軽量化の以外に、アリミゾのクランプネジにアクセスしやすくする意味もあります。剛性も問題ありません。全体が仕上れば、全てご納得いただけると思います。



The core part of the New Sliding Mount (AL107-BINO) / 新型スライドマウントのコア部品(AL107-BINO)

This simple center bar for the new sliding mount will promise the parallel of the binoscope system.

 新型スライドマウントの中心棒で、この棒に垂直に開けた穴がBINOシステムの平行性を担保します。棒に垂直に開けた1本の穴が1つの平面を既定し、さらにもう1本以上で、3次元での平行性を約束します。

 単純な構造だけに、ユーザーさん側での悪用の余地を許さないという意義があります。 眼位の癖による誤解を調整に転嫁することで袋小路に入る方が多いわけですが、誤解に基く調整の余地 を与えないことが重要だということが分かって来た次第です。



Vertical baring parts of the center mounts / 中軸式架台の垂直回転軸関連部品

 5台分のパーツですが、以前にもご説明した通り、中軸式架台の垂直回転軸は、アリミゾを兼ねて2分割の構造になっているため、パーツは10個となります。 一般には、回転軸はラジアルのみに思考が集中し、一定の軸長を確保して精度を出そうとしますが、私のアイデアは、そうではなく、両側から軸受けを挟み込むことにより、精度と滑らかな回転を約束するものです。(今まで公開している画像からご理解いただいていると思っていましたが、そうでもなさそうなので、再度コメントしました。)



AL107-BINO in the making / 新型スライドユニットのコア部品(AL107-BINO)

These are the core parts of the new slide mount for the AL107-BINO.

AL107-BINOのスライドユニットのコア部品です。 使い方は、最近の以下の物とほぼ同じです。

FSQ106-BINO

 これが2年越しにお待たせしてしまっているBINOの最後です。 EMSハウジングの在庫も払底し、準備を進めていました。 また、進型スライド機構も過去の数例を土台にして、より進化した形態になります。 長くお待ちいただいていますと、自分のBINOはほったらかしで、他人のBINOばかり作っていると思われるでしょうが、加工は全て関連していますので、ご理解いただけましたら幸いです。



Returen mail rejected!! / 返信メールが拒絶されます

I make it a rule to respond to the inquiry e-mail in 12 hours. If you do not find my response more than 24 hours, it is very likely that your mailing system has some trouble.

 Terutomo様、当方からの返信メールが拒絶されます。 当方の別のアドレスから送信しても同じ結果です。至急、お電話ください。 一般に、当方は長くても12時間以内にご返信しますので、24時間以上経っても受信されない場合は、ご使用のメールシステムに何らかのトラブルが生じているはずですので、ご確認ください。

 当方、目下超多忙故、こうした交信トラブルの解決に時間を割けません。 また、メールの発信者名に複数のハンドルネームを用いる方がおられますが、非常に多数の長期間(数年以上)のお問い合わせを一人で管理している立場としましては、出来たら実名1本で送信いただけると助かります。



100 EMS housings to be tranferred for paiting in White / EMSハウジング100個、やっと塗装(白)工程に出せます

Processing of 100 EMS housings is completed and will be transferred for painting, at last.This time, I could not concentrate on the processing of the housings by consuming the time for the maintenance of the EMS sets wrongly used by the clients. I wonder why they do not obey the rules written on my website.

 やっと100個分のEMSハウジングを塗装(白)工程に出せます。 今回は、先月末~今月初頭にかけて訪問者ラッシュ(ありがたいことです)があったのと、トラブったEMSの復元の依頼が相次いだこともあり、少し遅れてしまいました。 それにしても、サイトをよく読んでくださらない方が多いのは困ったものです。X-Yノブへの原点矢印セット→X-Yノブへのリミッター設置、と、いくら次々に対策を施しても、原理を理解されずにブラックボックスでBINOを使用する限り、トラブルは絶えそうもありません。 相当な時間を割いてHPを更新しても、読んでもらえないのなら、意味がないな、と感じるこの頃です。

 スターパーティのシーズンからか、WEB上のイベントリポートが増えて来ましたが、奇をてらった物ばかりに注目が集まっているようで、残念に思います。長くお待たせしている方々には申し上げにくいのですが、周りの雑音に気を散らされることなく、当サイトのトップページにリンクしています、必読事項をご精読いただき、疑問点は都度ご質問いただきますよう、お願いいたします。 また製作情報速報は、全て関連していますので、ご自身のBINOの工程とは無関係に、全ての記事をお読みいただけると幸いです。 ご自身の誤った空想の土台の上にあらたな空想を積み上げされ、事前に周辺パーツをあれこれ集められても、無駄になることが多いと思われます。(製作者と同じ視線でお待ちいただきますと、より良い物が出来上がります。)



Counter-weight / カウンターウェイト(125SD-BINO)

 従来はウェイトが抜けないように、シャフトの末端にEリング等をセットしていましたが、今回は、逆に必要に応じて簡単にウェイトが着脱できるようにしました。 新型の中軸式架台はアリミゾの中心を回転中心から10mm下げているのと、回転軸径が90㎜φと非常に大きく、バランスの変動には寛大なシステムですが、OPTIONのウェイトシステムを開発したことで、超重量級(1㎏クラス)のアイピースの使用にも磐石な備えが出来たことになります。

 この、ハンドル兼ウェイトシステムは、広く中軸式架台仕様一般に適用できます。