A simple solution for a handle and counter-weight unit / シンプルなハンドルロッド(兼ウェイト軸)

ウェイト軸を兼ねた、シンプルなハンドルロッドをご提案します。

天頂まで架台と干渉しないことと、簡単に着脱できることに留意しました。(それと、せっかくのシンプルなBINOシステムを spoil しないこと。^^;)

(500g程度以下のアイピースの範囲では、カウンターワイトは不要と思います。1kgクラスの超重量級アイピースと通常のアイピースを交互に頻繁に交換される場合にはカウンターウェイトは便利だと思います。)



125SD-BINO of the standard version completed! / 新型(定番)125SD-BINO 完成!!

 鏡筒の供給が止まってしまったのが残念ですが、曲折を経て、125SD-BINOの定番仕様が決まりました。 フォーカサーは、3インチの次世代型(実用上、スリップしない)クレイフォードで、元々ニュートン反射用の設計だけに、low-profileで、その分、フランジにファインダーベースの設置スペースが確保できました。 ファインダーベースは、写真のように左右45度と、OPTIONで180度(真下)にも取り付き、操作ハンドル兼カウンターウェイトユニット(OPTION)を取り付けることが出来ます。

 この中軸式架台+単体鏡筒方式のBINO作りもノウハウを蓄積し、基礎構造部の光軸が組み立てと同時(初期調整なし)にほぼ完璧に合うようになりました。「各種パーツを組み上げてアイピースをセットして、初めて覗いたら、光軸が完璧に合っていた。」というのがごく普通になりました。

 これで中軸式架台の在庫が払底しましたので、15cmF5-BINO用も含めて早急に5台仕上ないといけません。

(ハイランダー用軽量架台も放っているわけではなく、水平回転部はすでに10台分仕上っていますが、目先の仕事に追われ、中断したままになっています。その他、諸々のご依頼をかかえているのですが、ひとつずつ片付けておりますので、なにとぞ寛大にお待ちいただけましたら幸いです。)



Set screw from reverse side(125SD-BINO) / 裏側からのセットビス(125SD-BINO)

This is a flange joint that conects the OTA tube and the focuser. This reverse set screw idea must be better than the traditional way of making a set screw on the thin OTA tube side.

 115φの鏡筒パイプとフランジを接続するネジ部の緩み防止のセットビス(芋ネジ)は、(鏡筒末端が内ネジの場合は)普通は鏡筒パイプ側に施すものですが、今回はフランジ側に施工してみました。これだと、薄い鏡筒パイプに施工しなくて済みますし、美観的にネジ位置に注意する必要もありません。 ただ、ユーザーさんには知っておいていただく必要があると思い、公開しています。

 この定番仕様1号の125SD-BINOは、このパーツを含む数点の最終部品を月曜日にアルマイトに出し、その回収(多分水曜日)を待って完成を見ます。(土日や連休が無ければ、ずっと早く作業が進むのですが。)(これより親族(義父)の葬儀がありますが、30日には完成する予定です。)



125SD-BINO near completion / 125SD-BINO完成間近

ほぼこんなスタイルになります。 このフォーカサー(ラックタイプ)は依頼者の方の一人が持ち込まれた物ですが、今後の標準仕様では、10/11にご紹介した同クラスのクレイフォードタイプになります。



3-inch focuser for the 125SD-BINO / 3インチフォーカサー(125SD-BINO)

 納期重視のため、新規開発は当面封印し、市販パーツを極力使う方針に転換しました。3インチとなると、安くはないですが、時間の節約を考えると背に腹は代えられません。

 クレイフォード式は元来、ガタの無いシステムですが、このタイプは次世代型で、スリップにも強く、BINO用のフォーカサーとしては完璧です。 ただ、末端がニュートン反射仕様のため、機械加工が出来ない自作マニアには荷が重いでしょう。(旋盤加工が出来ない方は屈折式に転用するのが難しいため。)  これを使用して、まずは125SD-BINOを一台早急に仕上ないといけません。

(因みに、125SD鏡筒の基本セットにはフォーカサーは附属しません。(摺動ユニットのみ) 独自のアイフォーカサー等を模索しましたが、広く一般の方が使い易い、伝統的な方法に帰結しました。)



Dovetail Spacers (125SD-BINO) / アリガタのスペーサー(125SD-BINO)

 時間の関係で、スライドブラケット方式は中断し、鏡筒固定(眼幅ヘリコイド)方式を先に仕上ることにしました。アリガタを115φ鏡筒に直接固定すると、鏡筒間隔=178㎜(最大眼幅78㎜を確保するために必要)が確保できないため、このようなスペーサーが必要になります。



In full swing! / フル回転

It is in emergent situations that a triage should be taken into consideration. Those who attend “SOBOE” will be prioritized.

 双望会が近いので、一刻の猶予もなりません。(ややこしいご依頼はしばらくストップです。^^;(今回のX-Yリミッターは最優先事項でしたが))

 写真は、左が第1ユニット(大型ハウジング)で右が第2ユニット(標準ハウジング)です。 右の写真に写っている手前のハウジングのフランジ外径=65mmφで、ほぼ同じ内径の大型ヘリコイド末端内径にはまります(←オス接続;大型ハウジング側は例外的にメス接続)。 この辺の画像情報を常にお流ししているのは、ユーザーの方々には理解しておいていただきたいと思うからです。この製作情報コーナー全体がBINOの使用マニュアルと言えます。 この辺をスルーしている方は、使用中のアクシデント時にとんでもない操作をしてしまう方です。^^;

(一般的に、その規模にかかわらず、メーカー(販売店も)さんはコアな技術情報が含まれる画像を公開しません。 実際、肝腎な部分の詳細が分からなくて、閲覧していても胃が悪くなりそうです。^^;その意味では、私は敢えてその真逆を行っています。それは何故か?? その真意を汲んでいただきたいものです。



New limiter version has been launched ! / いよいよ本番(リミッター仕様)

On the new producing from the beginning, the stopper-pin’s holes can easily added with a pair of the new coordinates of the holes. But in the case of adding the two small holes on the painted housings, an effective jig will be required.

 ハウジングの最初からの新規製作では、ストッパーピン用の2つの穴は、CNCのGコードにそれぞれの座標を追加するだけで済みますが、すでに仕上った塗装済みのハウジングに追加工を施すには、写真のようなジグが必要です。 回転止めピン(実際はネジ)とノブのフックの関係を右のクローズアップ写真でお示ししました。

(ジグはあまりご紹介する機会がありませんが、マニュアル加工では常に作り続けています。 小規模ながらも物作りのプロになると、ジグ作りが仕事の中に占める比重が大きくなります。 一度しか加工しないアマチュアの自作と違い、同じ物を続けて作る、ということが求められるからです。)



X-Y knobs, new limiter version / X-Y ノブの製作(リミッター仕様)

Now that I have confirmed the new limiting device quite successful, I must hurry to prepare the stock of the new knobs of the limiter version.All of the EMS sets will have this limiter system from now on.

 試作で成功を見ましたので、大至急、新リミッター仕様のノブの在庫を整えています。



X-Y knob limiter (Completed !!) / X-Y ノブ-リミッター(完成!)

It is a commemorative day of the first limiter of the X-Y knobs.

 記念すべきリミッター1号機の施工が完了しました。 一番左の写真は原点シールを貼る前。昨日の記事で書きましたように、皿ビスの頭がノブの天と面一になっています。

 次の写真は、光軸調整が完了し、リミッターの基点も調整(これが意外に時間がかかる^^;)し、原点シールを貼ったところです。

3枚目の写真は、Xノブをリミットまで反時計周りに回転させたところで、4枚目の写真は時計回りにリミットまで回転させたところです。

 文句の言い納めに、5枚目の写真を用意しました。^^; EMSの接続には、ハウジングの内部に相手部品のテーパーフランジを挿入する、メス接続と、ハウジング端部にセットしたテーパフランジで相手部品に接続する、オス接続とがあります。 メス接続はもっぱらEMS-US/UMくらいで、それより大きいEMSはほとんど全てオス接続を採用しています。 つまり、あの赤い矢印のネジはEMS-US等用であって、本EMSではダミーなのです。(普通は使わないハウジングですが、在庫の関係でやむを得ず使うことがある^^;) あのセットビスは穴塞ぎ用なので、無意味にねじ込んで行きますと、内部の光路に突き出して行き、やがてはポトリと中に落ちます。^^; リフォームで送られて分解した時に私がギョッとしたのは、そのネジが内部に落ちそうなほど突き出していたからです。 おかしいと気付いたら、元に戻しておいて欲しいものです。

 それより、意味不明のネジがあれば、回す前にマツモトに連絡する手間を惜しまないでください。^^; 転倒されただけあって、ヘリコイドも痛んでおり、著しい回転ガタが生じておりました。 ご指摘はなかったのですが、部品を交換し、完璧に修理しておきました。

 傷だらけ、埃だらけのEMSが帰って来たら、「よく使い込んでいただいているんだな。」と喜ぶべきなのでしょうが、製作者の心理から率直に言いますと、「あまり大事にされてないな。」と、がっかりするというのが本音です。 それと、人間が寒い環境はEMSも寒いし、人間が暑ければEMSもしかり、人間の快適環境に保管していただけるとありがたいです。

 リミッターの追加施工は、当初は往復送料のみご負担いただくことで(無料で)対応させていただこうかとも思ったのですが、すでにご依頼が多く、無料対応は難しいと判断いたしました。 右用EMSの分解 → ハウジングの施工 → ローレットナットの加工 → 組み立て → 光軸調整 → リミット基点調整 → 原点シール貼付 と、結構な手間がかかるのです。 ということで、リミッター付きノブ1個当たり¥2,000, 2個で¥4,000で送料込み、でよろしければ、(双望会後に)承ります。



X-Y knob limiter (Great Success !!) / X-Y ノブ-リミッター(大成功!)

The project proved to be a great success! Now, I can put ” a period” on the series of improvements of the EMS since I had originated it!

 所定の皿ビスや樹脂ワッシャーが届くのを待ちきれず、手持ちのキャップボルトで仮組み立てして試してみました。樹脂ワッシャをはめていないので、ノブ底面で塗装をかじるのに気使いながら回してみましたが、大成功でした。

 これで長年の懸案を払拭することができそうです。 次は、ノブの可動範囲をどうするかですが、原点を見失わないというのが一番大切な部分ですので、(特別サービスで^^:)±半回転近くまでは動くように設定しました。 この辺がまたユーザーさんとの齟齬を生む原因になるかも分かりませんが、皆さんを信頼することにします。^^;(半回転近く動くが、特別な事情がない時は、あくまで±45度までで使用して欲しい。^^)

(右の写真のキャップボルトは皿ビスと交換します。ビスの平頭がノブの上面と面一になり、そこに今まで通り、原点矢印シールを貼ります。)

(急に閃いたアイデアなので、従来のローレットつまみの在庫が無駄になりますが、こうしたことはEMS開発以来、数え切れないほど経験しており、折込済みです。^^;)