The longest through hole I’v ever made / 最長の貫通穴(FSQ106-BINO用回転装置)

I have made the longest through hole through the axis of Duralmin column.It’s not for the illegal fire arm, but for the rotative mechanism of the FSQ-106 BINO on an equatorial mount.You will see how this part is installed in the rotative mechanism in the following articles.

 過去最長の貫通穴を施工しました。 違法な飛び道具の部品ではなく、赤道義用の回転装置(FSQ106-BINO)の部品です。これから徐々に詳細が明らかになりますので、ご期待くださいませ。^^  前回の物で規格化された回転装置は、鏡筒を中央の垂直プレートに固定するタイプでしたが、今回は鏡筒を水平置きするタイプでの合理的な方法(設計)が閃きました。

 前回(29日)の記事(水平回転軸の・・・)を撤回しないといけません。 ステン球の応用は今後の研究課題としますが、当面の対策としては、テフロン製のワッシャーで対処することに致しました。 (どたんばでの方針転換はいつものことです。^^;)



Aiming at another breakthrough on the Center Mount / 水平回転軸の改良(新型中軸式架台)

The test making of the stainless balls’ orbital groove is successfully done.It will promise the smoother horizontal turnings of the center mount.

 全体のスリム化と水平回転軸に対する重心のシフトを最小限にしたために、この度の新型中軸式架台では、スラストベアリングを省きました。 スラストベアリングを内蔵するには、水平回転軸をより細くするか、ドラムを大きくしないといけませんが、どちらも受け入れたくない事情があります。 それなら、水平回転ユニット自体をベアリングにすれば良いわけです。 ステン球が並ぶ丸溝を残材に施工してみました。 初めてでしたが、丸溝の加工が可能なことが分かったので、今度はステン球を調達して実験をしてみます。ステン球は隙間無くこの溝に並び、それぞれの球は互いにぶつかることなく自転しながら軸の周りを公転します。(この手の施工例は見たことがあるので、うまく行かないはずはないと思っています。)



Rail ring of the FSQ106-BINO on an equatorial mount / FSQ106-BINO用の軌道リング完成

This type of the rail-ring is the best and simplest choice for a binoscope to be loaded on an equatorial mount. Other approach must suffer serious unbalance in keeping the level, unless rather heavy counter weight is set on the bottom.

 赤道義に搭載するには、この軌道リングによる回転機構が最も理にかない、かつシンプルです。 WEB上では、ベースプレートが傾斜する限定的な回転で妥協する方法も見受けますが、機能を制限する割りにはアンバランス等の犠牲が大き過ぎます。



Innovative Eye-Focuser coming soon! / アイフォーカサーの決定版、発売間近!

After twist and turns of this decade, I have reached this way.It can be said that it is the revival of my original idea that I made nine years ago.

この10年間の紆余曲折を経て、このスタイルに帰結しました。 基本的な考え方は、すでに9年前に具現していましたが、より進化しています。最近試作した螺旋溝による回転ヘリコイドも優れてシンプルな解ではありますが、使い方等が必ずしも万人向きでない点と、回転してしまうこと自体のネックがございました。 9年前のプロトタイプは、通常ネジだったため、逆ネジペアにしてネジピッチを2倍に稼いでもリードが短すぎる(移動速度が遅い)のがネックでしたが、今回は直進ヘリコイドを外付けすることで十分なリードを確保しています。 写真はプロトタイプですが、製品はさらに7.5mmロープロファイル(最短高=68.5mm)になり、上部のブラケットを最小限まで小さくすることで、合焦ダイヤル(銀色のローレットリング)をつまみやすくします。 価格を含めた詳細は近日中にUPいたします。

ステレオタイプの呪縛(2009年5月26日の日記より)



Nothing but a nuisance!邪魔者を消せ!

The boss on top of the tripod is nothing but a nuisance except for loading with the eaquatorial mount.Cutting it off is the better solution than avert it with complicated adapters or processing the deep dent on the mount base.

 三脚架頭の突起は、対応赤道義を搭載する時以外は、”邪魔者”でしかありません。 この突起を気遣うために、搭載する架台やピラーのベースに複雑な加工を強いられるのは腹立たしいことです。(つまり、切除がベスト。) 突起の切除に着手した時刻が15時28分で、施工完了が15時34分、ちょうど6分で完了しました。(「ざまあ見ろ!」 といった感想です。^^;)



Number-3 of the 15cmF5-BINO, Version-915cmF5-BINO(V9),3台目完成

Number-2 is already sent, and this is the number-3 of the 15cmF5-BINO, Version-9.

 これは3台目のVERSION-9 です。2台目は本日発送しました。

 初期調整さえ不要だったのは、1,2台目と同じで、これで、設計、製作手順共に正解だったことを強く確信しました。 これで、従来型のBINOの一貫製作手法と決別できるわけで、今後はよりモデュール化を促進することが出来るわけです。

 250mmの延長ピラー(OPTION)を使用すると、三脚でも天頂まで向けられます。 クランプフリーで天頂までフルストロークで完全バランスを保っています。



Two Sets of the EMS-UXL completed (15cmF5-BINO)15cmF5-BINO(V9)2台分のEMS-UXLセット(大型ヘリコイド仕様)

It means two sets of 15cmF5-BINO are practically completed.

 EMS-UXLが2セット分完成しました。15cmF5-BINO(v9)が2台分、ほぼ完成したということです。1組をBINOに仮組み立てしてみましたが、最初の段階で、光軸は十分に通常調整範囲内に平行が出ていました。前回の成功が”まぐれ”ではなかったことが確認できたわけです。



90mm-Sleeve for the FTF-3.5inch focuser (APM105-BINO) / FTF-3.5inch(フェザータッチ3.5インチ)用の90φ差込用アダプター(90φスリーブ)

I had a hard time in making another thread because the diameter of the thread was proved to be larger than the former one, after finishing a pair of the thread parts with the gauge of a single FTF.The diameters of the end thread of the pair of the draw-tubes were different by as much as 0.5mm.

 昨日、右のフォーカサーをゲージにして(ゆとりを見て)90φスリーブ(アダプター)を1組(右と左用)作ったのですが、今日、念のために左のフォーカサーにそのアダプターを嵌めてみようとしたところ、嵌りません。 ノギスでドローチューブ末端の雄ネジ径を測ったところ、何と、左鏡筒用のそれが右用のよりも0.5mmも太いではありませんか。 ヘリカル加工のツール(加工用刃物)はすでに外していましたが、再度CNCフライスに装着して何とかZ座標を再設定し、ネジを切り直しました。(この場合も慎重に切り込み量を徐々に大きくして行く必要があり、その度にGコードを書き直さないといけません。)高級品でも、意外なことがあるものです。 以前にドイツにパーツを送った際にも、現地で嵌りにくかったことがありましたが、どうやら、この部分のネジサイズについては、製造元はあまり気を使っていないものと思われます。2インチ等の汎用部分の径が基準内に収まっていれば良し、としているのでしょう。 しかし、このハプニングで、ほぼ丸一日を無駄にしました。^^; (新たな教訓でした。)

 それと、これは以前に感心していたことですが、FTFの末端リング(問題のアダプター)の緩み止めのセットビスが非常にユニークな方法で施工されていることです。 機械の世界では普通のことでしょうが、少なくとも望遠鏡の部品については、独創的と言えると思いました。 タカハシ等では、セットビスは横から止めるようになっていて、時に相手のねじ山を傷めますが、このFTFの形式ですと、ネジ山を傷めることがないのと、またそれよりも優れた効果として、必要なら、末端接眼部の超微妙なスケアリング調整にも利用できるということです。 最初これを見た時には唸りました。もちろん、真似をしない手はありません。^^;(赤い矢印)



Key Grooves on the drawtubes (15cmF5-BINO) / ドローチューブへのキー溝(15cmF5-BINO)

Key grooves on the drawtubes of the slit clamp extension tubes are processed.

 鏡筒末端の伸縮機構(スリ割りクランプ式)のドローチューブへのキー溝加工(2台分)が完了しました。これと併用すべき新型のアイフォーカサー(OPTION)は某精密機械部品メーカーと協同開発中ですが、仕上がりは6月以降になります。(新型のアイフォーカサーは今までの数々の試作の決定版となるもので、全外注により、常備在庫を確保する予定です。 初期ロットは取り敢えず10台(BINO5台分)を確保いたします。)



Inner rings for 5-sets of the 15cmF5-BINO内蔵リング20個(5台分)(15cmF5-BINO)

(5台分)まとめて加工できるのはここまでで、ここから先の工程は当面組み立てる2台分(8個)に絞られます。(鏡筒径が一定していたら不要な苦労です。また、高級鏡筒であればフランジ等がねじ込みなので、ブラケットを間に挿入すれば、このリングは省けます。) (この部分に用いる内蔵リングです。)



Hybrid-BINO 観望記-1 (15cm Hybrid-BINO )

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 2014年 5月2日の夜
夕方、西の空で三日月が日々太るよ!と笑っています。…そうか日中の強い日差しからも空の透明度を察しておりましたがGWだし 明日は仕事休みだし星狩りに行こう!!マイカーに機材積込30分、行程1時間お気に入りのポイントに着きました。

 LX200前回遠征の時は対象を次々と導入したせいかシールドバッテリー電流をたちまち消費し作動が鈍くなる教訓を得 た為に今回は車のシガーソケットから電源を引きました。電源ON、セルフチェック完了後、先ずLOCAL(地方恒星時)とDATE(月日年の順) を確認~入力します。その後はマニュアルの手順ですが今はマニュアルを携行しなくても大丈夫に成りました。

 今回はhybrid 15cmBinoでの観察で春の星空で渇望していたNGC4565を真っ先に導入しました。するとBinoの 焦点距離877mmにアイピースの焦点距離38mm=23倍という割りには小さな小さな光芒の筋というかUFO か人の唇の様な 形にも見えます。近くのM104にも向けましたがこちらは少し厚みが感じられます。 しし座の銀河トリオ(M65,66,NGC3628)は時折空に流れてくるガスのせいでNGC3628は良く確認出来ませんでしたが過去に 12cmF5Binoで3態が寄り添う姿をハッキリ観ています。

 北斗七星周辺も見てみました。
渦を巻いている感じのわかる親子のM51、大きな面積を持った光芒のM101、銀河とフクロウ星雲のM108,97ペア、M81は輝く中心部か ら外側に取り巻く光芒、M82は細いノコギリの様な形のペアとして同視野に観れました。

 球状星団はブツブツのわかる大型のM3,13,22などを視野に納めました。
にわかに空一面、明るい星しか肉眼で見えなくなりガスが掛かって来ました。今夜は終わりかな~と一旦機材を撤収しましたが、 そうすると又晴れて来てどうしようか、せっかく(プチ)遠征に来たのに…思い直して再度機材を組み立てました。 今度は夏の星々が起き上がって来ました。

 夏の星々は天の川が流れているというのが良い。肉眼視でも双眼望遠鏡でも視野に星がいっぱい !!

 M27,57,NGC6992(網状), M8,20,17,16といった星雲系を狙います。
今回ナローバンドのフィルターがどんな風に効果が有るか検証しました。 2インチアイピースの片方にUHC、もう片方にOⅢを取り付けしてノーフィルター時と見比べをしました。

 フィルター無し(ノーマル)の場合、沢山の輝星~微光星を背景にして星雲がほわっーと見えます。
 ナローバンドフィルターを着けると確かに星雲部が浮き上がるというかディテールが出てる(M8,網状は凄い) というかバックグランドを暗くして星雲は相対的に明るくなる様な感じですが背景の恒星のピントの山がつかみづらく 微光星は輝きを失ないます。フィルターを着けたまま銀河や球状星団に向けましたがこちらは効果が無く只暗く成るだけ。

本来、口径の大き目の機材に向くのでしょうか!?
 しかしながら光学系、口径の大きさ以前に良好な星空の下で観ることが一番綺麗にみる要だと思いました。

5/03追記:
球状星団の見え方について
成る程、綿帽子というのは的確な表現かも知れません。粒々~ざらざらとかの表現 もありますが綿帽子の様です。

いわき市 佐藤正巳

管理者のコメント;

 前回、佐藤さんに15cmHibrid BINO のリポートをいただいてから、早 4ヶ月が経過し、最初の観望記をいただきました。 空の条件が今一だったようで残念でしたが、複数のEMS-BINOのご経験に基いたコメント はありがたく参考になります。また、複数のフィルター(ノーフィルター)の比較も、BINOならではで、大いに説得力のあるリポートになっています。

 「口径よりも空が大事・・・」とは、示唆に富んだコメントで、熱心な観測家の方々が異口同音におっしゃいます。 そう言えば、Cloudy Nights に投稿いただいたHommaさんが、SWAROVSKI-X95-BINOで馬頭を確認されています。  ということで、佐藤さん、今度は最高の空の下での観望記を期待しています。^^ ありがとうございました。



End flange of the 15cmF5-BINO-2 / 15cmF5-BINOの摺動ユニット外筒(2台分)-2

Two pairs of the end flange of the 15cmF5-BINO are completed. It also means two of the 15cmF5-Binosopes will soon be completed.

15cmF5-BINO(v9)のエンドフランジ(2台分)の加工が完了しました。 エンドフランジには、左用に12時、10.5時、9時、6時; 右用には12時、1.5時、3時、6時の方向にVIXENの標準アリミゾ台座が取り付くネジ穴を配置し、ユーザーサイドでのパーツ類のコーディネートをご支援しています。(実際、1号機の方は、木製の操作ハンドルを自作して取り付けられています。)

後は、EMSを仕上げ、アリガタと運搬用ハンドルを鏡筒にセットしたら2台の15cm-BINOの完成です。

開発中のヘリカルフォーカサーは、途中で発展的に軌道を修正し、全く新規なアイフォーカサーとして試作の最終段階を迎えています。詳細は、完成時点でのサプライズとして取っておきます。^^; (最終的に、直進ヘリコイドとなり、アイピースは31.7と2インチについて、通常の運用(アイピースには一切加工を施さない)が可能になります。)