Nexstar 8SE Mount arrived / Nexstar 8SE Mountが届きました。

Nexstar 8SE Mountが届きました。 予想以上にしっかりしています。 Webの情報では曖昧だったアリミゾクランプは、簡略なネジ押しではなく、ちゃんとした面押しになっていました。(右の写真の黄色い矢印) クランプノブを軽く締めただけで、VIXEN規格の標準アリガタを強力に把握します。 RS232Cケーブルもちゃんと附属していました。(販売店の営業方針から別売にしている場合もある)

さっそく、SkyFiをセットし、iPhone上のSkySafari3-Proで屋内シミュレートしてみましたが、単なる機械任せで無味乾燥なものだったはずのGoto架台の導入操作が、それ自体が実にスリリングで楽しい作業であり、Gotoでありながら、単なるGotoでない、全く別物に変貌していることを実感しました。 常に望遠鏡の目標をリアルな天空図上で把握しながら観察者が能動的にコマンドするので、Gotoでありながら、PushToに迫る臨場感と共に望遠鏡が制御できるのです。 この感覚を文章で表すのは難しいですが、このスタイルがこれからの観望手段に革命をもたらすことは間違いないと思います。 以下の動画は、SkyFiとは別のWIFIアダプターのデモですが、このようなことが出来るわけです。

http://www.youtube.com/watch?v=aeCRm3A2p3Q

ただ、この動画はプレゼンのプロが華麗に仕上げたようですが、観測家ではないようで、肝腎の、ターゲットカーソルが星図上を滑らかに這う映像が抜け落ちています。 私としてはそこをお見せしたいと思いました。携帯端末の画面上で、行きたい所をタップし、Gotoを押せば望遠鏡は素早くそこを目指し、高速で少し行過ぎてからまたスーっとゆっくり引き返して正確に目的地で止まります。 もちろん、マニュアル(PushTo)的に縦横斜めに動かすことも出来ます。どちらにしても、SkySafariの画面上には、あなたの望遠鏡の視点が常に表示されているわけです。